一.概要
1.応用シーン
チャートの最大値と最小値を、特別な値(異なる色を設定するなど)で表示します
縦棒グラフの後部の棒を他の色に設定します
縦棒グラフでは、0を超える値が赤に、0未満の値が緑に表示させます
組み合わせグラフの折れ線グラフと縦棒グラフを、2つの異なる色で表示します
縦棒グラフの最後部の棒を点滅効果に設定します
2.機能エントリ
チャートを選択し、属性パネルで特殊効果-条件表示-条件の追加を選択してから、条件属性を追加します。
注:条件属性間に衝突が発生した場合は、最下部の条件属性に準じます。
3.機能説明
チャート条件表示は、12の条件属性をサポートしています:画像塗りつぶし、不透明度、データポイントのヒント、配色、フローティング色、フラッシュ動画、枠の書式、ラベル、傾向線、線のスタイル、バブル、ノード。
注1:一般帳票とダッシュボードはチャートの条件表示を設定できます。
注2:メーターに条件表示機能がありません。
二.属性の説明
1.画像の塗りつぶし
画像を使用して系列または分類が対応するグラフを塗りつぶすことができます。下図に示されるように、縦棒グラフの4つの棒に異なる画像を塗りつぶすように設定されます。
フロントエンドでの表示効果は下図の通りです:
詳しい内容は、系列背景画像カスタマイズをご参照ください。
2.不透明度
系列または分類に対応するグラフの透明度を変更できます。値が小さければ小さいほど、不透明度が高くなります。次の図に示すように、縦棒グラフの最初の棒の不透明度を40に設定します。
フロントエンドでの表示効果は下図の通りです:
3.データポイントのヒント
特定の系列または分類に対してカスタムデータポイントヒントを個別に設定できます。下図に示されるとおり、最初の分類に対応するデータポイントヒントをカスタマイズし、その他の分類はデフォルトのヒントです。
フロントエンドでの表示効果は下図の通りです:
4.配色
特定の系列または分類に対応するグラフに配色をカスタマイズでき、ソリッドカラーやグラテーションカラーを設定できます。下図に示されるとおり、最初の分類に対応する棒のグラデーションカラーをカスタマイズし、その他の分類はデフォルトの配色を表示されます。
フロントエンドでの表示効果は下図の通りです:
配色を設定することにより変更することもできます。たとえば、折れ線グラフのデータが特定の値よりも大きいか小さい場合、別の色が表示されます。
フロントエンドでの表示効果は下図の通りです:
5.フローティング色
カーソルが特定の系列や分類に対応するグラフに合わせる場合の表示色をカスタマイズできます。次の図では、縦棒グラフの最初の分類に対応する棒のフローティング色をオレンジ色にカスタマイズされ、その他はデフォルト値を表示されています。
フロントエンドでの表示効果は下図の通りです:
6.フラッシュ動画
系列または分類に対応するグラフに対してフラッシュ効果を設定できます。次の図では、縦棒グラフの最初の分類に対応するグラフにフラッシュ動画効果を追加されています。
フロントエンドでの表示効果は下図の通りです:
詳しい内容は、チャート点滅動画カスタマイズをご参照ください。
7.枠のスタイル
系列や分類に対応するグラフの枠をカスタマイズでき、下図では、縦棒グラフの最初の分類に対応する棒の線型、色、丸角を変更されます。
フロントエンドでの表示効果は下図の通りです:
8.ラベル
特定の系列や分類のラベルをカスタマイズできます(下図参照)。
フロントエンドでの表示効果は下図の通りです:
9.傾向線
特定の系列に傾向線を個別に設定できます。次の図では、縦棒グラフには飲み物とデザートの2つの系列があり、飲み物に対応する傾向線のみが追加されています。
注:線のスタイルは、実線または点線の選択をサポートしています。
フロントエンドでの表示効果は下図の通りです:
10.線型
特定の系列に線型を個別に設定できます。次の図では、折れ線グラフの系列一の線型を点線に変更されています。
注1:線型は、実線または点線の設定をサポートしています。
注2:線型属性を利用できるチャートには、折れ線グラフ、レーダーチャート、面グラフ、散布グラフ、組み合わせグラフがあります。
フロントエンドでの表示効果は下図の通りです:
11.バブル
バブルチャートの固有の条件属性を使用して、特定の系列のバブル直径間隔をカスタマイズできます。次の図では、バブルチャートの系列1の直径に固定間隔を設定します。
フロントエンドでの表示効果は下図の通りです:
12.ノード
樹形図の固有条件属性であり、特定のノードのスタイルをカスタマイズできます。次の図では、ルートノードの半径、枠線の幅、色をカスタマイズされています。
フロントエンドでの表示効果は下図の通りです: