一.概要
組み合わせグラフは、複数のタイプのグラフを同時に設定することができます。縦棒-折れ線グラフ、縦棒-面グラフ、積み上げ縦棒-折れ線グラフ、カスタム組み合わせグラフ、合わせて4種類の組み合わせグラフがあります。カスタム組み合わせチャートの場合、縦棒グラフ、折れ線グラフ、面グラフ、円グラフ、メーターなど、15種類のチャートを組み合わせることができます。
組み合わせグラフは、複数のデータセットを持ち、様々なタイプのデータを対比するシーンに適しています。データの違い、または各種類の占めている割合を比較するのに適しています。
組み合わせグラフを使用することで、ニーズによって各種類のチャートを自由に組み合わせることができ、各種のグラフの長所を発揮することができます。
二.操作手順
1.データの準備
1.帳票を新規作成し、データセットds1、ds2を作成します。
2.既定のデータ接続FRDemoENを使用します。
3.ds1のクエスト文は、以下の通りです。
SELECT Product_name, Order_quantity, Re_order_quantity FROM Product
WHERE CategoryID=1
![1629923360636419.png 01.png](/core/style/lod.png)
4.ds2のクエスト文は、以下の通りです。
SELECT Product_name, Inventory_quantity FROM Product
WHERE CategoryID=1
![1629923365455638.png 02.png](/core/style/lod.png)
2.チャートの挿入
本マニュアルでは、縦棒グラフと折れ線グラフの組み合わせを例に、組み合わせグラフの作り方について説明します。組み合わせグラフを挿入する方法は、以下の通りです。
![1629923371467885.png 03.png](/core/style/lod.png)
1.チャートをダブルクリックして、[タイプ]のコラムでチャートタイプを設定します。ここでは、既定の縦棒グラフと、折れ線グラフにします。
![1629923378803259.png 04.png](/core/style/lod.png)
注:レイヤーの順序は、クリックする順序によって決められます。最後にクリックされたチャートタイプは、一番上に表示されます。
3.データのバインド
1.縦棒グラフ用データのバインド:右側のパネルの[セル要素]をクリックします。[データ]をクリックし、[縦棒グラフ]を選びます。
[データソース]を[データセットのデータ]にし、[データセット]は[ds1]にします。[分類]は、[Product_name]に設定します。
[系列名を使用]は、既定の[フィールド名]にします。
をクリックして、フィールド名を追加します。それぞれOrder_quantityとRe_order_quantityを追加します。[系列値]は、Order_quantityとRe_order_quantityのままにします。
![1629923385591586.png 05.png](/core/style/lod.png)
2.折れ線グラフ用データのバインド:右側のパネルの[セル要素]をクリックします。[データ]に入り、[折れ線グラフ]を選びます。
![1629923393541657.png 06.png](/core/style/lod.png)
4.スタイルの設定
1.チャートのタイトルを変更します。チャートをダブルクリックして、[スタイル]-[タイトル]の設定に入ります。
![1629923399241146.png 07.png](/core/style/lod.png)
2.座標軸を追加します。縦棒グラフと折れ線グラフがそれぞれ違う座標軸を利用するために、もう1本のY軸を追加します。
![1629923405540130.png 08.png](/core/style/lod.png)
3.縦棒グラフ用座標軸のカスタマイズ
![1629923412164901.png 09.png](/core/style/lod.png)
4.折れ線チャート用座標軸のカスタマイズ
![1629923419139619.png 10.png](/core/style/lod.png)
5.効果をプレビューする
スタイル設定が済んだ組み合わせグラフは下の画像の通りです。縦棒グラフは右側のY軸を利用して表示され、折れ線グラフは左側のY軸を利用して表示されます。
![1629923426379065.png 11.png](/core/style/lod.png)