一.概要
1.バージョン
帳票サーババージョン | 機能変動 |
11.0 | - |
11.0.17 | 新規作成操作項目の順序調整 元の順序:一般帳票>ブロック帳票>ダッシュボード>可視化カンバン 現在の順序:一般帳票>可視化カンバン>ダッシュボード>ブロック帳票 |
11.0.19 | [ダッシュボード新規作成]、[ブロック帳票新規作成]の操作の入り口が[新規追加テンプレート]の中に調整される |
2.機能紹介
FineReportデザイナのメニューバーの[ファイル]の下には、テンプレートの一般的な操作と設定項目があります。次の図に示すように、本節では、[開く]、[新規作成]などの一般的な操作について説明します。
二.新規作成
FineReportデザイナが一般帳票、可視化カンバン、ダッシュボード、ブロック帳票の新規作成をサポートしています。
1.一般帳票新規作成
[ファイル]-[一般帳票新規作成]をクリックし、一般帳票を新規作成します。1つの一般帳票には任意の数のsheetを含めることができます。各sheetは一般帳票またはブロック帳票にすることができます。次の図に示すように:
2.可視化カンバン新規作成
デザイナの左上にある[ファイル]-[可視化カンバンを新規作成]をクリックし、「空白カンバンを作成」または「テンプレートからカンバンを作成」を選択します。
1)空白カンバンを作成
可視化カンバンの名称とキャンバスのサイズを設定できます。キャンバスのサイズは、[常用サイズ]と[カスタムサイズ]をサポートしています。次の図に示すように:
・常用サイズ:HDスクリーン(1280 * 720px)、VHDスクリーン(1920 * 1080px)、2Kスクリーン(2560 * 1440px)、ウルトラワイルドスクリーン(4864 * 1294px)
・カスタムサイズ: キャンバスの幅と高さを手動で入力できます。単位はpxで、幅と高さの範囲は300‐50000px です。
2)テンプレートからカンバンを作成
V1.12.0または以降のバージョンのプラグインでは、テンプレートを新規作成する際に「テンプレートからカンバンを作成」を選択できます。[自分のリソース]または[オンラインリソース]内のテンプレートを選択し、FVS可視化カンバンを素早く作成することができます。
3.ダッシュボード新規作成
1)[ファイル]-[新規追加テンプレート]-[ダッシュボード新規作成]をクリックし、ダッシュボードを新規作成し、新規テンプレートの画面をポップアップします。次の図に示すように:
2)ユーザは実際のニーズに応じて[簡潔効果]または[実際の効果]を選択することができます。次の図に示すように:
レイアウト方式のおすすめ詳細については、「ダッシュボードレイアウト方式」を参照してください。
3)ユーザは実際のニーズに応じて[2-4モジュール]、[5-7モジュール]、[複数モジュール]を選択できます。次の図に示すように:



4.ブロック帳票新規作成
[ファイル]-[新規追加テンプレート]-[ブロック帳票新規作成]をクリックし、ブロック帳票を新規作成します。1つのブロック帳票に複数のsheetを含めることができます。次の図に示すように:
三.ファイルを開く
デザイナ内でテンプレートを開くには、直接にテンプレートディレクトリでのテンプレートをクリックして開くことができ、メニューバーでの[ファイル]-[開く]またはメニューバーでの[ファイル]-[最近使ったアイテム]機能を利用することもできます。開いた後、テンプレートの設計画面が表示されます。
デザイナの運行が重くなることを減らすため、テンプレートを開く際に、ロード時間がかかり過ぎる場合、「ロード中」の状態に入り、デザイナの一部のツールが使用不可になります。次の図に示すように:
開くのに失敗すると、ポップアップで「ロード失敗」というメッセージが表示されます。次の図に示すように:
1.開く
[ファイル]-[開く]を選択すると、次の画面がポップアップされます。
1.1帳票作業ディレクトリにあるテンプレートを開く
帳票作業ディレクトリは、デザイナが現在ログオンしている環境のディレクトリです。
1.2他のディレクトリにあるテンプレートを開く
Cドライブ、Dドライブ、Eドライブ、Fドライブなど、他のディレクトリに保存されているテンプレートを開きます。
1.3Excel ファイルを導入してテンプレートを生成
Excelテーブルを導入して既存のフォームをテンプレートに直接変換します:
Excelを導入する際には、上図の通りで、ファイルのタイプをExcelソースファイルタイプに変更する必要があります。デザイナではExcel 2003およびExcel 2007の導入をサポートしています。
注意:リモート接続際には、[ファイル]-[開く]をクリックしてもExcelファイルが表示されないため、Excelの導入はサポートされていません。
2.最近使ったアイテム
[ファイル]-[最近使ったアイテム]を選択すると、最近開いたテンプレートが表示され、最近使ったテンプレートを素早く開くことができます。次の図に示すように:
3.閉じる
[閉じる]をクリックすると、現在のウィンドウの下にあるテンプレートが閉じます。
四.保存
テンプレートを保存する場合、テンプレートの保存ツールボタンをクリックすることができ、メニューバーでの[ファイル]-[保存]または[ファイル]-[名前を付けて保存]を通じて保存することもできます。
デザイナの運行が重くなることを減らすため、保存をクリックした際に、ロード時間がかかり過ぎる場合、「ロード中」の状態に入り、デザイナの一部のツールが使用不可になります。次の図に示すように:
保存に失敗すると、ポップアップで「保存失敗」というメッセージが表示されます。次の図に示すように:
1.保存
テンプレートを作成した後、メニューバーでの[ファイル]-[保存]を選択して保存します。もし初めて保存する場合、保存ディレクトリ画面がポップアップ表示されます。次の図に示すように:
保存したいディレクトリを選択し、[ファイル名]をカスタムに設定し、[保存]ボタンをクリックし保存します。もし初めて保存するのではなく、直接に保存ボタンを押せばいいです。
注意:Ctrl+Sショートカットキーで直接保存できます。
2.名前を付けて保存
メニューバーでの[ファイル]-[名前を付けて保存]を選択すると、名前を付けて保存するためのディレクトリの画面がポップアップされます。名前を付けて保存したいディレクトリを選択し、[ファイル名]をカスタムに設定して、保存ボタンをクリックして保存します。次の図に示すように:
五.エクスポート
メニューバーでの[ファイル]-[エクスポート]を選択すると、現在編集されているテンプレートを異なる書式でエクスポートできます:
Excel書式、PDF書式、Word書式、SVG書式、CSV書式、テキストファイル、テンプレート(ビルトインデータ)。

PDFなどの書式を選択し、テンプレートに変数がある場合は、まず変数入力ボックスがポップアップされます:
変数値を入力した後、[確定]をクリックし、保存パスを選択して保存し、最終的に「エクスポート成功」というメッセージが表示されます。次の図に示すように:
1.Excel書式でエクスポート
デザイナ内でExcel書式でエクスポートする場合、3種類の異なる方式でエクスポートすることができます。以下の通りです:
改ページエクスポート、標準エクスポート、1ページ1シートエクスポートの区別については、「Excelエクスポート」を参照してください。
2.テンプレート(ビルトインデータ)でエクスポート
テンプレート(ビルトインデータ)とは、データを直接テンプレートの中に保存するものです。このようにテンプレートを送信して修正を行う場合、データを閲覧するのが比較的便利で、再度データベースを添付する必要がありません。