1.ページ紹介
注意1:非管理員アカウントからデータ接続を設定しようとする場合、管理者が管理システムにおける[データ接続]の設定権限を有効に設定しておく必要があります。
注意2:JDBC方式のデータベースのみに接続プールの設定ができます。
本マニュアルでは、デザイナビルドインの管理ポータルを例とします。
1.デザイナを開き、[サーバ]-[FineReport管理ポータル]をクリックして、管理ポータルにログインします。
2.[システム管理]-[データ接続]からデータ接続設定に入ります
2.データ接続タイプの選択
[新しいデータ接続]を押して、[常用]、[全部]、[その他]から選びます。下の画像の通りです
1.常用:使用頻度が高いデータベース。Hsql、IBM DB2、Microsoft SQL Server、MySQL、Oracleが選択できます。下の画像の通りです。
2.全部:FineReportがサポートしているすべてのデータベース。
ADS、Amazon
Redshift、Apache
Impala、Apache
KYLIN
Apache Phoenix
DERBY
GBase 8A
GBase 8S
GBase 8T
H2、HuaweicloudDWS
Fusioninsight elk
Fusioninsight HD
GaussDB 200
Hadoop Hive
HBase、HP
Vertica
HSQL
IBM DB2
INFORMIX
KINGBASE
Microsoft SQL Server
MySQL
Oracle
Pivotal Greenplum Database
Postgresql
Presto
SAP HANA
SAP Sybase
SPARK
Sqlite
TeraData
TRANSWARP INCEPTOR
下の画像の通りです。
注意1:[組み込みサポート]と[プラグインサポート]から、データベースのタイプを選べます。どれも選択しなければ、空白のままになります。規定では、両方とも有効となっています。
注意2:左側でデータ接続のタイプを切り替えると、[内蔵サポート]と[プラグインサポート]のチェックボックスが既定に戻ります。
注意3:[組み込みサポート]とは、デザイナがサポートしているデータソースです。[プラグインサポート]とは、先にプラグインをインストールしなければサポートできないデータソースです。
3.その他:その他JNDI、その他JDBC接続を設定できます。下の画像の通りです
3.新しいデータ接続
新しいデータ接続の設定は、下の画像の通りです。
注意1:新しいデータ接続には、JDBC接続とJNDI接続、サポートしている第三者データソースプラグインがあります。
注意2:プラットフォームがサポートしていないデータ接続は、プラットフォームではその名前のみが表示されており、それを新規作成、編集、確認することができません。デザイナからそれを確認してください。
データ接続を新規設定する時、データベースによって必要とする情報が違います。ここでは、[モード]と[認証方式]の具体的な設定方法について紹介します。
モード:
Amazon Redshift
Apache KYLIN
Apache Phoenix
DEBRY
HP Vertica
IBM DB2
INFORMIX
Microsoft SQL Server
Oracle
Pivotal Greenplum Database
Postgresql
GBase 8S
GBase 8T
KINGBASE
Presto
SAP HANA
SAP Sybase
Hbase
などのデータベースに接続する時に[モード]の入力が必要となります。
注意1:[モード](スキーマ)の設定で、データベースからの読み込みコストが小さくなります。普通は[デフォルト]を選んだください。
注意2:[モード]が未設定であれば、規定では最初のモードを選択します。
注意3:データベースに[モード]の選択項目がなければ、選択不要です。
注意4:規定では、[モード]を編集することができません。データベースの接続に成功してから、編集が可能になります。
注意5:複数のスキーマを持っているデータベースでは、SQL文にスキーマ名を付加しなければなりません。
認証方法:
APACHE IMPALA
Hadoop Hive
SPARK
TRANSWARP INCEPTOR
APACHE Phoenix
Hbase
のデータベースを設定するとき、[認証方法]の設定が表示されます。ここではHadoop Hiveを例にします。下の画像の通りです。
注意1:データベースが複数の認証方法をサポートしている場合、認証方法のバーをクリックすると、プルダウンリストが表示されます。
注意2:[Herberos]認証方法を選ぶと、kdc登録済みのクライアント[組み込みサポート]とは、デザイナがサポートしているデータソーと、keytabキーパスを入力することになります。
3.1.JDBCデータ接続
ここではOrcaleデータベースを例にします。[新しいデータ接続]をクリックします。[常用]から[Orcale]を選びます。下の画像の通りです
注意1:データ接続名:空きにすること、重複することができません。
注意2:データ接続URL:自動作成されが、手動調整もできます。
注意3:詳細設定:クリックして展開できます。
3.2.JNDIデータ接続
[新しいデータ接続]をクリックします。[その他]から[その他のJNDI]を選びます
3.3.その他のJNDI
1.データベースのリストにないデータベースを選びたいときは、[その他のJNDI]をクリックします。
2.当該のドライバーを%FR_HOME%\webapps\webroot\WEB-INF\libに入れて、帳票サーバを再起動します。
3.[新しいデータ接続]をクリックして、[その他]-[その他のJDBC]を選びます。ドライバー、URLなどの接続情報を入力して[接続をテスト]をクリックします。接続が成功したら、[保存]を押してください
注意1:データ接続情報:データ接続名、ドライバー、URL、コーディング(普通は[自動]のままにしてください。2018-12-27及びそれ以降のJARファイルからサポート)、ユーザー名、パスワード。
注意2:接続をテスト:データベースの設定が成功しているかテストします。成功するとウィンドウが表示され、失敗するとエラー情報が表示されます。
4.データ接続管理
ポータルにログインして、[システム]-[データ接続]-[データ接続管理]をクリックして、データ接続名の右にある[...]ボタンを押します。下の画像の通りです。
接続テスト:データベースの設定が成功しているか確認します。
編集:設定項目を調整
編集をクリックして、データ接続の設定に入ります。テキストバーで編集できます。
名前を変更:データ接続の名前を変更
コピー:この接続情報をコピーする。新しいデータ接続名の後ろに[1]が付加されます。
削除:データベースを削除する
データ接続情報:データ接続のタイプと作成者
注意1:サポートしていないデータベースタイプの右側には、アイコンが表示されません。
注意2:プラットフォームがサポートしていないデータ接続、例えばサポートしていない第三者データソースプラグインなどについては、プラットフォームではその名前の確認のみができ、それを新規作成、編集、確認することができません。デザイナの中でそれを確認してください。下の画像の通りです