一.概要
データ量が非常に多く、万レベルに達すると、グラフの読み込みが遅くなり、表示効果も悪化します。フロー地図(下の画像)の通りです。
FineReportは、ビッグデータモードを提供しまており、データ量が多い場合に、グラフの表示効果を最適化し、表示速度を高めています。下の画像の通りです。
二.例示
1.データの準備
一般帳票を新規作成し、ファイルデータセットFile1を作成します。下の画像の通りです。
File1ファイルには、起点と目的地の情報が記録されています。
2.チャート挿入
下の画像の通り、複数のセルを結合し、セルA1にフロー地図を挿入します。
3.データのバインド
下図に示すように、グラフのデータコラムに入ります。データソースはデータセットFile1を選択し、地理情報に緯度経度測位を選択します。起点経度、起点緯度、起点エリア名、終点経度、終点緯度、終点エリア名を設定し、[系列名を使用]にフィールド名を選択してください。
4.スタイル-系列の設定
次の画像に従って、系列の配色計画、曲線を設定します。その後、ビッグデータモードを有効にします。本マニュアルでは、線の幅を最小値0.5に設定していますが、自由に変更することができます。
5.プレビュー
帳票を保存し、改ページプレビューをクリックします。グラフの効果は下図の通りです。