一.概要
ブラウザがレポートページに及ぼす影響は無視できるものではなく、ブラウザの応答スピード、新しいHTML及びウェブページの新要素に対する識別性も、すでにブラウザ評価の基準となっています。
二.テストツール紹介
FineReportは、JavaScript、CSS、Html5などの主流技術へ依頼する傾向を見せています。本マニュアルは、JetStream 2、MotionMark及びSpeedometerにより各ブラウザの性能をテストしています。
| ツール | テスト内容 | 詳細説明 | 評判基準 |
|---|---|---|---|
| JetStream 2 | JavaScript 及び WebAssembly 基準テスト | 最先端のWebアプリケーションに焦点を当てる ブラウザの起動速度、コードの実行速度、スムーズな稼働維持をテスト | 得点が高いほうがいい |
| MotionMark | 図形基準テスト | 複雑なシーンで、設定されたフレームレートでのアニメーション処理能力をテスト ブラウザの機能を測定するために使用されます | 得点が高いほうがいい |
| Speedometer | ブラウザ応用時間基準テスト | ユーザの実際操作をシミュレートすることで、Webアプリケーションの応答時間をテスト | 得点が高いほうがいい |
三.テストデータ
| ブラウザ | バージョン | JetStream 2 | MotionMark | Speedometer |
|---|---|---|---|---|
| Chrome | 81.0.4044.122 | 106.085 | 33.92± 30.89% | 77.8± 0.85 |
| Edge(Chromiumに基づく) | 81.0.416.64 | 105.253 | 16.45± 109.47% | 77.1± 2.9 |
| Firefox | 75 | 60.913 | 19.27± 34.59% | 66.2± 4.8 |
| IE | 11 | 不合格 | 不合格 | 不合格 |
四. 結論
診断データから分析すると、現在の主なブラウザのうちChromeの性能が最も優れており、Edgeがそれに次いでいます。両者はいずれもBlinkカーネルに基づいています。
FirefoxはJetStream 2のテストではChromeとEdgeには及ばなかったが、他の2項目のテストはいずれも後者に迫っていました。
IE11はわりと古いブラウザなので、3項目のテストにいずれもパスできませんでした。実際のテスト環境において、IE11のプレビューテンプレート、レポートなどの性能パフォーマンスはChromeに遥かに及びませんでした。
以上のように、ブラウザの総合的な性能とFineReport製品アーキテクチャを考慮した場合、Chromeブラウザの最新バージョンを使用することをお勧めします。