1. 概要
1.1 バージョン
帳票サーバのバージョン | JARパッケージ | プラグインバージョン | 機能変更 |
---|---|---|---|
11.0.2 | 2021.01.25 | V1.0 | - |
1.2 機能紹介
メニューバーに新しく追加されたGoogleDriveエクスポートボタン、または新しく追加されたRestapiエクスポートを使用すると、cptテンプレートをgoogledriveの指定目次にエクスポートしてアップロードできます。
注:サーバが外部サイトにアクセスできる必要があります。アクセスできるアドレスには、少なくとも次のものが含まれている必要があります。
1.0Auth 2.0 認証サーバ:ユーザ検証と認証に使用され、アクセストークン取得:https://accounts.google.com
2.Google Drive API ターミナル:実際のAPI呼び出し用:https://www.googleapis.com/drive/v3/
3.Google API Console: API 証憑書類の管理、APIの使用状況の監視などに使用:https://console.developers.google.com
2. 事前準備
2.1 プラグインインストール
詳細はこちらhttps://help.fanruan.com/finereport-jp/doc-view-3884.html?source=4
2.2 googleアカウントのバインディング
FineReportポータルにログインし、システム ——> グーグルドライブ認証管理ページを見つけ、「Sign in with Google」ボタンをクリックします。
システムは自動的にGoogleアカウントのバインディングページにジャンプし、プロンプトに従ってアカウントのバインディングを完了します。
セキュリティプロンプトページが表示されたら、高度な ——> 「FineReportに移動します」を選択します。
必要な権限にチェックを入れ、【続く】をクリックします。
成功メッセージが表示されます。このページを閉じてFineReportポータルに戻ると、「ログインアカウント」の欄にバインドされたGoogleアカウントのメールアドレスが表示され、バインドが成功したことを示しています。
注:
1.ここにバインドされているGoogleアカウントは、アップロードしたいグーグルトライブにバインドされているGoogleアカウントです。
2.プラットフォームは1つのGoogleアカウントしかバインドできません。バインドしているアカウントを切り替える場合は、もう一度「Sign in with Google」ボタンをクリックします。この時、ブラウザでバインドしているアカウントとは別のGoogleアカウントにログインしている場合は、再びGoogleアカウントを選択するページが表示されるので、切り替えるアカウントを選択して上記の操作を繰り返せばいいです。
3.アカウントバインディング中にバインディング画面を閉じないでください。そうしないとエクスポート機能が使用できなくなります。エクスポート作業を行う前に、バインドプロセスが完了していることを確認してください。
3.テンプレートのエクスポート
3.1 エクスポートボタンを使用したエクスポートとアップロード
3.1.1 Google Driveエクスポートボタン追加
「テンプレートwebの属性」を見つけ、対応するプレビュー方式の下にGoogle Driveボタンを追加します。
3.1.2 ファイルのアップロード
エクスポートボタンをクリックすると、数式を選択するプルダウンボックスが表示されます。プラグインは、PDF、Excelオリジナル、Excelページ分け、Excelページ・シート分けの4つのエクスポート方法をサポートしています。
目的のエクスポート方法を選択すると、Google Driveのパス選択ページが表示され、アップロードできるフォルダがプルダウンツリー形式で表示されます。アップロードパスを選択したら、【確認】をクリックしてアップロードします。
アップロードが完了するとアップロード成功のページが表示され、Google Driveで選択したフォルダにファイルがアップロードされたことが表示されます。
注:
1.フォルダパスの選択とファイルのアップロードには、Googleサーバとのやり取りで、少し時間がかかるかもしれませんが、気長にお待ちください!
2.ファイルをGoogle Driveのルートディレクトリにアップロードしたい場合は、「root」を選択します。
3.ボタン導出機能は改ページプレビュー、書き込みプレビュー、データ分析プレビューをサポートし、新しい計算エンジンをサポートしていません。
3.2 RestApiによるエクスポートとアップロード
3.2.1 urlエクスポートurlとエクスポート形式の対応表
URL形式をエクスポートするには、次の手順に従います。
http://localhost:8075/webroot/decision/view/report?viewlet=WorkBook18972.cpt&op=export&format=excel_google&extype=simple&path=dirA/dirb/dirc&filename=****
使用できる変数:
変数 | 解釈 |
format、extype | エクスポート形式、下記のエクスポート形式表を参照 |
path | アップロードする必要があるGoogle Driveのフォルダパスは、ルートを省略します。この変数を入力しない場合はGoogle Driveのルートディレクトリにアップロードします。 |
pathId | アップロードするGoogle Driveのフォルダid。path変数とともにこの変数が存在する場合、エクスポートされたファイルは両方のフォルダに転送されます。pathで表されるフォルダパスがpathIdで指定されたフォルダと同じ場合は、一度だけアップロードされます。 |
filename | エクスポート後のファイル名は、デフォルトでテンプレート名を取ります。 |
エクスポート形式:
エクスポート形式 | 分類 | 変数値 |
&format=pdf_google | ||
Excel | xlsx形式ページ分け | &format=excel_googleまたは&format=excel_google&extype=page |
xlsx形式オリジナル | &format=excel_google&extype=simple | |
xlsx形式ページ・シート分け | &format=excel_google&extype=sheet |
3.2.2 RestApiを使用したエクスポート
このGoogle.cptテンプレートを例にします。
テンプレートにはgoogleという変数があり、テンプレートのデフォルト名はGoogleです。このテンプレートを改ページシートのExcelにエクスポートしてGoogle Driveのtest1/excel/sheetフォルダの下にアップロードし、ファイル名をGoogle_Testに変更し、googleの変数値を"success"にしたいと思っています。
このパスを使用してエクスポートします。
http://localhost:8075/webroot/decision/view/report?viewlet=Google.cpt&google=success&op=export&format=excel_google&extype=sheet&path=test1/excel/sheet&filename=Google_Test
アップロードが成功したページが表示されたら、Google Driveでファイルを見ると、google変数の値と共にアップロードされたファイルが表示されます。
注:
Google Driveでは、同じパスの下に同じ名前のフォルダが存在できます。選択したフォルダに同じ親パスの下に別の同じ名前のフォルダが存在する場合、システムはデフォルトで、最初に見つかった同じ名前のフォルダの下にエクスポートされたファイルをアップロードします(Google Driveページで最初に表示されるその名前のフォルダであることは保証されません)。不要なトラブルを避けるために、Google Drive上の全てのフォルダのパスが唯一であることを確認してください。