ドリル地図

  • 作成者:ayuan0625
  • 編集回数:24次
  • 最終更新:ayuan0625 于 2021-09-03
  • 一.概要

    1. ドリル地図は、国から県・省・州へ、そして県・省・州から都市までドリルする機能のことです。ドリル地図を作成するには、組み込みのGIS背景を使う必要があります。GIS背景の作成と編集については、GIS背景をご確認ください。

    2. ドリルチャートのスタイルと特殊効果の設定方法は、一般のチャートと一致していますので、本マニュアルでは、紹介しません。本マニュアルでは、主にドリル効果の実現について紹介します。

    二.ドリルエリア地図

    1.ドリルエリア地図を挿入する

    [挿入]-[フローティング要素]-[フローティンググラフ]-[ドリル地図]から、[エリア地図]を選びます。

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    地図の大きさを調整します。

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    2.地図データの準備

    省のデータと市のデータを、それぞれ用言います。

    省の名前は、必ずGIS背景での名前と一致いなければなりません。例えば、GIS背景での名前は「Anhui」ですから、データセットでは、「Anhui Province」ではなく、「Anhui」で保存しなければなりません。

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    市の名前も、必ずGIS背景での名前と一致いなければなりません。例えば、「Anhui」省の「Hefei City」市は、データセットでは「Hefei」ではなく、「Hefei City」で保存しなければなりません。

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    3.地図レイヤの設定

    まず、地図の境界とGISレイヤを設定します。[地図の境界]は、[China(Province)]にして、[GISレイヤ]は既定の[Mapbox]か、またはその他のスタイルを選択できます。

    次に、ズームレベルと中心点を設定します。すべて[自動]にすると、地図は自動で画面の中央に表示されます。

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    4.データの設定

    1.まず、ドリル階層の設定をします。[データ]で[ドリル階層]のラベルを選びます。右側のパネルに、地図境界China(Province)のすべてのレベルが表示されています。China(Province)の左にある三角形アイコンをクリックすると、このドリル階層が表示されなくなります。

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    階層数は、地図境界によって違います。このChine(Province)地図には2つの階層があります。2つの階層は、エリアで表示されています。第2階層のズームレベルは、自動または固定比率に設定できます。ここでは6にします。

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    2.[データ]のラベルに入ります。[基礎データ集計]と[各レベル個別指定]からデータの表示方法を選択できます。

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    ここでは[各レベル個別指定]を選びます。第1のドリル階層で省のデータを設定して、第2のドリル階層で市のデータを設定します。

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    5.ドリルの効果をプレビューする

    最初では、省のレベルでデータが表示されます。省をクリックすると、省の各都市のデータが表示されます。データのない都市は、灰色で表示されています。

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    6.データの設定と自動ドリル

    [データ]のラベルに入ります。[基礎データ集計]を選ぶと、都市のデータだけを設定することで済みます。省のデータは、システムから自動で市のデータを加算しますので、設定する必要がありません。

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    マウスをどれかの省に止めて、ズームインすると、自動で市レベルでのドリルに変わります。

    15.gif

    テンプレートのダウンロード

    Drill Down Map.cpt

    Automatic Drill Down Map.cpt

    三.ドリルポイント地図

    ドリルポイント地図は、ドリルエリア地図に類似しています。ただし、ドリルポイント地図はポイントで地理情報を表示しています。ドリルポイント地図は、GIS背景がなく、経緯度データだけ用意している場合に適しています。設置する際は、ドリル階層ごとの設定が必要です。

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    四.カスタムドリル地図

    カスタムドリル地図を利用すると、各レベルで違う表示スタイルを設定でき、ポイントからエリアへ、またはエリアからポイントへのドリルが可能になります。設定の方法は、普通のドリル地図と似ています。この節では、ドリルエリア地図と同じデータで、省から市へのドリルを実現します。

     

    1.ドリルエリア地図を挿入する

    [挿入]-[フローティング要素]-[フローティンググラフ]-[ドリル地図]から、[カスタム地図]を選びます。

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    地図の大きさを調整します。

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    2.地図レイヤの設定

    地図境界を[Chine(Province)]にして、[GISレイヤ]は[Mapbox]にします。ズームレベルと中心点は、[自動]に設定します。

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    3.データの設定

    [データ]で[ドリル階層]のラベルを選びます。第一のドリルレイヤのズームレベルは[自動]にして、表示スタイルは[ポイント地図]にします。第二のドリルレイヤのズームレベルは[6]にして、表示スタイルは[エリア地図]にします。

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    [データ]のラベルに入ります。データの表示方法は、[各レベル個別指定]を選びます。第一のドリルレイヤに省のデータを設定し、第二のドリルレイヤに市のデータを設定します。

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    4.ドリルの効果をプレビューする

    最初では、ポイント地図ですべての省を表示しています。どれかのポイントをクリックすると、その省のデータに入ります。省の都市ごとのデータは、エリア地図で表示されます。

    22(origin).gif

    テンプレートのダウンロード

    Custom Drill Down Map.cpt

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