FineReport10.0→11.0アップグレード後の注意事項

  • 作成者:FRInternational
  • 編集回数:2次
  • 最終更新:FRInternational 于 2022-07-21
  • 一.概要

    1. FineReportシステムのアップグレード作業が完了した後、外部データ設定やFineReport11.0のライセンス登録などが必要です。

    2. 本章はFineReportシステムをアップグレードした後の注意事項について詳しく紹介します。

    二.詳細

    1.外部データベースの設定

    ①アップグレードした後、外部データベースの設定が無効になり、もう一度設定する必要がある

    • ここの外部データベースはFineDBのことを指します。FineDBにはシステムのユーザー、権限、タスクスケジューラ設定、システム設定などのデータがあります。

    • アップグレードツールを使用し、システムをアップグレードした後、本来設定した外部データベース(FineDB)が自動的にビルドインデータベースになり、もう一度設定する必要があります。FineDBはマルチスレッド非対応のため、データの量が大きくなると、安定性が悪くなります。FineReportシステムを正式に使用する時、外部データベースを設定することが推奨されます。外部データベースの設定は外部データベース設定を参照してください。

    注意1:アップグレードツールは本来の外部FineDBデータを変更しません。外部FineDBのデータをビルドインして、ビルドインデータベースを生成するだけです。

    注意2:旧バージョンの外部データベースはそのまま保留されます。アップレート後、旧バージョンの外部データベースと同じな(テーブル構造、権限など)データベースを作成してから外部データベースを設定してください。即ち、10.0バージョンの外部データベースは11.0バージョンの外部データベースとそれぞれ独立しています。新バージョンが正常に稼働してから、旧バージョンの外部データベースを削除しても構いません。

    ②外部データベースとデータ接続の違い

    • データ接続は、帳票テンプレートが使用するデータです。 データ接続を一度設定した後、デザイナ内でテンプレートを開発する時に使用することができます。一般では、ここのデータは企業の業務データです。

    • 外部データベースにはシステムのユーザー、権限、タスクスケジューラ設定、システム設定などのデータがあり、FineReportシステムの正常稼働に不可欠です。FineReportシステムを正式に使用する時、外部データベースを設定することが推奨されます。FineDBについてはビルドインHSQL FineDB紹介を参照してください。

    2.FineReportデザイナ

    Finereport11.0のサーバーは、Finereport11.0バージョンのデザイナにのみ接続できます。ゆえに、アップグレード後、デザイナの11.0バージョンをインストールする必要があります。リモート設計はリモート设计を参照してください。以下はシステムアップグレード後、Finereport11.0デザイナに関する設定を紹介します。

    ①.データ接続等の設定

    アップグレード前によく使用する10.0バージョンデザイナのFineReport_10.0\webapps\webroot\WEB-INF\embedにおけるfinedbフォルダをコピーし、10.0バージョンデザイナのFineReport_11.0\webapps\webroot\WEB-INF\embedにペーストして上書きします。デザイナのリスタートは不要です。

    このように、11.0バージョンのデザイナのデザイナ設定、データ接続は本来と同じようになります。

    注意3.ここのFineDBはデザイナのビルドインプロジェクトのFineDBです。FineReport本番環境のFineDBと関係ありません。

    ②.帳票テンプレートやその他のファイル

    アップグレード前によく使用する10.0バージョンデザイナのFineReport_10.0\webapps\webroot\WEB-INF\reportlesにおける全てのファイルをFineReport_11.0\webapps\webroot\WEB-INF\reportlesにコピーします。デザイナのリスタートは不要です。

    このように、11.0バージョンのデザイナのテンプレート、ファイルは本来と同じようになります。

    ③リモート設計の時、サーバーとデザイナのバージョン

    ユーザーがリモート設計のためにデザイナを介してサーバーに接続する場合、デザイナとサーバーのJARパッケージバージョンはサーバーのJARパッケージバージョンは同じであることが推奨されます。異なったバージョンを使用すると、開発中に一連の問題が発生する可能性があります。

    下図のように、サーバーの管理ポータルの【登録管理】‐【バージョン情報】でサーバーのJARパーケージバージョンを確認してください。

    下図のように、デザイナ内の【ヘルプ】‐【ソフトウェアについて】でデザイナーのバージョンを確認してください。

    3.正式登録

    10.0バージョンのライセンスは11.0バージョンで使用できません。

    本番システムをアップレートした後、もう一度ライセンス登録を行う必要があります。また、本来のライセンスを無効化する必要があります。

    正式登録や11.0バージョンのライセンス付与は弊社の営業担当者にお問い合わせください。

    ライセンス登録はローカルマシン登録パブリッククラウド登録を参照してください。


    4.帳票にアックスする方法

    10.0バージョンのサーバーを11.0バージョンにアップグレードした後、帳票にアクセスする方法は変更していません。

    • 管理ポータルで帳票にアクセスする時のURLは「http://IP:ポート/webroot/decision」、webrootはプロジェクト名称、decisionはServlet名称です。

    • 帳票を直接にアクセスする時のURLは「http://IP:ポート/webroot/decision/view/report?viewlet=xxx.cpt或者xxx.frm」です。

    • ユーザーIDとパスワードは変更していません。

    • FineDBのテーブル構造は変更していません。



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