一.概要
1.バージョン
帳票サーババージョン | 機能変更 |
11.0.6 | デザイナ検測機能の追加 |
2.応用シーン
本節ではデザイナ環境に問題があるとき、未知のエラーが起こりかねないため(予想以外のエラーで強制終了された報告、ある機能の無反応、無効など)、重要シーンを監視し、ユーザのロケーション確定を補助するよう「デザイナ環境検測」機能を追加します。
3.機能紹介
「デザイナ環境検測」機能は主に以下二つの面に対して検査を行います。
1)JAR パッケージ検測:JARパッケージは不足しているか、JARパッケージバージョンは一致しているか、JARパッケージの競合が存在しているか。
2)FineDB 検測:FineDBの状態は正常か、 FineDBにはアクセス権限はあるか、FineDBには不正データはあるか。
二.検出シーン
1.デザイナ起動時
1. デザイナ起動不能の場合
デザイナの起動に未知のエラーが発生した時、次のエラーメッセージが表示されます。
申し訳ございません。デザイナを立ち上げる時に予想外のエラーが出ました。
なお、次の詳細情報も表示されます。「jar不足。エラーコード:11300005。対応するパスの下で不足しているjarパッケージ名が表示されます。jarパッケージの異常を参照するか、又は技術サポートにお問い合わせください。」
2.デザイナが起動した場合
デザイナの起動には異常が出たら、デザイナの右下に「デザイナ環境検測異常あり」のポップアップが表示され、内容には異常の表示結果及び異常解消の解決案が含まれています。複数のエラーが出た場合、それぞれのポップアップが表示されます。下図の通りです。

前へか後ろへエラーの詳細情報を表示できます。
「承認した」をクリックすると、最後のエラーメッセージの表示まで自動的に後ろへ改ページします。
「二度とヒントしません」をクリックすると、現在全てのデザイナ環境検測の異常メッセージが閉じられます。ユーザは手動で有効しない限り、再びデザイナ環境検測が行われません。
バツ印をクリックすると、現在全てのデザイナ環境検測の異常メッセージが閉じられます。
2. 作業ディレクトリの切り替え時
作業ディレクトリの切り替え時に異常が出た場合、デザイナの右下に「デザイナ環境検測異常あり」のポップアップが表示され、内容には異常の表示結果及び異常解消の解決案が含まれています。複数のエラーが出た場合、それぞれのポップアップが表示されます。デザイナ起動時と同様、下図の通りです。

3.手動検測
デザイナのツールバーで ヘルプ-デザイナ検測 をクリックすると、デザイナ環境検測のポップアップが出ます。「検測開始」をクリックするとデザイナの環境検測を行えます。下図の通りです。

検測のプロセス中に「検測中止」をクリックすれば検測中止可能。
検測中の場合、検測状態での表示は

。検測結果は正常の場合、検測状態では正常を意味する
が表示されます。検測結果は異常の場合,検測状態では異常を意味する
が表示されます。

三.有効と無効機能
1.機能の有効
デザイナのインストール時のデフォルト設定では「デザイナ検測」機能を有効にされています。無効にした後再度有効にしたい場合、デザイナのツールバーで ヘルプ-デザイナ検測 を選び、「デザイナ起動時/作業ディレクトリ切り替えの時にチェック)」にチェックを入れて、「確定」をクリックします。

2.機能の無効
「デザイナ検測」機能を無効にしたい場合、デザイナのツールバーで「ヘルプ-デザイナチェック」をクリックし、「デザイナ起動時/作業ディレクトリ切り替えの時にチェック)」のチェックを外し、「確定」をクリックします。
