行の挿入方式

1.1 問題説明

書き込みテンプレートでは、新しく挿入された行や列のセルは空白、カスタム値、前のセルを継承する値であることができますが、どのように設定すればいいのでしょうか。

1.2 解決策

次の図に示すように、セルに行の挿入方式を設定できます。この方式には、空白、既定値、元の値の3つの策があります。

3つの方式について以下に説明します。

• 空白：新しく挿入された行または列のセルは空白で、システムのデフォルトオプションです。

• 既定値：1つのカスタム値を入力し、新たな行や列を挿入する時にセルが自動的にその値を入れ、数式を使うことができます。

• 元の値：新しいセルは元のセルの内容を継承します。通常は数式で定義されたセルに適用され、行または列を挿入するとセルの数式は保持されます。

2.1 帳票設計

データベースクエリのデータセットds1を新規追加、SQL文は：SELECT * FROM 販売

2）書き込みテーブルを設計し、A3、B3セルにテキストウィジェットを挿入し、C3、D3、E3セルに数字ウィジェットを挿入し、F3セルに数式を挿入：C3-D3-E3、下図のように：

3）G3セルにボタンウィジェットを追加し、G3ボタンタイプは行挿入を選択し、セルを指定してA3を選択し、行挿入の行数を1行に設定します。下図のように：

2.2 方式設定

ここでは、3つの方式の使用方法をそれぞれ紹介し、それぞれの方式の実際効果を示します。

2.2.1 空白

空白はデフォルトのオプションで、新しい行が挿入されるたびにセルが空白になります。次の図に示すように、ID、売上、販売コスト、その他コストの行挿入方式を空白に設定します。

2.2.2 既定値

1）既定値は、次の図に示すように、文字列、整数型、倍精度型、日付、論理型、数式を定義することによって、行が追加されたときのセルの内容を定義します。

2）地域の既定値を文字列に設定し、次の図のように北米を入力します。

2.2.3 元の値

1）次の図に示すように、収益の行挿入方式を元の値に設定し、新しいセルが元の数式を継承するようにします。

2.3 効果プレビュー

1）PC端末

テンプレートを保存し、書き込みプレビューをクリックすると、次の図のようになります。

2）モバイル端末

テンプレートをダウンロード：行の挿入方式.cpt