一.概要
1.予期効果
本節ではセルでの<a>ラベルによってダイアログボックスを開く方法を紹介します。効果は下図の通りです。
2.実現方法
frm の中で body 初期化イベントを設定し、セル内で<a>ラベルを通じてダイアログボックスを開きます。
二. 例
1.帳票のデザイン
1.ダッシュボードを新規作成し、帳票ブロックreport0 を body にドラッグします。下図の通りです。
2.帳票ブロックのデザイン
1.帳票ブロックreport0を編集し、A1 セルに次の数式を挿入します。
"<a href=" + "# " + " onclick=mm('/demo/japan/koyosyo.cpt&op=view')>ここ</a>"+
"をクリックしてグリッド帳票ダイアログを開いてください"
注:mm('') に開きたい帳票パスのアドレスを追加します。ここではビルトインのグリッド型帳票を開くことを例とします。
2.数式追加済みの後、A1 セルをHTMLで内容を表示 に設定します。下図の通りです。
3. JavaScript参照
1.dialog.js 、そのフィアルを %FR_HOME%\webapps\webroot\scripts\js ディレクトリに入れます。下図の通りです。
JavaScript コードは下記の通りです。
function mm(k){
var height=document.body.clientHeight;
var width=document.body.clientWidth;
var iframe = $("<iframe id='inp' name='inp' width='100%' height='100%' scrolling='yes' frameborder='0'>");
iframe.attr("src","form?viewlet="+k);//aラベルのパス
//iframe.attr("src", "form?viewlet=Form7.frm");
var o = {
width : width*1, //ダイアログの幅
height: height*1 //ダイアログの高さ
};
FR.showDialog("", o.width, o.height, iframe,o);//ダイアログを表示
}
2.bodyを選定し、初期化イベントを追加します。上述のJavaScript スクリプトを参照します。下図の通りです。
4.効果プレビュー
帳票を保存し、PC端末でプレビューをクリックします。効果は下図の通りです。
注:モバイル端末は同機能をサポートしていません。