一.概要
本マニュアルでは、1台のマシンでWebSocketポートを設定する方法について紹介します。
二.例示
1.フィールド値設定
ポート設定を反映するには、サーバーを再起動する必要があります。
注:FineDB データセットテーブルを編集する方法について、 FineDB テーブル構造 をご確認ください。
ポート | JARファイル | ID | 既定値 | 設定範囲 | 複数値設定 |
---|---|---|---|---|---|
Websocket ポート | - | WebSocketConfig.port | ["38888", "39888"] | 配列で設定: ["port1","port2"] 設定可能な区間は (1024,65535] | 可能 |
Websocket 転送ポート | 2019-11-08 以前 | WebSocketConfig.requestPort | 38889 | 可能 | |
2019-11-08及び以降 | WebSocketConfig.requestPorts | 38889 | 可能 |
ポート番号を設定するには、いくつかの問題点にご注意ください。
ポートの設定可能な範囲:1024~65535。複数値を設定するには、[ポート1、ポート2、ポート3]の形で設定してください。
複数のWebSocektポートを設定すると、ポートがすでに使用されていることで起動が失敗する問題を防ぐことができます。
ポート番号をリモートコントロールポート3389に設定しないでください。
ポートを同時にWebSoekctポートとWebSocket転送ポートに設定しないでください。
WebSocketConfig.port、WebSocketConfig.requestPort、WebSocketConfig.requestPorts の後ろにスペースがついている場合、設定が反映できません。
WebSocketConfig.port、WebSocketConfig.requestPort、WebSocketConfig.requestPorts の大文字・小文字設定が間違っている場合、設定が反映できません。
WebSocketConfig.requestPort 和 WebSocketConfig.requestPorts が同時に fine_conf_etity に存在している場合、 設定が失敗になります。
2.ポートを開放する
ファイアウォールが有効になっている場合、ファイアウォールを無効にするか、ポートを開放するか設定する必要があります。
クラウドサーバをご利用の場合、セキュリティグループ設定をご確認ください。
3.プロジェクトを再起動する
FineReportプロジェクトを再起動します。
プロジェクトのプロセスを終了させて、2分経つとポートが解放されます。その後に再起動してください。
4.効果プレビュー
WebSocketポート-WebSocket転送ポートの順で、ポートの使用をテストします。既定では、「38888,39888,38889」の順でテストします。
1つのポートの使用が成功する限り、他のポートはテストしません。
すべてのポートが失敗している場合、自動でデプロイウィザードのページに切り替わり、ポートの設定のヒントします。一部機能が正常に動かしません。
使用可能なポートを確認して、WebSoekctとWebSocket転送ポートを設定し直してください。