1. 概要
1.1 バージョン
帳票サーバーのバージョン | 機能変更 |
11.0 | - |
11.0.7 | データ接続権限の問題をするには、この記事の第4章を参照してください。 |
1.2 応用シーン
データ接続の使用権限とは、ユーザがデータ接続の使用権限を持ち、デザイナでテンプレートデータセットを作成したり、FineReportポータルでサーバーデータセットを作成したりできることを意味します。
例 | 予想効果 | 実現ステップ |
例1 | ユーザeocoがデザイナでデータ接続を使用してテンプレートデータセットを作成できるようにします。 | 1)データ接続制御を有効にします。 2)データ接続「FRDemo」の使用権限を配置します。 3)リモート接続権限の設定 |
例2 | ユーザeocoがFineReportポータルでデータ接続を使用してサーバデータセットを作成できるようにします。 | 1)レベル権限付与を有効にし、データ接続制御を有効にします。 2)データ接続「FRDemo」の使用権限を設定します。 4)「システム>データ接続」の使用権限を設定します。 |
2. 例1
本章の例:ユーザeocoにデータ接続「FRDemo」の「使用」権限を付与して、ユーザeocoがデザイナでこのデータ接続を使用してテンプレートデータセットを作成できるようにします。
2.1 データ接続制御を有効にします
スーパ管理者はFineReportポータルにログインし、「システム>権限管理>グローバル設定」をクリックし、「データ接続制御」ボタンを開き、「保存」をクリックします。次の図のようになります。
2.2 データ接続使用権限の付与
管理者はFineReportポータルにログインして、「システム>権限管理>一般権限設定」をクリックします。
次の図に示すように、権限対象「部門/役割/ユーザ」を選択します。この例ではユーザeocoを選択し、データ接続「FRDemo」の「使用」権限を付与します。
2.3 リモート接続権限の付与
スーパ管理者はプロジェクトにリモート接続し、「サーバ>リモート設計権限管理」をクリックして、ユーザeocoをリモート設計をサポートするリストに追加します。次の図のように:
2.5 効果プレビュー
eocoはデザイナを使用してプロジェクトにリモート接続し、デザイナでデータ接続「FRDemo」を使用してテンプレートデータセットを作成できます。次の図のようになります。
注:スーパ管理者以外のユーザがプロジェクトにリモート接続する場合は、デザイナ側で次のようにします。
サーバデータセットの新規作成、編集、削除はサポートされていません。
全てのデータセットキャッシュの有効/無効設定はサポートされていません。
データ接続の新規作成、編集、削除はサポートされていません。
リモート接続時に、保存/プレビューのテンプレートに権限のないデータ接続が使用されている場合、次の図に示すように、「保存に失敗しました。現在の操作者にはX個のデータ接続権限がありません:XXXX」というエラーが表示されます。
3. 例2
本章の例:ユーザeocoにデータ接続「FRDemo」の「使用」権限を付与して、ユーザeocoがFineReportポータルでデータ接続を使用してサーバデータセットを作成できるようにします。
3.1 データ接続制御を有効にします。
スーパー管理者はFineReportポータルにログインし、「システム>権限管理>グローバル設定」をクリックし、「レベル権限付与」ボタンを開き、「ディレクトリ編集」ボタンを開き、「保存」をクリックします。次の図のようになります。
3.2 データ接続使用権限の付与
管理者はFineReportポータルにログインして、「システム>権限管理>一般権限設定」をクリックします。
次の図に示すように、権限対象「部門/役割/ユーザ」を選択します。この例ではユーザeocoを選択し、データ接続「FRDemo」の「使用」権限を付与します。
3.3 管理システム使用権限付与
管理者はFineReportポータルにログインして、「システム>権限管理>一般権限設定」をクリックします。
次の図に示すように、権限対象「部門/役割/ユーザ」を選択します。この例ではユーザeocoを選択し、モジュール「システム>データ接続」の「使用」権限を付与します。
3.4 効果プレビュー
eocoはFineReportポータルにログインし、「システム>データ接続>サーバデータセット」をクリックすると、データ接続「FRDemo」を使用してサーバデータセットを作成できます。次の図のようになります。