一.概要
応用シーン:「FineVis データ可視化」プラグインをインストールしたユーザは、本文を参考に FineVis の関連機能を理解することができます。
1.バージョン
帳票サーババージョン | プラグインのバージョン | 機能変動 |
11.0 | V1.0.0 | - |
11.0.22 | V3.2.0 | FineVis のカラーパレットのインターフェイスが最適化され、新しい[テーマ配色]が追加される |
2.応用シーン
FineVis の可視化カンバンでテンプレートを設計する際、色の属性を変更することがよくあります。例えば、コンポーネントに背景色を追加したり、フォントの色を変更したり、チャートの系列色を変更したりする場合があります。
このような場合、カラーパレット機能が使用されます。カラーパレットが開かれると、デフォルトで[テーマ配色]、[標準色]、[最近使用した]色が表示され、ユーザはこれらを選択して使用することができます。
もしデフォルトの色ではニーズを満たせない場合は、[もっと色]をクリックしてカスタムで色を選択することもできます。これにより、色の属性を柔軟に調整し、様々なデザインニーズを満たすことができます。以下の図のように:
二.カラーパレット
1.基本カラーパレット
FineReportの一般帳票と同じようなグラフやテーブルの一部のカラーパレットはデザイナのカラーパレットを引き継き使用します。具体的な説明は以下の表の通りです:
コンポーネント | 設定項目 | |
グラフ | 「内容」タブ下のすべてのカラーパレット
| デザイナのカラーパレットを引き継き使用する |
「コンポーネント」タブ下のすべてのカラーパレット | FineVisカラーパレット
| |
テーブル | 「コンポーネント編集」画面内のすべてのカラーパレット | デザイナのカラーパレットを引き継き使用する |
「コンポーネント」タブ下のすべてのカラーパレット | FineVisカラーパレット |
2.FineVisカラーパレット
FineVis 可視化カンバンにおいて、第二章第1節で説明した一部のコンポーネントを除くすべてのコンポーネントは、FineVis カラーパレットを使用します。
カラーパレットにはデフォルトで[テーマ配色]、[標準色]、[履歴]、および[もっと色]が表示されます。以下の図のように:
注意:V3.2.0 以前のバージョンでは、カスタム色と既定[標準色]の選択のみがサポートされています。

具体的な説明は以下の表の通りです:
カラーパレット | 説明 |
テーマ配色 | [テーマ配色]は動的で、[テンプレートスタイル]に設定された[テーマ配色]に応じて変化する 基本色:テーマスタイルに従って切り替わり、順に背景色、文字色、コンビネーション色 1、コンビネーション色 2... となる 展開色:基本色の濃淡展開色
テンプレートにテーマスタイルを設定した後、コンポーネントの配色を変更する必要がある場合は、[テーマ配色]の色を直接使用して迅速に調整することができ、それによりテンプレートの全体的なスタイルに素早く適合させることができる チャートコンポーネントの[コンポーネントスタイル]設定、その他のコンポーネントの[内容スタイル]または[コンポーネントスタイル]設定で、もし[テーマ配色]の色を選択した場合、テーマスタイルを切り替えると、[テーマ配色]がテーマスタイルに従って変化する。以下の図のように: 注意:チャートコンポーネントの[内容スタイル]設定とウィジェットコンポーネントは上記の変化をサポートしていません。もし[テーマ配色]を選択した場合、テーマスタイルを切り替えると、テーマスタイルに設定された既定色に変更されます。 |
標準色 | 固定の標準色で、テーマスタイルの変更に伴い変化しない |
履歴 | [もっと色]のみにおいて記録されたカスタムで選択した色や、ピペットで選択した色 |
もっと色 | マウスでカラーパレットをクリックして色を直接選択する:色を選択すると、下の色番号の位置にも対応する数値が表示される 色の値を入力して色を選択する:色の選択モードが16進数のカラーコードとRGBAをサポートしており、入力後に色を選択でき、同時にカラーパレット上にも色が表示される カラーピッカーを使用して色を選択する:カラーピッカーをクリックし、マウスを希望する色の位置に移動してクリックすると色を選択できる。色を選択すると、色番号の位置にも対応する数値が表示され、同時にカラーパレット上にも色が表示される 注意1:V3.2.0 以前のバージョンでは、カラーピッカーを使用した色の選択はサポートされていません。 注意2:リモートデザイン環境では、安全なアクセス下でカラーピッカーを使用して色を選択する必要があります。 注意3:マルチスクリーンのシーンでは、カラーピッカーの使用は推奨されません。
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