1.概要
1.1 バージョン
サーババージョン | 機能変更 |
11.0 | - |
1.2 応用シーン
プルダウンツリーウィジェットには、階層ツリー構造のデータがあり、次の図に示すように、異なる段階間の関係を示すことができます。
1.3 実現方法
プルダウンツリーウィジェットは、一般階層別構築を使用して、データ定義画面で対応するデータセットを選択できます。実際にはFRの動的SQLであり、各SQLを帳票データセットとして定義する必要があります。一般階層別構築では、次のように定義されます。
段階変化1:データ辞書を使用して、ドロップダウンボックスの実際値と表示値を定義します。
段階変化2:段階変化1のデータに基づいてフィルタリングを行うには、データセットを定義し、データクエリによってデータセット定義の列を返す必要があります。データセット定義:SELECT フィールド FROM テーブル名 WHERE 段階変化1のフィールド = '${layer1}'
注1:layer1は段階変化1のノードの値を取ることを表し、段階変化3で呼び出すと、SELECT フィールド FROM テーブル名 WHERE 段階変化2のフィールド = '${layer2}' となり、ここでlayer1、layer2などは全てシステム変数であり、いずれも決まった書き方で、変更はできません。
注2:layer シリーズの変数はツリー構築にのみ使用でき、変数フィルタリングには使用できません。
2. 例
2.1 データ準備
データセット ds1 新規作成、全ての地域を検索し、SQL文は:SELECT 荷主地域 FROM 注文 where 荷主地域!=''、次の図に示すように:
データセット ds2 新規作成、第1階層layer1の値に基づいて荷主市町村を検索します。SQL文は:SELECT 荷主市町村 FROM 注文 where 荷主市町村!='' and 荷主地域='${layer1}' 、次の図に示すように:
データセット ds3 新規作成、レベルlayer1、layer2の値に基づいて荷主市町村を検索します。SQL文は:SELECT 荷主市町村 FROM 注文 where 荷主市町村!='' and 荷主市町村='${layer1}''and 荷主市町村='${layer2}'、次の図に示すように:
2.2 帳票設計
1)次の図のように、パラメータパネルにプルダウンツリーウィジェットをドラッグします。
2)属性>詳細>データ辞書を選択し、構築方式は一般階層別構築を選択し、各段階変化に対応するデータセットを選択します。
第1層では、データクエリを選択し、データセットはds1を選択し、実際値と表示値は荷主地域を選択します。次の図のように:
第2層では、データクエリを選択し、データセットはds2を選択し、実際値と表示値は荷主市町村を選択します。次の図のように:
第3層では、データクエリを選択し、データセットはds3を選択し、実際値と表示値は荷主市町村を選択します。次の図のように:
2.3 効果確認
2.3.1 PC端末
改ページプレビューをクリックすると、次の図のようになります。
2.3.2 モバイル端末
AppとHTML5端末の効果は次の図のようになります。
3.テンプレートダウンロード
クリックしてテンプレートをダウンロード:プルダウンツリー階層別構築.cpt