一.概要
拡張チャート-縦棒類では、アーチ形の縦棒を使って、比較をより簡単にしています。
二.操作手順
1.チャートの挿入
[挿入]-[フローティング要素]-[グラフ]から、[拡張グラフ]-[縦棒類]を選びます。

チャートの大きさを調整します。

2.データの準備
データベースクエリーのデータソース[ds1]を新規作成します。テーブル[Sales_Volume]をクエリー画面にドラッグします。

3.チャートのデータを設定
1.下記の画像の通り、データを設定します。[集計タイプ]は、[合計]に設定します。選別方法は[順序]にします。数値が大きいほど、円心より遠い位置に表示されます。

2.効果をプレビューします。

3.選別方法が[逆順]の場合、数値が小さいほど、円心より遠い位置に表示されます。

4.選別方法が[オリジナル]の場合、先に読み取られたデータが、円心より遠い位置に表示されます。

4.タイトルを設定
[スタイル]-[タイトル]に入ります。タイトルは「Sales Volume」に設定します。タイトルの背景を[白]に設定し、背景不透明度は[30]にします。

2.効果をプレビューします。

5.ラベルを設定
[ラベル]に入り、[分類名]と[値]を有効にします。それぞれの書式をカスタマイズできます。

効果をプレビューします。

6.チャートスタイルを設定
[グラフ]に入ります。プルダウンツリーのスタイルを[既定]、[自動勾配]、[カスタマイズ勾配]から選択できます。本マニュアルでは、[自動勾配]にします。

2.[既定]スタイルの効果をプレビューします。


3.[カスタマイズ勾配]に設定すると、グラデーションの両端の色を設定できます。


7.分類間隔を設定
1.分類間隔は、アーチ形縦棒の間隔です。本マニュアルでは、既定設定の38にしています。

2.分類間隔を小さく設定すれば、縦棒間の距離少なくなります。


8.内径を設定
1.直径を占める内径の比例を設定できます。

2.内径が小さくなると、アーチ形の縦棒がより大きな空間を占めることができ、縦棒の幅も大きくなります。


9.数値軸の設定
1.[数値軸]に入ります。既定では、[カスタマイズ最大値]と[カスタム対数の底]は[無効]になっています。最大値をカスタマイズしていない場合、最大のアーチ形縦棒は270°、つまり円周の3/4を占めます。


2.最大値を設定すると、最大値に達している数値が円周を全部占めます。


3.対数の底を設定すると、円の長さの差が小さくなります。


10.ヒントスタイルの設定
1.[ヒント]に入って、ヒントの内容、枠、背景、表示戦略を設定できます。

2.既定のヒント欄は下記の画像の通りです。

3.既定の表示戦略は、[非マウスフォロー]となっています。


4.[マウスフォロー]に設定することもできます。

テンプレートのダウンロード
Arc Column.cpt