1.概要
帳票に条件属性を追加して、その条件が満たされた時、属性の値を変えることで、帳票の様式を変えることができます。
セルの行の高さ属性を設置することで、異なったセルがヒントに基づいて異なった行の高さを表示できます。
複数の条件属性を連携して使うことが可能である。詳細は実例授業に参照してください。
2.手順
2.1帳票を新規作成
データセットを新規作成します。sql文「SELECT * FROM Products」を入力してもいいです。
ProductID、ProductNameをB1、C1に入れ、展開方向を縦方向に設置します。
効果をプレビューします。
2.2条件属性を追加
B2を選択します。
条件属性を追加します。詳細な内容はA09-00 条件属性設定に参照してください。
2.3属性を設置-行の高さ
1.+ ボタンをクリックし、行の高さを選択します。
2.既定では、[行の高さ]が0mmである。行の高さが0の場合、この行は隠されています。
3.必要に応じて異なった数字を入力してもいいです。ただし0以下の値は無効である。図では20を入力しています。
4.X をクリックすると、現在の属性を削除できます。
2.4一般条件を設置
演算子を以下に設置し、後ろに10を入力します。
追加ボタンをクリックすると、新しい条件の追加は完成です。現在の条件はcurrentValueが10以下である。その意味はセルの値が10以下の場合、行の高さが20mmである。
演算子の設置は演算子に参照してください。
条件の追加はA09-01条件設定に参照してください。
効果をプレビューします。番号が10以下のデータの行の高さは20mmになっています。
2.5数式条件を設置
ボタンをクリックし、条件属性を編集します。
数式ROW()%2 ==0を入力します。この数式は現在行の番号が偶数であるを意味しています。
追加ボタンをクリックし、条件を追加します。現在の条件はcurrentValueが10 以下andROW()%2 ==0である。その意味は現在値が10以下かつ現在行の番号が偶数である時、属性が有効になります。
数式の設置は数式に参照してください。
条件属性の編集は条件属性設定に参照してください。
条件の追加はA09-01条件設定に参照してください。
効果をプレビューします。セルの値が10以下かつ行番号が偶数のセルの行の高さが20mmになっています。
2.6ロジック条件を変更
ボタンをクリックし、条件属性を編集します。
数式ROW()%2 ==0を選択します。
ロジック運算子(OR)をクリックします。
修正をクリックします。現在の条件はcurrentValueが10以下 or ROW()%2 ==0である。その意味は現在値が10以下あるいは行番号が偶数である時、属性が有効になります。
数式の設置は数式に参照してください。
条件属性の編集は条件属性設定に参照してください。
条件の変更はA09-01条件設定に参照してください。
効果をプレビューします。セル値が10以下または行番号が偶数のセルの行の高さが20mmになっています。