一.バージョン
帳票サーババージョン | JARパッケージバージョン |
---|---|
11.0.15 | 2023-04-07 |
二.帳票
2.1「データマスキング」機能を追加
ほとんどの銀行、証券、政府の取引先は、テンプレートにデータを表示する際に、名前、身分証明書番号、電話番号、口座、住所などの情報をマスキングする必要があります。FineReportには「データマスキング」機能が追加されました。
2.2 テンプレートエクスポート属性「プレビューのみ」機能の最適化
「テンプレートエクスポート属性」の「Excel」と「Word」タブで、内容保護は「編集保護>プレビューのみ」を選択できます。
11.0.13以前のバージョンでは、エクスポートされたファイルのデータを新しいファイルにコピーできるため、「プレビューのみ」の保護が無効になりました。
11.0.13及び以上のバージョンでは、エクスポート後のファイルに対して、セルのコピーをサポートしておらず、「プレビューのみ」の保護作用が確保されています。
2.3 テンプレートエクスポートファイルのパスワード設定機能の最適化
PDFとExcelファイルをエクスポートする場合、ファイルパスワードと ワークシートパスワードの設定がサポートされます。11.0.13以前のバージョンでは、パスワードは固定値設定のみサポートされていました。
11.0.13及び以上のバージョンでは、「テンプレートエクスポート属性>汎用」に「パスワードは数式をサポート」が追加されました。
この設定を選択すると、「Excel」、「PDF」、「Word」タブで、ファイルパスワードとワークシートパスワードを設定する際に、数式に設定することができます。
2.4 アップグレード検出ツールに情報項目検出を追加
アップグレードのリスクとコストを削減するために、ユーザーはデプロイ方法、オペレーションシステムなど、プロジェクトの一部の情報を提供する必要があります。
アップグレード検出ツールは新たにこのような必要な情報項目を検出することをサポートし、ユーザーの操作人力を減らし、情報の正確性を高め、アップグレード失敗のリスクを下げます。
2.5 ファイルデータセットは複数のsheetとcsvファイルをサポート
ユーザーは、ファイルデータセットを介して複数のsheetとcsvファイルをアップロードすることを期待します。
FanRuan市場では「マルチシートExcelをサポートするファイルデータセット」プラグインが発売され、一般ファイルデータセットに比べて、以下の機能をサポートしています。
l 「csvデータセット」の追加をサポートできます。
l Excelデータセットでは、複数のシートを追加し、それらを結合(上下結合)することができます。
2.6 地図はGISレイヤーの最大ズームレベルのカスタマイズをサポート
FineReport中の地図の「GISレイヤー」のズームレベルは最大18ですが、一部のシーンでは、ユーザーがレイヤーをカスタマイズして18以上のズームレベルをサポートする必要があります。
【カスタムGISレイヤー】では、レイヤーURLの後にパラメータmaxZoomを追加して最大ズームレベルをカスタマイズできます。
三.ポータル
3.1ログイン/アウト記録と表示の最適化
実際の応用では、FineReportポータルを通じてログインする以外に、ユーザーは様々なログイン動作があります。
セキュリティ上の理由から、システムは、ユーザーの使用状況を追跡するために、管理者が様々なログインとログアウトの動作を管理・記録するのを支援する必要があります。
1)「スマート運用保守>プラットフォームログ>ユーザーの動作」において、新たにログイン/アウトリストを表示し、絞り込み検索をサポートできます。
2)ログイン/アウトの記録範囲が最適化され、以下を含む:既定ログイン、クロスドメインログイン、 リモート設計接続、第三者ログインとモバイル端末ログイン。
3.2プラットフォームログモジュール権限製限の最適化
「プラットフォームログ」モジュールはシステム運行の各状況に対してモニター分析を行い、表示されたデータは比較的に敏感で、安全要求が比較的に高いです。
「権限管理>管理システム」では、「プラットフォームログ」モジュールの権限管理は、「スマート運用」から独立しています。
二次管理者は「プラットフォームログ」モジュールの使用権限を持つ必要がある場合、超管理者は「スマート運用保守>プラットフォームログ」の使用権限を与える必要があります。
3.3データポータルシステムの運用保守コンポーネント数の最適化
管理者がシステムの運用保守コンポーネントに対する権限の分配が独立し、システム機能の影響を受けないことを満たすために
1)「システム運用保守」コンポーネントは直接にログに基づいて数を取り、スマート運用保守の権限制限を受けなくなります。
2)「システム運用保守」内の「最近30日間のユーザー動作分析」、「最近30日間のテンプレートアクセス明細」コンポーネントを削除します。
3.4 Lic移行プラグインはライセンス無効化証明の生成をサポート
一部のユーザーは古いライセンスを無効化し、新しいライセンスを行うために技術サポートが必要になります。
迅速かつ便利なコミュニケーションを行うために、Lic移行プラグインはライセンス無効化証明ファイルの生成をサポートし、ユーザーは必要な時に無効化証明を取得し、FanRuan技術サポートに提供します。
l スタンドアロン環境の無効化証明は、%FR_HOME%/webroot/WEB-INF/resourcesフォルダにあります。
l クラスタ環境の無効化証明は、ファイルサーバの/WEB-INF/resourcesフォルダにあります。