一.概要
1.応用シーン
帳票の双方向性を強化するため、チャートのインタラクション属性は、フルスクリーン表示、ズーム、モニタリング更新、動画、エクスポートなどの機能を提供し、帳票のエクスペリエンスを向上させています。
次の図に示したインタラクション属性はそれぞれ、モニタリング更新、フルスクリーン表示、フルスクリーン表示のキャンセル、ソート、エクスポート、およびハイパーリンクとなります。
2.機能案内
チャートのインタラクション属性は、チャートの特殊効果にある設定項目です。下の図に示すように、6つの属性が含まれます。
二.属性案内
1.ツールバー
フロントエンドでプレビューする場合、チャートの右上隅に表示されるツールバーには次のものが含まれます。
ソート:チェックを入れると、ツールバーにソートボタンが表示され、ソート機能を実現できます。チェックを外すと、同機能は起動されません。
画像エクスポート:チェックを入れると、ツールバーに画像エクスポートボタンが表示され、チャートを画像の形式でエクスポートできます。チェックを外すと、同機能は起動されません。
フルスクリーン表示:チェックを入れると、ツールバーにフルスクリーン表示ボタンが表示されます。クリックすると、チャートをフルスクリーンで表示できます。チェックを外すと、同機能は起動されません。
メニューに入れる:チェックを入れるとツールバーを隠すことになり、チェックを外すとツールバーを直接表示させます。
注1:ソート、画像エクスポート、フルスクリーン表示のチェックを同時に外した場合、ツールバーが表示されないようになります。
注2:モバイルHTML5とアプリでは、ソートのツールバーしかサポートしません。その他のツールには対応できません。
2.動画アニメーション
チャートの動画エフェクトを起動するかどうかを選択できます。デフォルトでは有効になっています。
3.座標軸
チャートの座標軸を反転させることができます。デフォルトでは無効になっています。
注:バブルチャート、散布図、折れ線グラフ、横棒グラフ、縦棒グラフ、組み合わせグラフ、面グラフのみ座標軸の反転機能をサポートします。
4.チャートズーム
チャートズーム機能はウィジェットズームとジェスチャーズームの二種類の形式に対応します。デフォルトではズーム効果が無効になっています。詳しい設定方法はチャートをズームするをご参照ください。
注:バブルチャート、散布図、折れ線グラフ、横棒グラフ、縦棒グラフ、組み合わせグラフ、面グラフ、地図、ヒートマップ、ドリル地図、樹形図、ワードクラウドのみチャートズーム機能をサポートします。
5.モニタリング更新
モニタリング更新を使うか選択できます。この機能を有効にした場合、時間間隔を設定できます。
注:チャートのデータがセルのデータに由来する場合、チャートは自動更新に対応できません。折れ線グラフ、面グラフ、散布図、バブルチャート、ポイント地図、またはビッグデータモードを有効にした場合、自動データヒント属性の設定はグレーで表示され、設定できなくなります。
6.ハイパーリンク
チャートにハイパーリンクを設定します。チャートをクリックするとリンク先にジャンプします。
注1:ダッシュボードのハイパーリンクとcptテンプレートのハイパーリンクオプションは若干異なります。ダッシュボードには現在のダッシュボードオブジェクトが設定できます。
注2:セル要素チャートを使用する場合、ハイパーリンクは必ず セル要素-特殊効果という順で追加してください。セルに直接ハイパーリンクを追加すると、チャートをプレビューすることができなくなります。