一.概要
1.応用シーン
チャートの背景はチャートスタイル属性の設定項目であり、この設定項目によりチャートの背景の表示様態やスタイルが変更できます。
同一のチャートには4つの異なる領域があります。
チャートエリア全体(黒い枠で囲まれる範囲)
プロットエリア(淡い灰色で示される範囲)
タイトルエリア(ピンク色で示される範囲)
凡例エリア(淡い黄色で示される範囲)
スタイルをクリックすることにより、これら4つの領域の枠、背景、およびその他の属性をそれぞれ設定できます。下図を参照してください:
2.機能の説明
チャートのスタイル-背景には、チャートエリアとプロットエリアの設定が含まれます。
2.1.チャートエリアの設定
チャートエリアの設定に次の図に示されるように、枠と背景の2つの設定項目が含まれています。
2.2.プロットエリアの設定
枠、背景、グリッド線、アラートライン、間隔背景の五つの設定項目が含まれています(下図)。
二.チャートエリア
1.枠
枠スタイルでチャートエリアの最も外側に枠を追加したり、枠の色を設定したりすることができます。
チャートを選択し、「スタイル>背景>チャートエリア」で枠を設定できます。
線型:なし、細、中、太の4種類の線型を設定できます。
色:枠線の色を設定できます
丸角:枠の四隅の角度を設定できます
このように、プロットエリアの枠を設定します。既定では、枠線には丸角がついています。
チャートエリアの枠の設定をプレビューすると、下図のようになります:
注:チャートの枠を設定する場合は、セルのインデントを取り消す必要があります。そうしなければ、枠を完全に表示できません。
そうでなければ、右の枠線が正しく表示できないことがあります。
注1:チャートのタイトルエリア、凡例エリア、アラートラインがチャートエリアの枠と重なっている場合、チャートエリアの枠が下位のレイヤーに表示されます。
注2:チャートのラベル、プロット、座標軸、データテーブルがチャートエリアの枠と重なっている場合、チャートエリアの枠が上位のレイヤーに表示されます。
2.背景
チャートエリアに対して、背景の塗りつぶし、不透明度、影を設定できます(下図)。
塗りつぶし:背景なし、色、画像、グラデーションカラーの4つの設定項目が含まれています。
不透明度:背景の透明度を設定できます。設定値は0-100、0は完全に透明、100は不透明を意味します。
影:シャドウ効果をオンにするかどうかを設定できます。デフォルトではオフになっています。
例:チャートに水色の背景色を追加し、透明度を20%に設定します。チャートエリアの背景設定をプレビューすると、下図のようになります:
3.注意事項
frmテンプレートのチャートブロックの「チャートエリア」の背景は、コンポーネント「属性」で設定できます(下図)。
注:これは、間もなくサポートされなくなる機能です。
三.プロットエリア
プロットエリアのスタイル設定は、枠、背景、グリッド線、アラートライン、間隔背景の5つのカテゴリに分けられます。枠と背景の設定はチャートエリアの設定と同じであるため、ここで説明を省略します。以下にグリッド線、アラートラインと間隔背景を詳しく説明します。
1.グリッド線
グリッド線は、帳票のプレビュー時にチャートの背景のグリッド効果を示します。グリッド線は「横」と「縦」の2種類を設定でき、線型は実線または点線を選択でき、線の色をカスタマイズできます。下図の通りです:
グリッド線をプレビューすると、下図のようになります:
2.アラートライン
次の図に示すように、参照標準や目標値としてアラートラインを設定します。
アラートラインを設定します:
アラートラインをプレビューすると、下図のようになります:
1.アラートラインの設定:
位置:X軸またはY軸
値:アラートラインの値を指し、数式を入力します
線型:「実線」または「点線」を選択できます
色:枠の色を設定できます
2.プロンプトテキストの設定:
位置:アラートラインの左側または右側に表示されます
内容:式により内容を入力できます
フォント:フォントタイプを選択できます
サイズ:フォントのサイズを設定できます
色:フォントの色を設定できます
3.間隔背景
横軸と縦軸のグリッド線に基づいて、プロットエリアに間隔背景を追加できます。
チャートの属性パネルで[スタイル>背景>プロットエリア]をクリックし、デフォルトとして間隔に横を、背景に緑色を設定します。
プロットエリアの設定:
プロットエリア間隔の設定をプレビューすると、下図のようになります:
縦の設定は横の設定と同じです。各間隔の背景を個別に設定する必要がある場合は、カスタマを間隔背景の設定方法として選択できます。