一.概要
パラメータがたくさんある場合は、テンプレートを開くたびに、各パラメータを逐一に選択してクエリを実行するのは非常に面倒です。ほとんどの場合、ユーザーが使用するパラメーターの組み合わせは変わりません。したがって、FR 11.0では、過去のパラメータの組み合わせを保存すると同時に、パラメータの組み合わせを自動的に判断して推奨することができます。
二.検索条件を使用する
テンプレート:%FR_HOME%\webroot\WEB-INF\reportlets\入門デモ.cptを開く
次の図に示すように、パラメータパネルの編集状態に入るには、属性パネルで検索条件を使用にチェックを入れます。

管理者や一般ユーザーなどが管理ポータルにログインした後にテンプレートをプレビューすると、次の図に示すように、検索条件の組み合わせを設定できます。

注:パラメータの組み合わせを表示させるには、管理ポータルにログインしなければなりません。各ユーザーは、自分で設定したパラメータの組み合わせに対応しています。
1.新しいパラメータの組み合わせを保存する
パラメータ(地域:関東)を設定し、検索条件保存をクリックすると、ダイアログボックスが表示され、検索条件名を入力してOKをクリックすると、パラメータの組み合わせが保存されます(下図を参照)。

保存すると、下図のようになります。

注:ユーザーごとに、テンプレート一つに保存できるパラメーターの組み合わせ(自動推奨を含む)は最大9つまでです。9つを超えると、アラームがポップアップ表示されます。
2.元パラメータの組み合わせを変更する
組み合わせ1を選択し、地域を関西に変更します。検索条件保存をクリックすると、ダイアログボックスが表示され、保存をクリックします(下図を参照)。

3.並べ替え
次の図に示すように、ドラッグして並べ替えることができます。

4.削除
次の図に示すように、組み合わせを選択し、削除をクリックし、確認します。

5.名前を変更する
次の図に示すように、組み合わせ名をダブルクリックし、パラメータの組み合わせの名前を変更します。

三.スマート推奨
ユーザーの操作履歴(使用されたパラメーターの組み合わせ(fine_record_paramテーブルに格納されている))によって、デフォルトでは過去7日間の履歴(使用回数がトップ2位に占める、過去7日間に7回利用されたもの)が推奨されます。
注:既に保存された組み合わせは二度と推奨されません。
四.対象となるテーブル
1.FR_P_FAVORITE
さまざまなユーザーによって保存されたパラメーターの組み合わせをFineDBのfine_param_templateに保存します(下表を参照)。
| フィールド | 意味 | 
| templateid | テンプレートID | 
| username | ユーザー名 | 
| tpgroup | パラメータの組み合わせ | 
Tpgroupは、JSONを使用して、暗号化された推奨パラメーターの組み合わせ情報を格納します。復号化後は次のようになります。
{
    name: 'xxx',
    data: {
        id1 : 'value1',
        id2 : 'value2',
        ...
        id9 : 'value9'
    }
}
name:推奨されるパラメーターの組み合わせの名前
id:ウィジェットid
value:実際の値
注:data内のデータの順序には意味があります。前に並べ替えるほど、よく使用され、画面の前部に配置されます。
2.FR_PHISTRECORD
さまざまなユーザーの操作履歴詳細をLogDBのfine_param_templateに保存します(下表を参照)。
| フィールド | 意味 | 
| templateid | テンプレートID | 
| username | ユーザー | 
| pgroup | パラメーター(値は配列で表示されます:パラメーター1:パラメーター値、パラメーター2:パラメーター値) | 
| time | 記録時間 | 
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