Tomcatサーバの同時実行数を確認、変更

  • 作成者:ayuan0625
  • 編集回数:12次
  • 最終更新:ayuan0625 于 2021-09-28
  • 一.概要

    ユーザが帳票にアクセスすると、サーバは一つのスレッドを割り当て、帳票を演算・処理します。

    アクセス人数が多く、帳票の演算量が多ければ、サーバのCPUのスレッドを同時に奪い合う人数も多くなります。

    それにより、サーバの応答速度が遅くなるため、サーバのスレッド数は、実際に合わせて設定する必要があります。

    二.解決方法

    1.設定方法

    スレッド数を制御するために、Tomcatサーバの設定を変更することが考えられます。

    %Tomcat_HOME%/conf/server.xmlのファイルを開き、Connector port="8080"....の行を見つけます。

    Connector   port = "8080"の後ろに、パラメータを追加してスレッド数を設定しますパラメータは次の通りです。

    パラメータ
    意味
    デフォルト値
    maxThreads
    Tomcatが起動できる最大スレッド数、つまり同時に処理できるタスク数
    200
    acceptCount
    Tomcatが最大スレッド数を達した後、待機状態に入ることができる最大リクエスト数。
    100

    この二つの属性の値を付け加えることで、Tomcatの既定の最大同時接続数を変更できます。さらに、acceptCountをmaxThreads以上の値にしてください。次は設定後の表示の例です。

    <Connector port= "8080" protocol="HTTP/1.1"
    connectionTimeout=                             "20000"
    redirectPort="8443" acceptCount="500" maxThreads="400" />

    2.注意事項

    Webサーバの最大接続数はまた、OS(オペレーティング・システム)のカーネル・パラメータによって制限されます。

    通常、Windowsが2000、Linuxが1000を最大同時接続数としています。

    そのため、最適な接続数をご提案することができません。

    FineReportを活用する実態に合わせて、調整やテストを繰り返してから、最も適切な設定値を見つけください。

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