帳票を作成する時、パスワードウィジェットを挿入することで、帳票閲覧の権限を設定することができます。
パスワードウィジェットは書き込み用ウィジェットの1つです。書き込みプレビュー、及び新書き込みプレビューの時にしか使用できません。
パスワードウィジェットはテキストウィジェットと基本的に同じです。異なる点は、通信時の安全性を確保するため、通信中、パスワードウィジェットの値は暗号化されます。暗号化されるのは通信中に限ります。
B2に「1」、C2に「2」を入力します。
B2を選択し、右側のウィジェット設定パネルで[ウィジェットを選択]のプルダウンボックスマークをクリックします。[パスワード]を選択します。
B2と同じように、C2にパスワードウィジェットを挿入します。
B2、C2に好きな数字や文字を入力することができます。
図のように、B2、C2に入力した内容は暗号化されています。
B2、C2に挿入したパスワードウィジェットにウィジェット名をつけることができます。
ウィジェットに名称をつけると、JavaScriptでウィジェット名を取得し、該当ウィジェットの設定を変更すること等も可能になります。
[使用可能]にチェックを入れた場合、ウィジェットに数字、文字を入力することができます。
[使用可能]にチェックを入れなかった場合、ウィジェットを編集することはできません。
図のように、B2のウィジェットを使用不可、C2のウィジェットを使用可能に設定します。
プレビューで確認します。
[表示]にチェックを入れた場合、ウィジェットが表示されます。
[表示]にチェックを入れなかった場合、ウィジェットは表示されません。
[表示]にチェックを入れなかった場合は、予め[テンプレート]-[テンプレートweb属性]-[書き込みページ設定]で、[直接、ウィジェットを表示]にチェックを入れておく必要があります。
B2を非表示、C2を表示に設定します。プレビューで確認します。
[透かし]を設定すると、ウィジェット値が空白の場合、透かしに設定した値が灰色で表示されます。
ウィジェットの編集中は、透かし文字が表示されません。入力項目のヒントとして利用できます。
B2に透かしを設定し、テキストボックスに「パスワードを入力してください」と入力します。
[空白を許可]にチェックを入れた場合、ウィジェットが空白であることを許可します。
[空白を許可]にチェックを入れなかった場合、ウィジェットが空白であることを許可しません。ウィジェットが空白の場合、エラーメッセージが表示されます。エラーメッセージの内容は自由に設定することができます。
B2の[空白を許可]にチャックを入れず、エラーメッセージに「空白を許可しません」と入力します。C2の[空白を許可]にチェックを入れます。
図のように、ウィジェットが空白の時にエンターキーを押すと、エラーメッセージが表示されます。
[最小の長さ]を設定した場合、入力したテキストが最小の長さより短い時、エラーメッセージが表示されます。また、エラーメッセージの内容は自由に設定することができます。
[最大の長さ]を設定した場合、入力したテキストが最大の長さより長い時、エラーメッセージが表示されます。また、エラーメッセージの内容は自由に設定することができます。
B2に入力規則を設定します。入力規則のプルダウンをクリックし、[長さ]を選択します。
[最小の長さ]を1、[最大の長さ]を6に設定します。それからエラーメッセージに「1~6文字入力してください」と入力します。
正規表現式を用いて、入力規則を設定することができます。
B2にカスタマイズ入力規則を設定します。プルダウンボックスマークをクリックし、[カスタマイズ]を選択します。正規表現式の後ろのテキストボックスに「^\d{3}$」を入力します。この数式は「数字3桁までの入力のみ許可します」という意味になります。
エラーメッセージのテキストボックスに 「数字を3つだけ入力することを許可します」と入力します。