縦棒グラフ

  • 作成者:ayuan0625
  • 編集回数:18次
  • 最終更新:Colette 于 2025-02-06
  • 一.概要

    1. 棒チャートとは、同じ太さの棒を使って、その高さまたは長さで、データの大きさを表すグラフのことです。

    2. 棒チャートは、シンプルで分かりやすく、棒の長さで数値の大きさをわかりやすく確認できます。データの比較に適していますが、比較的大規模なデータセットの表示には不向きです。

    3. 縦棒チャートには、[縦棒チャート]、[積み上げ縦棒チャート]、[パーセンテージ積み上げ棒チャート]、[カスタム]の4種類があります。

    • 通常の縦棒チャートでは、数量の違いを棒の長さから比較できます。

    • 積み上げ縦棒チャートは、各系列の値を表示するだけでなく、系列の合計値を反映し、特定のカテゴリーの合計値や各系列の数値が占めている割合も表示できます。

    • パーセンテージ積み上げ棒チャートは、積み上げ棒チャートの上、具体的な数値ではなく、数値が占めている割合を表示することに適しています。

    • カスタム縦棒チャートでは、積み上げ方式と軸のプロパティをカスタマイズすることができます。


    二.プロパティ設定:縦棒チャート

    1.チャートの挿入

    フローティング要素の挿入を例にします。[挿入]-[フローティング要素]-[グラフの挿入]-[縦棒チャート]をクリックします。

    チャートのサイズを変更します。

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    2.データクエスト

    データセットds1を新規作成します。FRDemoENデータベースを使用し、SQLを入力します。

    SELECT * FROM Product join ProductCategory

    on Product.CategoryID=ProductCategory.CategoryID

    where ProductCategory.Category_name!="Daily necessities"

    /*Here exclude daily necessities because it contains abnormal value*/

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    3.データのバンディング

    1. [フローティング要素]-[データ]をクリックして、データバンディング画面に入ります。

    2. [データソース]を[データセットデータ]に設定し、[データセット]では新規作成した[ds1]を、[分類]では[Category_name]を、[系列名を使用]では[フィールド名]を選択します。

    3. Inventory_quantityとOrder_quantity、二つのフィールドを追加します。[集計タイプ]は、[合計]にします。

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    4.スタイル設定

    1. スタイル設定には、タイトル、凡例、ラベル、シリーズ、座標軸、テーブル、背景、ヒントが含まれています。一般設定については、チャートスタイルをご参照ください。

    2. [縦棒チャート]のスタイルには、[スタイル]-[系列]-[棒の幅を固定]の設定があります。既定は[いいえ]となっており、システムが棒幅を自動的に調整します。[はい]をクリックすると棒幅をカスタマイズできます。チャートスタイル設定の効果は、すぐに左側のプレビューに反映されます。

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    三.プロパティ設定:積み上げ棒チャート

    1.チャートの挿入

    チャートを選び、[フローティング要素]-[タイプ]-[積み上げ棒グラフ]をクリックします。

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    2.効果

    他の設定は変更せず、[プレビュー]をクリックして、ブラウザで表示されている効果を確認します。

    各系列のデータは同じ列の柱に積み上げて表示され、各カテゴリーの総量、そしてカテゴリー内の系列ごとの値の大きさが見えます。

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    四.プロパティ設定:積み上げ棒チャート

    1.チャートの挿入

    チャートを選び、[フローティング要素]-[タイプ]-[パーセンテージ積み上げ棒グラフ]をクリックします。

    08.png

    2.効果

    他の設定は変更せず、[プレビュー]をクリックして、ブラウザで表示されている効果を確認します。

    各シリーズのデータが同じ列の柱に積み上げて表示されます。Y軸の大きさは各シリーズが同じ分類で占めている割合に対応しています。

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    五.プロパティ設定-縦棒チャートのカスタマイズ

    1.チャートの挿入

    チャートを選び、[フローティング要素]-[タイプ]-[カスタム]をクリックします。

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    2.データのバンディング

    [フローティング要素]-[データ]をクリックして、データバンディング画面に入ります。

    [+]ボタンをクリックして、系列を1つ追加します。フィールド名と[シリーズ名]は[Re_order_quality]にし、[集計方式]は[合計]にします。

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    3.スタイル-カスタム座標軸

    カスタム縦棒チャート特有の[座標軸]の設定項目で、[X軸]または[Y軸]を追加し、チャートに複数の座標軸を表示することができます。この機能は、チャートで一つ以上の系列を表示させる場合に適しています。

    1. [スタイル]-[座標軸]をクリックし、座標軸の設定画面に入ります。

    2. [+]ボタンをクリックして、Y軸を追加します。既定では、新しいY軸の名前が[Y軸2]となります。

    4.スタイル-積み上げと座標軸

    カスタム縦棒チャートには、[積み上げと座標軸]の設定項目があり、系列とY軸との対応関係、そして積み上げの方式を設定できます。

    1.[スタイル]-[系列]をクリックし、系列の設定画面に入ります。

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    2.[]ボタンをクリックして、Y軸が対応している系列番号を1と2(整数型)にします。

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    3.[+]ボタンをクリックして、Y軸2が対応している系列番号を3(整数型)にします。

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    4.プレビューをクリックして、ブラウザでの効果を確認します。系列1と2は、左側のY軸に対応しており、最後の系列3は、右側のY軸に対応しています。これと同じように、Y軸3を追加して設定することもできます。

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    5.スタイル-グラデーション配色

    グラフスタイルの汎用機能の上、2020-07-06以降のFineReportのJARファイルでは、縦棒チャートカスタマイズのスタイルにグラデーション配色の設定を追加しました。

    • 自動:ユーザが選択した配色に基づいて、グラデーション効果を自動で調整します。

    • カスタム:左右のボタンをクリックしてグラデーションの両極をカスタマイズできます。

    • 無効:グラデーション配色機能を使いません。

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