一.概要
1.応用シーン
データテーブルに複数のフィールドが含まれている場合、これらのフィールドのデータはレポート形式にする必要があります。すべてのデータを同じ行に表示すると見にくくなりますので、帳票の読みやすさを向上させる自由帳票に作成することを推奨します。
2.機能説明
自由帳票は、データベーステーブルのレコードが同じ行ではなく、複数の行に分散されており、ブロック別またはページ別で表示されることを特徴とします。
例:各注文のデータを同じテーブルブロックの複数の行に表示し、異なる注文のテーブルブロックを垂直方向に展開します。下図の通りです:

二.事例
1.データの準備
データセットds1を作成し、SQL文SELECT * FROM Ordersを入力し、Orders表のすべてのデータを抽出します。下図の通りです:

2.帳票設定
1.下表の説明に従って、注文統計表のスタイルを設定します。
セル | 操作 |
|---|---|
A1~D2 | セルA1〜D2を結合し、タイトル「注文統計表」を記入し、フォントサイズ12、中央揃え、太字を設定します。 |
A3,A4,C4,A5,C5,A6,A7,C7 | フィールドのタイトル名:注文番号、発注日、発送日、顧客番号、顧客名、住所、到着日、金額を順次に記入します。フォントを左揃えに設定します。 |
B3~D3,B4,D4,B5,D5,B6~D6,B7,D7 | セルB3〜D3を結合し、B6〜D6を結合し、空白のセルに黒い下枠線を添加し、フォントを左揃えに設定します。 |
セルに黒い下枠線を追加する方法を次の図に示します。

注:ブラウザのモードによって、下枠線の表示効果が異なる場合があります。
Firefox、360、CheetahおよびSogouブラウザーは、互換モードで正常にプレビューできます。
Google、360、Cheetahブラウザーは、急速モードでプレビューする時、「顧客名」の下に下枠線を表示されます。
設定された「注文統計表」スタイルは下図のとおりです。

2.タイトルフィールドに従って、データセットの関連するデータ列をセルB3,B4,B5,B6,B7,D4,D5,D7の中にドラッグします(下図)。

3.セルB4、D4、B7を選択し、右側のプロパティパネルでセル属性-スタイル-テキストを選択し、書式を日付- yyyy-MM-ddに設定します(下図)。

4.セルD7を選択し、右側のプロパティパネルでセル属性-スタイル-テキストを選択し、書式を数字-#0.00に設定します(下図)。

3.親セル設定
セルA1,A3,A4~D7を選択し、右側のプロパティパネルでセル属性-展開を選択し、展開方向を垂直に、左親セルをB3に設定します(下図)。

三.プレビュー
1.PC端末
帳票を保存し、改ページプレビューをクリックします。1.2の通りです。
2.モバイル端末
App端末とHTML5端末は同様で、その効果を下図に示します。
モバイル端末で帳票を表示する方法について モバイル端末プレビューを参照してください。
