一. 概要
テンプレート設定は、FineReportの学習プロセスにおける主要な難関です。FineReportテンプレート設定には、主に一般テンプレート設定、デシジョン帳票設定およびブロック帳票設定が含まれます。
FineReportの3つの設定モードは相互に補完し、さまざまな帳票に対するユーザーのニーズを完全に満たします。以下は各設定モードの欠点と利点を対比してみましょう。
一般テンプレート:FineReportの最も一般的かつ最も使用されている設定モードです。保存されるファイル形式はcptです。これは、セルの拡張と親子セルの関係によってテンプレート効果を実現できます。パラメータクエリ、書き込み、チャートの設計などに使用されますが、改ページプレビューでは、帳票の本体にウィジェットを表示することができなく、セル間が互いに影響を与え、独立を維持しがたい。
ブロック帳票:一般、1つのテンプレートに複数の独立したモジュールを表示する帳票に適用できます。
ダッシュボード:一般的にウィジェットの表示に適しています。保存されるファイル形式はfrmで、一般帳票の改ページプレビューではウィジェットを表示できないという問題を見事に解決します。同時に、ダッシュボードは自由にドラッグ&ドロップでき、ページサイズが自動調整することができ、携帯端末でよりよく表示されます。
二.一般帳票
一般帳票とは、cptサフィックスを持つテンプレートを指します。最も一般的に使用される設定モードであり、FineReportのデフォルト設定モデルです。一般テンプレート設定はセル設定モードであり、セル拡張によりセル間の親子セル関係に通じて、テンプレート効果を実現します。クイックアクセスツールバーの新規テンプレートボタンをクリックすることにより、空白の一般テンプレートを作成するか、又はファイル-一般帳票新規作成をクリックすることにより作成することができます(下図):
詳細については、一般帳票新規作成 を参照してください。
三.ブロック帳票
一般テンプレート設定のセル拡張は相互に影響を与えるため、内容をブロックで表示し、且つブロックが相互に影響を与えず、独立性を維持するには、ブロック帳票を利用することができます(下図):
詳細については、ブロック帳票新規作成を参照してください。
四.ダッシュボード
デシジョン帳票はウィジェットの表示に使用されます。frm形式として保存されます。FineReportのデシジョン帳票設定は、一般テンプレート設定は一般テンプレートでウィジェットを直接に表示できないという問題点を解決でき、デシジョン帳票設定モードにより、デシジョン帳票にウィジェットを直ちに添加することができます(下図):
詳細については、ダッシュボード新規作成をご確認ください。
五.インデックス
番号 | 内容 | 概要 | 学習用ファイル |
1 | 一般帳票 | 一般帳票設定は、帳票設定、パラメータ設定、チャート設定、書き込み設定の4つの部分に分かれています。 | 一般帳票新規作成 |
2 | ダッシュボード | デシジョン帳票を通じて、モバイル端末での自己適応、コンポーネント間の連動を実現します | ダッシュボード新規作成 |
3 | ブロック帳票 | 集合帳票とは、帳票に複数のモジュールが含まれ、各モジュールが独立した帳票またはチャートに類似しており、モジュール間が比較的独立しており、相互に影響を与えない帳票を指します。 |