一.概要
1.応用シーン
帳票サーバーを起動した後、テンプレートを開いたり、帳票をチェックしたりする必要がなく、次に示すように、ブラウザのアドレスバーに帳票アクセスアドレス+エクスポートパラメータを入力すれば、帳票を他の形式のファイルにエクスポートすることができます。
2.機能説明
帳票プレビューのURLの後ろに直接&format=エクスポート形式を追加すれば、URLから直接帳票内容をエクスポートすることができます。
二.書式パラメータ値のエクスポート
様々なエクスポート書式に対応するパラメータ値は次の表に示す通りです。
形式 | カテゴリー | パラメータ値 |
---|---|---|
&format=pdf | ||
Excel | Xlsx形式に、改ページエクスポート | &format=excel |
xlsx形式に、標準エクスポート | &format=excel&extype=simple | |
xlsx形式に、1ページ1シートエクスポート | &format=excel&extype=sheet | |
xls形式に、改ページエクスポート | &format=excel&extype=page&isExcel2003=true | |
xls形式に、標準エクスポート | &format=excel&extype=simple&isExcel2003=true | |
xls形式に、1ページ1シートエクスポート | &format=excel&extype=sheet&isExcel2003=true | |
Word | &format=word | |
画像 | JPG形式に | &format=image&extype=JPG |
PNG形式に | &format=image&extype=PNG | |
GIF形式に | &format=image&extype=GIF | |
BMP形式に | &format=image&extype=BMP | |
テキストファイル | &format=text 備考:画像斜線などはエクスポート出来ません | |
SVG | &format=svg | |
CSV | &format=csv |
注1:2016-10-10前のJARファイルは、Excelファイルへエクスポートするとデフォルトでxlsになります。
注2:マルチシート帳票から指定シートをエクスポートする時、パラメータ値は次になります。
&sheets=[sheet序号] 、シートの番号は0から始まり、複数のシートをエクスポートする場合、番号をカンマで区切ります。例えば、sheet1をエクスポートする場合、次のようになります。&format=excel&sheets=[0]
sheet1とsheet2をエクスポートする場合、次のようになります。&format=excel&sheets=[0,1]
注3:パラメータパネルのボタンにJSを追加して現在の帳票のsessionidの値を取得し、URLに追加してExcelをエクスポートする時、ページ上の変更されたウィジェット値と、パラメーターパネルのウィジェットによってセルに渡された値をエクスポートする必要がある場合、エクスポートパラメーターは&format=excelではなくop=export&format=excelを使用する必要があります。
三.事例
1.ブラウザから直接エクスポート
http://localhost:8075/webroot/decision/view/report?viewlet=/入門デモ.cpt&format=excelイメージ図1.1の応用シーンに示すように、エンターを押すと、帳票内容をExcelファイルに直接エクスポートすることができます。
2.パラメータクエリ後にボタンでエクスポート
デザイナに組み込まれた%FR_HOME%\webroot\WEB-INF\reportlets\入門デモ.cptテンプレートを開くと、パラメータパネルにエクスポートボタンを追加します。クリックイベントを追加すれば、ボタンをクリックしてExcelをエクスポートすることができます。次の通りになります。
JavaScriptコードは次の通りです。
var REPORT_URL = '${servletURL}?GettingStarted.cpt&op=export&format=excel&sessionID=' + aaa;window.location = encodeURI(REPORT_URL);
テンプレートを保存してから帳票プレビューし、クエリ後にエクスポートボタンをクリックすればExcelにエクスポートされます。