一.概要
一部の数値データを処理する時、下図のように、先頭で0を追加または削除したい場合があります。
二.考え方
書式、計算、数式など、さまざまな方法を利用して解決します。
三.0を追加する方法
1.書式で0を追加する
スタイル-テキスト-書式で数字を選択し、下の入力ボックスに#00000000を入力します。0の個数は、補足されたあとの桁数を意味します。
2.式1により0を追加する
式にFORMAT(セル、"#00000000")を入力します。
3.式2により0を追加する
式month()またはday()を使用する場合は、月や日が一桁だとすれば、一桁だけが表示されます。1月9日を例えとしてあげると、01月09日ではなく1月9日として表示されます。ここでは01又は09にする方法について説明します。
concatenate()により、取得した月の前に0を結合し、次にrightを使用して右側の2桁をインターセプトしてください。具体的な式は次のとおりです。
月の式:right(concatenate('0',MONTH(today())),2)
日の式:right(concatenate('0',day(today())),2)
四. 0を除去する方法
1.書式で0を除去する
スタイル-テキスト-書式で数字を選択します。
2.数式で0を除去する
1.FORMAT( )式:FORMAT(オブジェクト, "#0")
2.SUM( )式:SUM(オブジェクト)
3.AVERAGE( )式:AVERAGE(オブジェクト)
4.MAX( )式:MAX(オブジェクト)
5.MIN( )式:MIN(オブジェクト)
注:展開されるデータでは、2〜5の式を使用しないでください。値が変わる可能性があります。
3.計算で0を除去する
1.加算:オブジェクト+0、例:= A2 + 0
2.減算:オブジェクト-0、例:= A2 - 0
3.乗算:オブジェクト*0、例:= A2 * 0
4.除算:オブジェクト/0、例: = A2 / 0