初めてのダッシュボード

  • 作成者:FRInternational
  • 編集回数:6次
  • 最終更新:ayuan0625 于 2021-09-09
  • 一.概要

    1. ダッシュボード作成:大型スクリーン及びモバイル端末展示向けの帳票デザインモードです。ダッシュボードに帳票ブロック、グラフ、ウィジェットといったコンポーネントを挿入することが可能です。前述の部分を絶対レイアウト、自動調整レイアウトなどの方法を通して配置し、自由に組み合わせて使うことができます。

    2. ダッシュボードはビッグデータの可視化、分析などの面において一般帳票より優れています。また、ダッシュボードはウィジェットの部分リフレッシュ、ウィジェット間の連動分析といった機能を備えています。

    3. 本マニュアルでは以下のようなダッシュボードを作成します。

    二.テンプレートの作成とコンポーネントの配置

    1.ダッシュボード新規作成

    1. [ファイル]‐[ダッシュボード新規作成]をクリックします。

    2. 空白なキャンバスが表示されます。

    3. 下部キャンバスの大きさを調整することができます。入力ボックスの数字を変更し、エンターキーを押すと、キャンバスの大きさの調整は完了です。

    4. 既定の大きさは960画素×540画素です。

     1.gif

    2.コンポーネント配置

    2.1.コンポーネントの配置方法

    1. 上部のメニューでコンポーネントを選択し、キャンパスにドラッグ&ドロップできます。(本章ではグラフとウィジェットを使用します。)

    2. グラフとウィジェット部分の右下のa.pngをクリックすると、すべてのグラフ、ウィジェットが表示されます。

    2.png

    3.gif

     

    2.2.コンポーネントをドラッグ&ドロップ 

    2.2.1.折れ線グラフを配置
    1. グラフ部分の[折れ線グラフ]を選択し、キャンパスにドラッグ&ドロップします。

    2. 現在ダッシュボードの方式はレイアウト[自動調整設定]です。デザイナはドロップ位置に基づいて、最も適切な位置でコンポーネントを配置します。

    3. キャンパスにドラッグ&ドロップする際、マウスを押したままにし、デザイナはドロップ位置に基づいて、配置位置を事前に表示させます。下図2のように、青い部分はデザイナが自動的に予測したの配置位置です。

    4. 下図2のように、[折れ線グラフ]が全キャンパスを占めています。

    4.png

    5.gif

    2.2.2.円グラフを配置
    1. グラフ部分の[円グラフ]を選択し、キャンパスにドラッグ&ドロップします。

    2. 円グラフを折れ線グラフの右側に配置します。

    6.png

    7.gif

    2.2.3.縦棒グラフを配置
    1. グラフ部分の[縦棒グラフ]を選択し、キャンパスにドラッグ&ドロップします。

    2. 横棒グラフを折れ線グラフと円グラフの下に配置します。

     8.png

    9.gif

    2.2.4.ボタンを配置
    1. ウィジェッ部分の[ボタン]を選択し、キャンパスにドラッグ&ドロップします。

    2. ボタンウィジェットを折れ線グラフと円グラフの上に配置します。

    3. 下図2コンポーネントの大きさを自由に調整することができます。同時に、他のコンポーネントの大きさも自動的に調整します。

    10.png

    11.gif

    2.2.5.コンポーネント設定
    1. 配置済みのコンポーネントリストは右側に表示されています。

    2. コンポーネントリストの上に四つのボタンがあります。それぞれの機能は[切り取り]、[コピー]、[貼り付け]、[削除]です。

    3. マウスをコンポーネント名称の上に移動して、コンポーネントのプレビューします。

    13.png

    14.gif

    3.ダッシュボードを保存

    1. 上メニューの[保存] b.pngをクリックすると、[保存]パネルが表示されます。[OK]をクリックすると、作成したダッシュボードを既定の「帳票作業ディクトリー」に保存することができます。

    最后.png

    三.ダッシュボードを作成

    前の部分ではグラフやウイジェットといったコンポーネントをキャンパスに配置することについて説明しました。この部分ではグラフのデータソース及びウィジェットスタイルの編集について説明します。

    1.データセット新規作成

    1.SQL文で以下のデータセット1、2、3を作成します。

    • データセット1 total sales

    SELECT substr(SIGNDATE,1,4) AS year,
            SUM(PRICE*QUANTITY) AS total_sales
    FROM  ORDERS, ORDERSDETAIL, EMPLOYEE
    WHERE ORDERS.ORDERID = ORDERSDETAIL.ORDERID
       AND ORDERS.EMPID = EMPLOYEE.EMPID
    GROUP BY year
    ORDER BY year

    プレビューで確認します。このデータセットは年間売上高を示しています。

    2.gif1.png

    • データセット2 orders by employee

    SELECT EMPNAME, SUBSTR(SIGNDATE,1,4) AS year,
            COUNT(ORDERS.EMPID) AS total_orders
    FROM ORDERS,EMPLOYEE
    WHERE ORDERS.EMPID = EMPLOYEE.EMPID
    GROUP BY EMPNAME, year
    ORDER BY total_orders DESC

    プレビューで確認します。このデータセットは販売員の年間オーダー数を降順で示しています。

    3.png4.gif

    • データセット3 sales by employee

    SELECT EMPNAME, SUBSTR(SIGNDATE,1,4) AS year,
           SUM(price*quantity) AS total_sales
    FROM ORDERS, ORDERSDETAIL, EMPLOYEE
    WHERE ORDERS.ORDERID = ORDERSDETAIL.ORDERID AND ORDERS.EMPID = EMPLOYEE.EMPID
    GROUP BY EMPNAME, year
    ORDER BY total_sales DESC

    プレビューで確認します。このデータセットは販売員の年間販売額を降順で示しています。
    6.gif5.png

    2.グラフデータソースを設定

    1. 異なった種類のグラフはそれぞれならではの機能を有しており、様々な視点からデータ及び情報を示すことができます。以下は前述のデータセット、対応のグラフタイプ及びグラフの目的です。

    グラフタイプ表示目的対応のデータセット

    折れ線グラフ

    変化の趨勢

    total sales

    円グラフ

    各部分の割合

    orders by employee

    棒グラフ

    データの比較

    sales by employee


    2.1 折れ線グラフ

    1.ここでは前章で作成したダッシュボードを使用します。マウスのカーソルを折れ線グラフの上に移動し、[編集]をクリックします。右側では、グラフ編集パネルが表示されます。[データ]タグを選択します。

    7.gif

    2.[データセット]を「totals sales」と設定し、分類を[year]と設定します。
    8.gif

    3.[系列名を使用]を[フィールド名使用]と設定します。
    9.gif

    10.png

    4.[フィールド名]を[total_sales]に設定し、系列名を「total sales」に設定します。

    5.データ列[total_sales]のすべての値は同じ系列名「total sales」を持っています。
    11.gif

    12.png

    2.2 円グラフ 

    1.マウスのカーソルを円グラフの上に移動し、[編集]をクリックします。

    2.右側パネルで[データ]タグを選択します。[データセット]を「orders by employee」と設定し、分類を[year]と設定します。 

    3.系列名を使用を[フィールド値使用]と設定し、[フィールド名]を[total_sales]に設定し、系列名を「EMPNAME」に設定し、系列値を「total_orders」に設定します。

    4.[データフィルタ]の[系列]タグを選択します。[先頭のデータのみを使用]にチェックを入れます。[レコード数]を「5」に設定します。[余りを「その他」にまとめる]にチェックを入れます。

     

    2.3 棒グラフ

    1.マウスのカーソルを円グラフの上に移動し、[編集]をクリックします。
     

    2.右側パネルで、[データ]タグを選択します。[データセット]を「sales by employee」に設定し、分類を「EMPNAME」に設定します。
     

    3.[系列名を使用]を「フィールド値使用」、系列名を「year」、系列値を「total_sales」、集計タイプを「なし」に設定します。

    4.データフィルタの[分類]タグを選択します。[選択のデータのみを使用]にチェックを入れます。レコード数を「20」に設定します。[余りを「その他」にまとめる]のチェックを外します。

    3.ウィジェットスタイルを編集

    1.ボタンウィジェットをクリックします。右側パネルの[属性]タグでウィジェットのスタイルを編集できます。

    2.ボタン名をダッシュボードの名称「販売状況」と設定します。この変更は直ちに左側のキャンペーンに反映されます。

    4.ダッシュボードをプレビュー

    1.上メニューのプレビューボタンをクリックし、ダッシュボードをプレビューします。

    2.各グラフは既定のスタイルがあります。グラフデータソースはグラフで表示されます。ブラウザでグラフとインタラクションできます。

    26.png

    四.ダッシュボードスタイル最適化

    前の部分では、グラフのデータソース及びコンポネットスタイルの編集について説明しました。今までの説明を参考として、インタラクティブなダッシュボードの作成は実現できます。この部分では、今までの操作を踏まえて、グラフ、ウィジェット、キャンパスのスタイル変更について説明し、よりきれいなダッシュボードを作成します。

    1.グラフスタイルを変更

    1.1 折れ線グラフのスタイル変更

    1.マウスのカーソルを折れ線グラフの上に移動し、[編集]をクリックします。右側では、グラフ編集パネルが表示されます。[スタイル]タグをクリックします。

    1.png

    2.gif

    2.[スタイル]タグには、[スタイル]、[凡例]、[ラベル]、[系列]、[座標軸]、[データシート]、[背景]、[ヒント]があります。

    注意:グラフの種類によって、[スタイル]タグの内容も異なっています。例えば 円グラフの[座標軸]を設定することはできません。

    3.png

    3.[タイトル]をクリックします。[タイトル表示]にチェックを入れます。下図のように、テキストの後ろの入力のボックスに「年間売上高」を入力します。
    4.png

    4.「年間売上高」は直ちにキャンパスに表示されます。

     5.png

    5.この折れ線には1系列しかなく、データの系列名は既にタイトルで表示しているから、凡例を設定する必要はありません。[凡例]をクリックします。[凡例表示]のチェックを外します。

    6.gif

    6.[系列]をクリックします。[配色]を[カスタマイズ]に設定します。
     7.gif

    7.任意の色をクリックすると、[色を選択]パネルが表示されます。

    8.本マニュアルでは、[カスタマイズ]タグをクリックし、[#(色の番号)]の後ろに「194f97」を入力します。[OK]をクリックします。

    8.gif


    9.[タイプ]を[円]に設定し、[半径]を「4.5」に設定します。

    9.gif

    10.最終の効果は以下のようになります。
     10.png

    11.プレビューで確認します。

    11.gif

    1.2 円グラフのスタイル変更

    1.マウスのカーソルを円グラフに移動し、[編集]をクリックします。右側では、グラフ編集パネルが表示されます。[スタイル]タグをクリックします。
     12.png

    2.[タイトル]をクリックします。[タイトル表示]にチェックを入れます。下図のように、テキストの後ろの入力のボックスに「ランキング」を入力します。

    13.gif

    3.[凡例]をクリックします。[凡例表示]にチェックを入れます。[位置]は[下詰め]を選択します。

     14.gif

    4.[ラベル]をクリックします。[ラベル表示]にチェックを入れます。[テキスト]では[値]のチェックを外し、[パーセンテージ]にチェックを入れます。

    5.[レイアウト]は[円外]に設定します。

    6.円グラフの外側にデータラベルが表示され、その数値はパーセンテージです。
    15.gif

    16.png

    7.[系列]をクリックします。[配色]を[カスタマイズ]に設定します。本マニュアルでは、最初の6種類の色を順番にクリックして、配色を設定します。
    17.png

    8.または[#]の後ろに順番に以下の色の番号を入力して、配色を設定します。
    f58d71 fed35b 8692ee 73c5e0 7a99ee 625ba1

    9.[スタイル]‐[内径]を「70」に設定します。 
    18.png

    19.gif

    10.最終の効果は以下のようになります。

    20.png

    11.プレビューで確認します。

    21.gif

     

    1.3 棒状グラフのスタイル変更

    1.マウスのカーソルを円グラフの上に移動し、[編集]をクリックします。右側では、グラフ編集パネルが表示されます。[スタイル]タグをクリックします。
    22.png

    2.[タイトル]をクリックします。[タイトル表示]にチェックを入れます。下図のように、入力のボックスの後ろの[数式] a.pngをクリックします。

    3.数式パネルで「'売上ランキング'」を入力し、[OK]をクリックします。

    注意:ここのタイトルは数式の形で設定しているから、単引用符の追加は忘れないでください。
    23.png

    4.[凡例]をクリックします。[凡例表示]にチェックを入れます。[位置]は[下詰め]を選択します。

    24.png

    5.[系列]をクリックします。[配色]を[カスタマイズ]に設定します。本マニュアルでは、最初の2種類の色を順番にクリックして、配色を設定します。 

    41.png

    6.または[#]の後ろに順番に以下の色の番号を入力して、配色を設定します。
    7266e8 555555

    7.X軸が完全に表示できるように、[座標軸]‐[X軸]をクリックします。[テキスト回転]を「‐25」に設定します。

    8.最終の効果は以下のようになります。

    9.プレビューで確認します。

    2.ウィジェットスタイルを変更

    1.ボタンウィジェットをクリックすると、ウィジェット編集パネルが表示されます。[属性]‐[背景]を[カスタマイズ]に設定します。

    2.[初期背景]を[透明]に設定します。
     

    3.プレビューで確認します。
     

    3.キャンパスのスタイル変更

    1.右上のコンポーネントツリーで「body」をクリックします。[属性]‐[スタイル]の後ろのをクリックします。

    2.[スタイル]パネルが表示されます。
    36.png

    3.[塗りつぶし]を[色]に設定します。

    4.[その他の色]をクリックします。
    38.png

    5.[色を選択]パネルで、[カスタマイズ]タグをクリックします。[#]の後ろに「d4e3f7」を入力し、[OK]をクリックします。

    39.png

    6.[スタイル]パネルの左半分にプレビュー効果が表示されます。[OK]をクリックします。

    40.png

    7.プレビューでダッシュボード確認します。

    41.png

    4.ダッシュボードのインタラクション機能

    1.プレビュー状態において、グラフの右上の[ツールバー]b.pngをクリックすると、グラフを[ソート]、[保存]、[拡大]c.pngすることができます。


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