FineReport 11.0.12更新履歴

  • 作成者:FRInternational
  • 編集回数:2次
  • 最終更新:FRInternational 于 2023-05-25
  • 一.バージョン

    帳票サーババージョン
    JARパッケージバージョン
    11.0.122023-01-05

    二.互換性

    FineReport11.0.11及び以上のバージョンでは、V8Painterプラグイン機能が製品内に直接統合されています。

    ユーザーがV8Painterプラグインをインストールした場合、11.0.11及び以上のバージョンにアップグレードすると、元のプラグインは自動的に無効になるが、この機能の正常な使用には影響しません。

    三.概要

    1.帳票

    1. 新機能:データセキュリティを向上させるために、テンプレートからエクスポートされたExcelとWordファイルは、透かしとプレビューのみの設定がサポートされます。

    2.  新機能:「グローバル検索と置換」機能が追加され、ユーザーがシートテンプレート内のテキストをグローバルに検索/置換できるようになります。

    3. 新機能:AlphaFineに「ソート」機能が追加され、ユーザーのニーズに応じてソートをカスタマイズできます。

    4.  最適化:プロジェクトの更新時に第三者駆動の更新ロジックを最適化するために、フォルダcustomLib、内蔵netty-all-4.1.78.Final.jar関連機能が追加されます。

    5. 最適化:アップグレードの安全性、成功率を向上させるために、検出ツールをアップグレードし、新規検出は外部データベースであるかどうかを検出でき、プラットフォームはデフォルトの内蔵finedbモードに移行します。

    6. 最適化:「画像ウィジェット」プラグイン機能が製品に内蔵され、プラグインをインストールせずにダッシュボードで「画像ウィジェット」を使用できます。

    7.  最適化:複数のセルの選択をサポートし、セル要素を一括設定でき、テンプレートの修正コストを節約します。

    8. 最適化:セルの書式設定項目を「セル要素>詳細」から「セル要素」に調整し、ユーザーが見つけやすくなります。

    9. 新機能:セル要素、データソースなどの設定項目に対してグローバル検索と置換をサポートし、ユーザーの修正時間を節約します。

    10. 最適化:コンポーネント/ウィジェットの内容をグローバル置換をする場合、コンポーネント/ウィジェットの名称が重複する、空であることを検出し、テンプレートの置換エラーを防ぐことができます。

    11. 新機能:「データ接続タイムアウト検出」機能を追加し、タイムアウト時間の製限が短すぎることによるデータ接続エラーを解決できます。

    12.  最適化:ビッグデータデータセットをエクスポートする時、Excelファイルのエクスポート性能低下を解決するために、プラグイン/インタフェースを通じてCSVファイルをエクスポートすることをサポートします。

    13. BUG修正: プルダウンボックスのあいまい検索ロジックが修正され、検索内容の分詞が最適化され、大文字と小文字の区別がなくなりました。

    14. 最適化:ダッシュボードウィジェットのフォントサイズのデフォルト値は帳票モジュールと統一され、日付ウィジェットのプルダウンパネルのフォントは自動調整に従わなくなり、テンプレートプレビューの異常を回避します。

    15. 新機能:11.0.7JSAPIは多くのダッシュボードの実用APIを追加し、一般帳票に適します。

    16. 最適化:日付ウィジェットのプルダウンリストでは、今月以外の日付はグレー表示されるが、クリックして選択できます。

    17. 最適化:プルダウンのウィジェットのあいまい検索コンテンツマッチングロジックが最適化されました。

    18. 新機能:テンプレートの書式に対するユーザーのニーズを満たすために、「重複と固定設定」では、固定フッターエリアをサポートする機能が追加されました。

    19. 新機能:アップグレード検出ツールに自動バックアップ状態検出が追加されました。

    2.ポータル

    1. 最適化:ディレクトリリンクをコピーして他のユーザーにシェアし、アクセスするとディレクトリツリーが展開され、そのディレクトリテンプレートに正確に移動します。

    2. 最適化:fine_conf_entity可視化設定プラグインでは、一部のフィールド設定をサポートしなくなり、プロジェクトの安全性を向上できます。

    3. 新機能:認証方式「プライベートクラウドコンテナ認証」を追加し、一部のdockerコンテナが完全な登録機能を起動できず、登録に成功できない問題を解決しました。

    4. 新機能:「ネットワークチェック」機能が追加され、性能問題が発生した場合、この機能を通じてネットワークの問題があるかどうかをワンクリックで検出できます。

    5. 最適化:「システム>システム管理>ログイン」で、管理者がグローバルスイッチの「ログイン保持」をカスタマイズすることをサポートします。

    6. 追加:データカンバンに、「システム運用保守」コンポーネントが追加され、管理者がシステムの使用状況を確認できるようになりました。

    四.詳細

    1.帳票

    1.1.    エクスポート透かしとプレビューのみ機能

    応用シーン:データ安全を高めるために、ユーザーがテンプレートをエクスポートする時、管理者はエクスポート後のファイルの出所を遡り、ユーザーがエクスポート後のファイルを改ざんすることを製限することが期待されます。

    新機能:

    1)テンプレートエクスポート属性に「プレビューのみ」機能が追加され、エクスポートされたExcelやWordファイルに対して、編集が禁止されました。

    2)テンプレートのエクスポート属性に「エクスポート透かし」機能が追加され、エクスポートされたExcelやWordファイルに対して、プレビュー時に透かしが表示され、透かしの内容はオンラインプレビュー時の内容と同じになります。

    1.2.  テンプレートレベルのグローバル検索と置換

    応用シーン:1枚のテンプレートに多くのコンテンツが設定されており、検索と置換が困難な場合がよくあります。たとえば、セルの位置を特定するのが難しい、あるSQL文がどのコンポーネントに適用されているかわかりません。

    新機能:「グローバル検索と置換」機能が追加され、ユーザーがシートテンプレート内のテキストを簡単に検索して位置を特定し、グローバル置換を実現することができます。

    1.3.   AlphaFineはカスタムソートをサポート

    応用シーン:AlphaFineには複数のTab分類があり、ユーザーによって優先的に見る必要がある内容が異なります。

    新機能:AlphaFineには「ソート」機能が追加され、実際のニーズに合わせて表示順序をカスタマイズすることができます。

    1.4.   製品には第三者駆動のアップグレードが内蔵

    応用シーン:

    以前のバージョンで、一部の第三者ドライバが内蔵されています。時間の経過とともに、そのドライバにセキュリティ問題があることが判明しました。ユーザーは、このドライバを更新するためにアップグレードする必要があります。

    しかし、ユーザーは自分で一部の組み込みの第三者ドライバを更新した可能性があり、これらのドライバはアップグレード時に更新されるべきではありません。

    機能の最適化:

    1)プロジェクトwebroot/WEB-INFディレクトリの下に、カスタムJARパッケージを格納したり、外部JARパッケージを導入したりするための新しいフォルダcustomLibを作成しました。

    2)プロジェクトwebapps/webroot/WEB-INF/libディレクトリ下のfine-third-11.0.jarに、netty-all-4.1.78.Final.jar関連機能が新たに組み込まれました。

    システムエンジニアリングwebapps/webroot/WEB-INF/libディレクトリにあるnetty関連のjarパッケージを手動で削除してください。

    1.5.    アップグレード検出ツールの最適化

    応用シーン:アップグレードの安全性、成功率を向上させます。

    機能の最適化:

    検出ツールをアップグレードし、外部データベースであるかどうかを検出できます。

    外部データベースであることが検出され、アップグレードツールがアップグレードされると、プラットフォームはデフォルトの組み込みfinedbモードになります。アップグレード後に外部データベースを再移行する必要があります。

    1.6.    画像ウィジェット機能の内蔵

    応用シーン:ダッシュボード内の画像ウィジェットの使用需要は日々増加しています。

    機能の最適化:「画像ウィジェットデザイナー」プラグイン機能が製品に内蔵されており、プラグインをインストールすることなくダッシュボードで「画像ウィジェット」を使用できます。

    1.7.    セル要素の一括設定をサポート

    応用シーン:テンプレートを作成した後、大量のセルに書式、データ設定、フィルタ条件を設定する必要があるが、一括設定ができず、ユーザーは修正に多くの労力を費やす必要があります。

    最適化前:複数のセルを選択した場合、セル要素がグレー表示され、一括設定はサポートされていません。

    最適化後:複数のセルを選択した場合、一括してセル要素を設定できます。

    1.8.    セルの書式設定の最適化

    応用シーン:セルの書式設定項目はよく使われていますが、位置が深すぎて、ユーザーの使用が不便になります。

    最適化前:セルの書式設定は「セル要素>詳細」にあります。

    最適化後:セルの書式設定は、設定位置は「セル要素」にあります。

    1.9.    テンプレートのグローバル検索機能の最適化

    1)「設定項目」のグローバル検索と置換機能を追加

    応用シーン:

    テンプレートを作成した後、大量のセルに書式、データ設定、フィルタ条件を設定する必要があり、ユーザーは修正に多くの労力を費やす必要があります。

    新機能:

    「グローバル検索と置換」機能は、セル要素、データソース設定などの設定項目の検索と置換をサポートします。

    2)コンポーネントとウィジェット内容を置き換える前のチェック

    応用シーン:

    コンポーネント名とウィジェット名の一括置換はサポートされていますが、1枚のテンプレートでは、コンポーネント/ウィジェット名の重複と空白を禁止します。そうしないと、テンプレートのプレビューが失敗になります。

    機能の最適化:

    テンプレートの「コンポーネント」、「ウィジェット」内容を入れ替える場合、「合法性チェック」を行うことができます。

    「合法性チェック」は、コンポーネント/ウィジェットの名前が重複しているか、空であるかを検出し、ユーザーに手動で修正する又は置換しないことを提案します。

    1.10.    新しいデータ接続タイムアウト検出機能

    応用シーン:

    タイムアウトによってデータ接続に失敗した場合、エラーが不明で、ユーザーは迅速に問題を特定して解決することができません。

    新機能:

    「データ接続タイムアウト検出」機能が追加され、ユーザーがタイムアウト時間をカスタマイズできるようになりました。

    「31300010kdcサーバーが接続されていません」というエラーが発生した場合は、データ接続がタイムアウトしたことを示し、手動でタイムアウト時間を増やすことができます。

    1.11.    ビッグデータデータセットはCSVファイルのエクスポートをサポート

    応用シーン:

    ビッグデータのエクスポートでは、Excelファイルが大きすぎ、開かない場合があります。

    CSV形式のファイルのエクスポートは効率が高く、メモリへの影響が小さく、ファイルを簡単に開くことができ、より多くのメリットがあります。

    新機能:

    1)ビッグデータデータセットのエクスポートインタフェース、新たに2つのパラメータforMatとenCodingを追加し、新しい計算エンジンと一般テンプレートの下でCSV形式のファイルをエクスポートすることをサポートします。

    2)ビッグデータデータセットエクスポートExcelプラグインは、「ビッグデータデータセットエクスポート」に名称を変更し、エクスポートファイル形式をCSVに設定することをサポートします。

    1.12.    ウィジェットあいまい検出ロジック最適化

    BUG概要:FR10からFR11にアップグレードした後、プルダウンウィジェットのあいまいな検索機能が製限され、必要な内容を検索できなくなりました。

    BUG修正: 検索ロジックが修正され、検索内容の分詞が最適化され、大文字と小文字の区別がなくなりました。

    1.13.    自動調整の下でウィジェットスタイルの最適化

    応用シーン:

    FineReport11.0のダッシュボードでは、すべてのウィジェットのフォントサイズはptで、プレビュー時にテンプレートに従って等比率で拡大/縮小されます。

    しかし、ウィジェットのデフォルトのフォントサイズが統一されていないため、一部のウィジェットのフォントがプレビュー時に表示領域を超えてしまいます。

    機能の最適化:

    1)ダッシュボードでは、すべてのウィジェットのフォントサイズのデフォルト値は9ptに統一され、帳票のデフォルトフォントサイズと一致しています。

    2)ダッシュボードでは、日付ウィジェットのプルダウンパネルのフォントが自動調整に従わなくなり、パネルが大きすぎて表示領域を超える問題が回避されます。

    1.14. 11.0.7新規テーブルJSインタフェースは一般帳票に適合

    バージョン11.0.10では、テーブルインタフェースが最適化され、履歴インタフェースは保持されますが、後で最適化は繰り返されません。新しいインターフェースのレベルは明らかで、機能が完備しており、ユーザーはアップグレードして新しいインターフェースを使用できます。新しいインターフェースはテーブルオブジェクト>テーブル行列>セルオブジェクトの3つのレベルから、テーブルの中の要素を階層的に位置決めし、様々な複雑な応用シーンを迅速に実現させます。

    1.15. 日付ウィジェット非当月の日付は選択可能

    ユーザーは、日付ウィジェットを使用する際に、日付の選択がより柔軟になり、過度に製限されないことを望んでいます。

    l  最適化前:日付のドロップダウィジェットのプルダウンリストでは、今月以外の日付はグレー表示され、クリックして選択できません。

    l  最適化後:日付ウィジェットのプルダウンリストでは、今月以外の日付はグレー表示されますが、クリックして選択できます。

    1.16. プルダウンウィジェットのあいまい検索の最適化

    プルダウンウィジェットのあいまい検索コンテンツマッチングロジックの最適化

    l  最適化前:プルダウンボックス、プルダウンチェックボックス、プルダウンツリー、新しい複数選択プルダウンツリーウィジェット、あいまい検索時、「データ辞書」に設定された表示値に一致し、実際値に一致しません。

    l  最適化後:プルダウンボックス、プルダウンチェックボックス、プルダウンツリー、新しい複数選択プルダウンツリーウィジェット、あいまい検索時、「データ辞書」に設定された表示値と実際値に一致します。

    1.17. 固定フッターエリアをサポート

    テンプレートの書式に対するユーザーのニーズを満たすために、「重複と固定設定」では、固定フッターエリアをサポートする機能が追加されました。

    次の場合のみに、固定フッターエリアが有効になります。

    1)新しい計算エンジンを起用した一般帳票は、PC端末でページを分けてプレビューします。

    2)新バージョンのダッシュボードは、PC端末でプレビューします。

    1.18. アップグレード検出ツールに自動バックアップ状態検出が追加

    一部のユーザーはシステムをアップグレードする前にバックアップを行わず、不測の事態が発生した場合には救済できません。

    システムのアップグレード検出時に、自動バックアップ状態検出を追加し、24時間以内に配置されたバックアップファイルが存在するかどうかを検出できます。

    バックアップが成功しない場合は、バックアップを行うようにユーザーに通知します。そうしないと、アップグレードツールの実行はサポートされません。

    2.ポータル

    2.1.    ディレクトリ・リンクにより、コピーと正確な位置特定が可能

    応用シーン:ユーザーは他の人がリンクを通じて指定されたディレクトリを見ることを望んでおり、セキュリティ上の危険を防ぐためにログインしなければなりません。

    機能の最適化:ディレクトリにアクセスするリンクにはIDが付いており、そのリンクをコピーして他のユーザーにシェアします。

    ユーザーはまずFineReportポータルにログインする必要があり、このディレクトリの表示権限があれば、直接ジャンプしてこのディレクトリテンプレートにアクセスし、ディレクトリツリーが展開され、正確にこのディレクトリテンプレートに位置します。

    2.2.    fine_conf_entityビジュアル設定プラグイン削除フィールド

    応用シーン:プロジェクトの安全性を向上させ、一部のインタフェース化フィールド設定を削除します。

    機能の最適化:fine_conf_entity可視化設定プラグイン、一部のフィールド設定をサポートできません。

    フィールド説明原因
    SystemConfig.driverUploadドライバjarパッケージのアップロードを許可するかどうかこのプラグインでドライバ管理アップロード検証を無効にして、webshellアップロードを行うことができる
    PluginFileValidateConfig.fileValidateOpenプラグインパッケージの整合性チェックが有効になっているかどうかこのプラグインでパッケージの整合性チェックを無効にして、悪意のあるプラグインをインストールできる
    DistributedOptimizationConfig.spiderConfig.spark_ui_enabledsparkのwebページを開く

    sparkuiページに大量のシステム情報が表示される

    任意のユーザーアクセスにより、実行中のタスクが中断され、機能異常が発生することもある

    SystemConfig.serverInitプラットフォームの初期化が完了したかどうか設定はfailで、再起動後に直接初期設定に入り、システムの使用に影響を与える


    2.3.    プライベートクラウドコンテナ化認証方式が追加

    応用シーン:

    プロジェクトはdockerコンテナに展開され、プロジェクトはマシンコード/MACアドレスをバインドできないため、ローカルマシン情報認証/プライベートクラウド認証を使用できません。

    FineReportプロジェクトは外部ネットワークに接続できないため、パブリッククラウド認証を使用できません。

    ローカルコンテナ認証では、すべてのサーバが完全な登録機能を有効にする必要があり、一部のユーザー環境ではサポートされていません。

    機能の最適化:

    「プライベートクラウドコンテナ認証」を追加し、FanRuan認証サーバをローカル授権サーバにマッピングし、コードスキャンによって認証バインドを行い、プライベートクラウド認証によって工程バインドを行います。

    マップ

    2.4.    ネットワークチェック機能が追加

    帳票プロジェクトは一般的にミドルウェア上に配置され、JDBCに頼ってデータベースに接続し、ユーザーはインターネットを通じてプラットフォームリソースにアクセスします。そのため、テンプレートの応答が遅いなどの性能問題が発生した場合は、ネットワークの問題が原因かどうかを特定する必要があります。

    性能問題が発生した場合に、ネットワークの問題があるかどうかをワンクリックで検出できる「ネットワークチェック」機能が追加されました。

    l  基礎ネットワークチェック:現在のネットワーク環境を検査でき、リンクの時間消費に対して分析を行い、ネットワーク環境の外部問題と内部問題の検査を実現できます。

    l  ネットワークコンポーネント検出:FineDB、業務データベース、FTPファイルサーバ、Redis状態サーバ、OSSストレージサーバなどのネットワークコンポーネントを検査することができます。

    2.5.    ログイン維持はグローバルシャットダウンをサポート

    一部の会社はシステムのセキュリティに対する要求が高く、ユーザーに「ログイン維持」機能を開放しないことを望んでいます。

    「システム>システム管理>ログイン」では、管理者がグローバルスイッチ「ログイン保持」機能をカスタマイズすることができます。

    Attachment List


    Theme: FineReport 11.0 更新履歴
    既に最初
    既に最後
    • Helpful
    • Not helpful
    • Only read