ツリーマップ

  • 作成者:ayuan0625
  • 編集回数:29次
  • 最終更新:ayuan0625 于 2021-09-02
  • 一.概要

    1. ツリーマップは、階層関係を持つデータの占めている割合を表示し、各レベルごとの下位階層情報を確認できるチャートです。ルートノードから、チャートの空間は各階層の状況によって、複数の四角形に分割され、四角形の大きさがノードの数値を代表しています。そして、各階層の下位ノードは、最下位のノードまで、それに属する下位ノードの関係を表示することができます。

    2. ツリーマップは、階層関係を持っているデータに適しており、同レベルでの比較関係を分かりやすく表示できます。長所は、よりコンパクトで、限られた空間で各ノードの比重を含めて、より多くの情報を表示できることです。しかし、直感的、精確に表示することができなく、割合が非常に小さいノードは、見にくいことがあります。

    二.操作手順

    1.データの準備

    1.Excelファイルからファイルデータセット[iPhone]を新規作成します。下の画像の通りです。

    01.png

    iPhone.xlsx

    2.データをプレビューします。

    02.png

    2.チャートの挿入

    1.ここでは、フローティングチャートを例にします。フローティングチャートの挿入をご確認ください。

    • ポップアップ表示された[グラフタイプ]の画面で、左のコラムの[ツリーマップ]を選びます。

    • 右のコラムの[ツリーマップ]をクリックします。

    • [OK]をクリックすると、ツリーマップが挿入されます。

    03.png

     

    3.データのバインド

    1.ツリーマップのデータソースを以下のように設定します。

    • ツリーマップを選ぶ

    • 右側のパネルの[セル要素]をクリックします。[データ]をクリックします。

    • [データソース]は[データセットのデータ]にし、[データセット]は[iPhone]にします。

    2.データバインドの特殊設定項目は、以下の通りです。

    • インジケーター名:[スタイル]-[ヒント]でインジケーター名を選んだ場合、マウスを四角形に止めると、文字が表示されます。ここでは、Ratioに設定します。

    • 階層数:ツリーマップのドリル階層数を設定します。1~15の範囲で設定でき、既定では3となっています。数値は、下の[階層]での選択と合致しなければなりません。ここでは、2に設定します。

    • 階層:階層の数は、[階層数]の設定によります。ここでは、[Level1]を[time]にし、[Level2]をtypeとします。

    • 値:四角形が対応している数値です。数値によって、四角形の大きさが決められます。ここでは、Ratio設定します。

    • 集計タイプ:なし、合計、平均、最大値、最小値、個数から選ぶことができます。既定では[なし]となっています。

    04.png


    4.スタイルの設定

    1.汎用スタイル

    チャートをクリックして、右側のパネルで[スタイル]をクリックします。チャートには様々なタイプがありますが、大部分のスタイル設定項目は通用しています。詳しくは、チャートスタイルをご確認ください。本マニュアルでは、以下のように設定しています。

    • チャートタイトルの設定:

      • [タイトル]をクリックします

      • タイトルの[テキスト]を[ツリーマップ]にします。

    05.png

    • ラベルを追加します。

      • [ラベル]をクリックします。[ラベル]の表示を有効にします。

      • [コンテンツ]で[レベル名]と[値]を有効にします。

      • [レイアウト]-[位置]は、[上側]に設定します。

    注:ラベル有効となっていても、非常に小さい四角形は、ラベルが表示されないことがあります。

    06.png

     

    5.特殊効果の設定

    特殊効果に関する汎用の詳しい設定方法について、チャート特殊効果をご確認ください。

    6.効果をプレビューする

    スタイル設定が済んだツリーマップは下の画像の通りです。

    07.gif

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