一.概要
1.予想される効果
通常、データは特定のフィールド(日付)によってグループ分けを実行されます。この例では、日付でグループ分けをしているが、年と週に分けて表示したいことがあります。下図の通りです。

注:FineReportでは、week式の計算ロジックはExcelの計算ロジックと同じで、日曜日が週の最初の日として定義されます。年の最初の週は日曜日から開始しなければなりません。
例:2020-01-01が金曜日とすれば、2020-01-01は2020年の最初の週には含まれず、2019年の最後の週には含まれます。
2.考え方
データベースの日付は、年、月、日の形式で保存されます。ユーザーは、グループ分けのカスタム値を設定することで、年と週によってデータをグループ分けすることができます。
二.例示
1.帳票の設計
1.1.帳票の作成
一般帳票を作成し、データセットds1を追加します。SQL:SELECT* FROM orders(下図参照)。

1.2.帳票のスタイル
次の図に示すように、フィールドを対応するセルにドラッグし、支払い額のセルC2を合計と設定します。

2.数式グループ分け
2.1.「年」で注文日をグループ分けする
セルA2の注文日データ列を選択し、データ設定をグループ別-詳細に設定します。下のカスタマイズをクリックして、ポップアップされたカスタムグループ分け画面から、数式グループ分けを選択します。
表示モードを一般グループ分けに、カスタム値を=year($$$)に設定することで、注文日フィールドが「年」によってグループ分けされます。下図の通りです。

2.2.「週」で注文日をグループ分けする
セルB2の注文日データ列を選択し、データ設定をグループ別-詳細に設定します。下のカスタマイズをクリックして、ポップアップされたカスタムグループ分け画面から、数式グループ分けを選択します。
表示モードを一般グループ分けに、カスタム値を=week($$$) + " week"に設定することで、注文日フィールドが「週」によってグループ分けされます。下図の通りです。

3.プレビュー
3.1.PC端末
テンプレートを保存し、改ページプレビューをクリックして効果を確認します。
3.2.モバイル端末
1.App

2.HTML5
