一.概要
1.問題の説明
フロントエンドで書込をプレビューする際に、すべてのデータが同一ページに表示されます。データ量が多すぎる場合、フロントエンドブラウザのパフォーマンス制限により、すべてのデータを表示する速度が非常に遅くなり、ユーザーエクスペリエンスに大きく影響します。
では、本マニュアルで、改ページ表示を改ページプレビューのように実行することにより書込プレビューの速度を上げる(下図)方法を説明します。
2.考え方
書込プレビュー(op = write)で、__ cutpage __ = vパラメーターを使用し(つまり、URLの後に&__ cutpage __ = vを追加する)、条件属性の改ページ設定と組み合わせて、改ページ書込を実現します。
3.ご注意
· __下線は二本ある
· モバイル端末で適用しなく、列の改ページに対応しない(列の後に改ページと列の前に改ページ)
· 改ページしてからページ番号に関する関数($$ page_number、$$ totalPage_number、{A1}など)は適用されない。
· 改ページしてから、JSを使用してセルを取得します。現在のページのセルのみを取得できます。
二.例示
1.データの準備
一般帳票を作成し、データベースクエリデータセットを作成します。SQLはSELECT * FROM Orders limit 1000
2.テンプレートの設計
書込帳票を設計し、データセットフィールドを該当セルにドラッグし、セルA2~F2にテキストウィジェットを添加します(下図参照)。
3.行の後改ページを設定する
行の後改ページを設定する目的は、各ページに表示されるデータの行数を制限することです。改ページ>行後改ページの条件属性によって実現されます。式は(row()-1)%200 = 0 。この式は、200行ごとに1ページに分割されることを意味します。ページがまだスタックしていると思われる場合は、値を減らしてみてください。
注:この式の-1は、行にヘッダーがあるため、減算する必要があります。実際の応用では、帳票ヘッダーの行数に応じて行を減算してください。
4.プレビュー
テンプレート保存し、書込プレビューをクリックすると、URLの後ろにパラメーター&__cutpage__=vを添加してから、テンプレートを改めてプレビューします(下図参照)。
三.ご注意
1.プラットフォームマウントに書込改ページを起動する
プラットフォームでマウントされる書込テンプレートに対して改ページを行うには、パラメータ設定で実現できます。パラメータ名は__cutpage__=v、タイプは文字列、値はvです。
2.ヘッダー行をフリーズする
ページをめくった後でもタイトルをそのままにしておきたい場合は、フリーズを設定できます(下図参照)。