1.概要
1.1 バージョン
帳票サーバのバージョン |
11.0 |
1.2 応用シーン
ユーザは二次管理者が「FineReportポータル>システム>目次管理」でディレクトリを編集できることを望んでいます。次の図のようになります。
1.3 機能紹介
この記事では、目次の編集権限を付与する方法を2つ紹介します。
例 | 予想効果 | 実現ステップ |
例1 | ユーザ「eoco」に目次「テーマ分析」の「編集」権限を付与します。 eocoが「テーマ分析」目次にシステム全体のテンプレートをマウントできるようにします。 | 1)階層授権を有効にし、目次編集を有効にします。 2)目次の編集権限を設定します。 3)「システム>目次管理」の使用権限を設定します。 |
例2 | ユーザ「eoco」に目次「テーマ分析」の「編集」権限を付与します。 eocoが「テーマ分析」目次にシステム指定フォルダのテンプレートをマウントできるようにします。 | 1)レベル権限付与を有効にし、ディレクトリ編集を有効にします。 2)ディレクトリ編集権限を設定します。 3)「システム>目次管理」の使用権限を設定します。 4)役割権限認証を有効にします。 5)テンプレートのプレビュー権限を設定します。 |
2. 例1
本章の例:ユーザ「eoco」に目次「テーマ分析」の「編集」権限を付与して、eocoが「テーマ分析」目次にシステム全体のテンプレートをマウントできるようにします。
2.1 レベル権限付与
管理者はデータ決定システムにログインし、「管理システム>権限管理>グローバル設定」をクリックし、「階層権限」ボタンを開き、「ディレクトリ編集」ボタンを開き、「保存」をクリックする。 次の図のようになります。
注:「ディレクトリ編集」ボタンを有効にするには、「レベル権限付与」ボタンを有効にする必要があります。
2.2 ディレクトリ編集権限設定
管理者はFineReportポータルにログインし、「システム>権限管理>一般権限設定」をクリックし、権限受け手「部署/役割/ユーザ」を選択します。この例ではユーザeocoを選択し、「目次アクセス権限」Tabを選択し、eocoに目次「テーマ分析」の「編集」権限を設定し、次の図に示すように:
注:「編集」権限がある場合は、必ず「プレビュー」権限があります。
2.3 管理システム権限設定
権限受け手「部門/役割/ユーザ」を選択します。この例ではユーザeocoを選択し、「システム」Tabを選択して、eocoに「目次管理」の「使用」権限を設定します。次の図のように:
2.4 効果確認
2.4.1 目次プレビュー
ユーザeocoはFineReportポータルにログインし、以下の図に示すように、目次「テーマ分析」とサブ目次のテンプレートをプレビューすることができます。
注:「目次管理」権限がある場合は、必ず「プレビュー」権限があります。
2.4.2 目次管理
ユーザはFineReportポータルにログインし、「システム>目次管理」をクリックして、「テーマ分析」とサブ目次を編集することができます。次の図のようになります。
ユーザはFineReportポータルにログインし、「システム>目次管理」をクリックして、「テーマ分析」の下のテンプレートを編集し、システム下の全てのテンプレートをマウントすることができます。次の図のようになります。
3. 例2
本章の例:ユーザ「eoco」に目次「テーマ分析」の「編集」権限を付与して、eocoが「テーマ分析」目次にシステム指定フォルダのテンプレートをマウントできるようにします。
3.1 レベル権限付与
管理者はFineReportポータルにログインし、「システム>権限管理>グローバル設定」をクリックし、「レベル権限付与」ボタンを開き、「ディレクトリ編集」ボタンを開き、「保存」をクリックします。次の図のようになります。
注:「ディレクトリ編集」を有効にしないと、「レベル権限付与」を有効にすることができない。
3.2 ディレクトリ編集権限設定
管理者はFineReportポータルにログインし、「システム>権限管理>一般権限設定」をクリックし、権限受け手「部署/役割/ユーザ」を選択します。この例ではユーザeocoを選択し、「目次アクセス権限」Tabを選択し、eocoに目次「テーマ分析」の「編集」権限を設定します。次の図のようになります。
注:「編集」権限がある場合は、必ず「プレビュー」権限があります。
3.3 管理システム権限設定
権限受け手「部門/役割/ユーザ」を選択します。この例ではユーザeocoを選択し、「システム」Tabを選択して、eocoに「目次管理」の「使用」権限を設定します。次の図のようになります。
3.4 役割権限認証を有効にします。
管理者はFineReportポータルにログインし、「システム>テンプレート管理>認証設定」をクリックし、認証方式は「役割毎の権限認証」を選択し、「保存」をクリックします。次の図のようになります。
注:「役割毎の権限認証」を有効にしないと、ユーザが見たシステム内のテンプレートを制御できません。
3.5 テンプレート認証権限設定
管理者はFineReportポータルにログインし、「システム>テンプレート認証>一般権限設定」をクリックし、権限受け手「部門/役割/ユーザ」を選択し、この例ではユーザeocoを選択し、フォルダanalyticsの「プレビュー」権限を有効にします。次の図のようになります。
3.6 効果確認
3.6.1 目次プレビュー
ユーザeocoはFineReportポータルにログインし、目次「テーマ分析」とサブ目次内のテンプレートをプレビューできます。これらのテンプレートは、次の図に示すように、システムanalyticsフォルダに保存されています。
注:「目次管理」権限がある場合は、必ず「プレビュー」権限があります。
3.6.2 目次管理
ユーザはFineReportポータルにログインし、「システム>目次管理」をクリックして、「テーマ分析」とサブ目次を編集することができます。次の図のようになります。
ユーザはFineReportポータルにログインし、「システム>目次管理」をクリックして、「テーマ分析」の下のテンプレートを編集することができますが、analyticsフォルダ内のテンプレートしかマウントできません。次の図のようになります。