一.概要
1.アプリケーションシナリオ
カレンダーの前月と翌月をクリックすることで切り替えることができます。
2.考え方
1.当月の初日が所属する週の月曜日を取得し、当月の末日が所属する週の日曜日を取得し、range()関数を使用して二日の間の全部日付を生成します。
2.ダイナミックパラメータを使用して各月間の切り替えを実現します。
二.例示
1.帳票の設計
1.以下に示すように帳票を設計します。
A2をの親セルをA1とします。
セルA2に数式:[1,2,3,4,5,6,0]を記入します
注:一部のシステムは、dateinweek()関数を使用して取得した初日は日曜日の日付です。この場合、セルA2の式を[0,1,2,3,4,5,6]に変更してください。
セルA3に式:GREPARRAY(range(dateinweek(dateinmonth($rq, 1), 1), dateinweek(dateinmonth($rq, -1), -1))、weekday(item) = A2)を記入します。
セルA2は左から右へ展開するように、セルA3は縦に展開するように設定します。
2.A1に条件属性を追加する
セルA1に以下の3つの条件属性を設定します。
1.A2=4の場合、新しい値は数式タイプleft($ rq, 7)で、この条件属性は一番上の月を表示するために使用されます。
2.A2=1の場合、新しい値はハイパーリンクを使用-ダイナミックパラメーターで、パラメーターはrq、値は数式タイプ:monthdelta($ rq、-1)です。この条件属性により前月へのジャンプボタンを実現します。
3.A2=0の場合、新しい値はハイパーリンクを使用-ダイナミックパラメーターで、パラメーターはrq、値は数式タイプ:monthdelta($rq、1)です。この条件属性により翌月へのジャンプボタンを実現します。
3.A2セルの形式の設定
セルA2に形式-データ辞書-カスタムを設定します。
4.A3に条件属性を追加する
1.A3セルで形式-式を設定します。数式:day($$$)
2.セルA3に2つの条件属性-色を設定します。1番目の属性は、日付が週末の場合、フォントが赤で表示されます。式の||はまたはを意味します。
3.2番目の条件属性は日付が現在の月に属しない場合、フォントは灰色になります。式の<>は等しくないを意味します。
5.パラメータの設定
テンプレート-テンプレートパラメータを設定します。パラメーター名はrqで、値は式:today()です。
6.プレビュー
1.PC端末
帳票を保存し、改ページプレビューをクリックすると、下図のようになります。
2.モバイル端末でのプレビュー: