FineBIハードウェアスペック

  • 作成者:FRInternational
  • 編集回数:6次
  • 最終更新:FRInternational 于 2023-06-01
  • 一.概要

    1.機能紹介

    FineBI は、B/Sアーキテクチャ の BI スマート分析サービスプラットフォームです。Web サーバアプリケーションをディプロイした後、利用者はブラウザから FineBI にアクセスできます。

    FineBI は、小規模から大規模までのデータを円滑に処理・分析できる Spider データエンジンを使用しています。

    本マニュアルでは、FineBI のハードウェア・ソフトウェアスペックについて紹介します。

    二.ソフトウェア推奨環境

    FineBI のソフトウェア推奨環境は以下の通りです。

    • 企業本番環境:Linux でディプロイすることを強くお勧めします。大規模使用の場合(例えば数千ユーザ)、Windowsでのディプロイを推奨しません。直接ディプロイではなく、Tomcat を介してディプロイすることをお勧めします。

    • 個人試使用:制限がありません。

    • OS

    タイプ

    OS

    検証済みバージョン

    LinuxCentOS 6CentOS 6.5、CentOS 6.6、CentOS 6.7、CentOS 6.8、CentOS 6.9
    CentOS 7

    CentOS 7.0、CentOS 7.1、CentOS 7.2、CentOS 7.3、CentOS 7.4

    CentOS 7.6、CentOS 7.8、CentOS 7.9

    Red Hat 6Red Hat 6.5、Red Hat 6.6、Red Hat 6.7、Red Hat 6.8、Red Hat 6.9
    Rad Hat 7

    Red Hat 7.0、Red Hat 7.1、Red Hat 7.2、Red Hat 7.3、Red Hat 7.4

    Red Hat 7.7

    UbuntuUbuntu 10.04.4、Ubuntu18.04、Ubuntu 20
    Amazon LinuxAmazon Linux AMI release 2018.03
    WindowsWindows Server

    Windows Server 2008、Windows Server 2012

    Windows Server 2016

    • その他

    データベースApache Kylin、Derby、HP Vertica、IBM DB2、Informix、Sql Server、MySQL、Oracle、Pivotal Greenplum Database、Postgresql、ADS、Amazon Redshift、Apache Impala、Apache Phoenix、Gbase 8A、Gbase8S、Gbase 8T、Hadoop Hive、Kingbase、Presto、SAP HANA、SAP Sybase、Spark、Transwarp Inceptor、HBase などの主流リレーショナルデータベース、または MongoDB などのNoSQL。
    アプリケーションサーバTomcat、Jboss、Weblogic、Websphere などの Web アプリケーションサーバ
    ブラウザ

    Chrome、Firefox、IE11 以降(Edgeを含む)、Safari、Operaなどの Chromium 派生ブラウザをサポートしています。

    互換性の都合上、Chrome、Firefoxを推奨します。

    注1:FineBI の Web サーバを、ハードウェア負担の大きいアプリケーション(例えばデータベースまたはWeb サーバ)が稼働しているコンピュータまたは VM にインストールすることをお勧めしません。

             CPU 時間の 80% 以上を FineBI に 割り当てられる環境で FineBI を実行してください。

    注2:Chrome V70 以上をご利用ください。

    注3:古いバージョンの FineBI との互換性が悪くなる恐れがありますので、MacOS 以外の OS では、Safari ブラウザのご利用をお勧めしません。

    三.サーバ推奨環境

    システムの利用アプリケーションを「抽出データ」と「リアルタイムデータ」に分けて、システムスペックを紹介します。

    1.抽出データ

    • プロジェクトの同時実行数とデータテーブルの規模に基づいて決めます。複数のハードウェアスペックが選択可能の場合はより高いほうを選択してください。

    • 「同時実行数」とは、シーン1のオンラインユーザ数、またはシーン2のユーザ総数のことです。

    • 最大単一テーブルのデータ量が1億を超えていない場合、Web サーバのローカルディスクにデータを保存しても問題ありません。

    1.1.シーン1:高DAUセルフ分析

    シーン説明:DAUが比較的高い BI プロジェクト。ユーザは主にセルフ分析をしている(FineBI のキャッシュにヒットしない場合)。

    予測同時実行数: オンラインユーザ数 Y = 300 * (ノード数 X-1) + 400 。

    • ディスクの IO 性能の目安は 100MB/s(市販のローカル HDD の性能)以上のため、SSD の使用をお勧めします。

      データ規模(行)利用可能ディスク空間
      0~500万100-300G
      500万~1千万300-600G
      1千万~1億600G-1.5T

    注1:FineBI はディスクIO への負担が大きいため、ローカルディスクまたは SSD の使用をお勧めします。

    注2:ディスク性能の目安は、IO速度 100M/s;IOPS 10K以上です。

    • 勤務時間帯の1時間ごとのオンラインユーザ数を考慮すると、システムスペックの目安は以下の表の通りです。

    DAU

    オンライン(ユーザ数/時間)

    同時実行数(ユーザ数/秒)

    表の数量-表の大きさ

    動作環境

    推奨環境

    ノード数

    JVM/サーバメモリ

    CPU

    2.5GHz以上

    ノード数

    JVM/サーバメモリ

    CPU

    2.5GHz以上

    500

    <100

    <20

    <100枚

    又は<1T

    1

    16G/32G

    8コア

    16スレッド




    1k

    300~ 1k

    20 ~ 70

    <100枚

    又は<1T

    2

    16G/32G

    8コア

    16スレッド

    1

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    2k

    600 ~ 2k

    40 ~ 120

    >2k枚

    又は>1T

    2

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    2

    24G/48G

    16コア

    32スレッド

    3k

    900 ~ 3k

    50 ~ 160

    >4k枚

    又は>2T

    3

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    3

    24G/48G

    16コア

    32スレッド

    3.5k

    1.2k ~3.5k

    60 ~ 190

    >5k枚

    又は>3T

    4

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    3

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    4k

    1.5k ~4k

    80 ~ 220

    >5k枚

    又は>3T

    5

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    4

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    注:JVM メモリの目安はサーバメモリの 2/3 ~ 3/4 程度です。

    1.2.シーン2:ダッシュボードへの同時大量アクセス

    大量のユーザが同時にダッシュボードを閲覧しているシーン。5-10分内にユーザ数Yが同じダッシュボードを閲覧している(FineBI のキャッシュにヒットし、直接に結果を読み込む)。

    • 1秒あたりのリクエスト数が160に達している場合、サーバロードバランスのダウンロード速度の目安は100MB/s以上です。

    • 予測同時実行数:5分間の同時実行数 Y = 380 * ノード数 X

    ユーザ数/ 5分

    ユーザ数/秒

    動作環境

    推奨環境

    ノード数

    JVM/サーバメモリ

    CPU

    2.5GHz以上

    ノード数

    JVM/サーバメモリ

    CPU

    2.5GHz以上

    ~400

    40

    2

    16G/32G

    8コア

    16スレッド

    1

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    400~800

    80

    2

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    2

    24G/48G

    16コア

    32スレッド

    800~1.1K

    110

    3

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    3

    24G/48G

    16コア

    32スレッド

    1.1K~1.6K

    160

    4

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    3

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    1.6K~2K

    190

    5

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    4

    32G/64G

    16コア

    32スレッド

    注:JVM メモリの目安はサーバメモリの 2/3 ~ 3/4 程度です。

    2.ユーザタイプの説明は以下の表の通りです。

    ユーザタイプ説明
    DAU一日以内の、BI システムへのログインユーザ数
    オンラインユーザ数BI システムへの同時ログインユーザ数
    同時実行数BI システムで同時に操作しているユーザ数。つまり、サーバが同時に処理しているリクエストの数量。
    Lic 登録時の同時実行数制限同時リクエストの IP の数。IP が計測の標準であり、本マニュアルで紹介する同時リクエスト数とは関係ありません。

    2.リアルタイムデータ

    説明:お勧めのシステムスペックです。クラスターのノード間の通信速度の目安は 1000Mb/s です。

    • プロジェクトの同時実行数とデータソース DB の計算能力から計算します。複数のハードウェアスペックが選択可能の場合はより高いほうを選択してください。

    • 編集時はキャッシュがヒットしないとします。

    • 同時実行数/秒は、上限はキャッシュがヒットする場合、下限はキャッシュがヒットしない場合の同時実行数です。

    システムスペックは以下の表の通りです。

    DAUオンライン
    (ユーザ数/時間)
    同時実行
    (ユーザ数/秒)

    データソース計算能力

    1秒あたりの計算数

    推奨環境動作環境
    ノード数

    JVM/サーバメモリ

    CPU

    2.5GHz以上

    ノード数

    JVM/サーバメモリ

    CPU

    2.5GHz以上

    500<100<20<10116G/24G

    8コア

    16スレッド

    18G/12G

    4コア

    8スレッド

    2K100~1K40~9010~20216G/24G

    16コア

    32スレッド

    116G/24G

    16コア

    32スレッド

    3K600~1.5K60~130>=30316G/24G

    16コア

    32スレッド

    224G/48G

    16コア

    32スレッド

    4K600~2K
    60~170
    >=30416G/24G

    16コア

    32スレッド

    324G/48G

    16コア

    32スレッド


    3.抽出データとリアルタイムデータを両方処理する場合

    抽出データとリアルタイムデータを両方処理する場合は、スペックが高いほうをお選びください。

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