一.概要
帳票書込属性には、送信設定、データ検証設定、書込ショートカットキー設定が含まれます。編集インターフェイスを次の図に示します。

3つの機能設定項目を以下のとおりに紹介します。
· 送信:データが書き込まれたセルをデータベーステーブルフィールドに関連付け、書き込まれたデータが該当するデータベーステーブルフィールドに入力できるようにします。
· データ検証:データを送信するとき、定義されたルールに従ってグローバル検証を行います。フロントエンド書込においてデータ検証または送信をクリックすると、検証ルールを満たさないデータがあれば、エラーメッセージがポップアップ表示され、送信は中止されます。
· 書込ショートカットキーの設定:書込プレビューの時のカーソルの動きを制御するショートカットキーを設定します。
二.送信
送信方法にはビルトインSQLとカスタム送信が2つあります。2つの送信方法の違いは次のとおりです。
1.ビルトインSQL
ビルトインSQL送信:書込ページのデータをデータベーステーブルのフィールドに関連付け、[送信]をクリックすると、データが設定に従ってデータベースに保存されます。設定画面は下図の通りです:

2.カスタム送信
カスタム送信:[送信]をクリックすると、取得されたページのデータに対してカスタム処理を行います。例えば、特定のインターフェースにアップロードする場合、Javaを書くことによって実現します。

三.データ検証
データ検証の方法にはビルトイン検証とカスタム検証が2つあります。2つの検証方法の違いは次のとおりです。
1.ビルトイン検証
ビルトイン検証:ユーザーは、カスタム検証式を使用してページデータを検証できます。また、検証エラーが発生した場合のプロンプトテキストをカスタマイズすることもできます。

2.カスタム検証
カスタム検証:一部の特別なビジネスロジックは、式検証を使用して実現するのが比較的に面倒です。ユーザーが定義したプログラムに従って判断して、その結果をプロンプト表示のためにFineReportに返してほしい。その場合、Javaを書くことによって実現します。

四.書込ショートカットキーの設定
中央のボタンをクリックすると、カーソルを次の列と次の行に移動するためのショートカットキーを入れ替えます。それに応じて、カーソルを前の列と前の行に移動するためのデフォルトのショートカットキーも変更されます。

カーソルの移動は下図のとおりです。
