一.概要
FineReportデザイナーは、ほとんどの帳票開発機能を有しています。基本的にゼロコードの帳票開発を実現し、ユーザーの95%以上のニーズに対応できます。
しかし、ユーザーのニーズは絶えず変化しており、一部の特殊効果はFineReportデザイナーで実現できない可能性があります。ゆえに、FineReportは、様々なニーズに合わせてAPIを提供しています。APIを通して、JavaScriptスクリプト、Java プログラミング言語などを使用し、FineReport 帳票の二次開発は可能になりました。
FineReportカスタム開発のドキュメントはJava、JavaScript、CSS、HTMLなどを身に着けたIT技術員に向いています。FineReportの内部原理をより深く理解したい場合にも、この部分のドキュメントを読むことが推奨されます。
二.カスタム開発のタイプ
FineReportの二次開発は、主にフロントエンドJavaScript開発、バックエンドエンジン関連開発、プラグイン開発、WebAPI開発に分かれます。
1.フロントエンド JavaScript 開発
FineReportのフロントエンドは jQuery フレームワークを使用しており、生成された帳票は解析され、最終的に HTMLドキュメントの形になります。即ち、各テンプレートをブラウザ側でプレビューすると、必ず対応のHTML ページがあります。そのため、ユーザーはjQueryフレームワークのすべてのメソッドを通してフロントエンド効果をカスタム開発することができます。詳細はJavaScript API概要を参照してください。
2.バックグラウンドエンジン関連の開発
FineReportのコア構造と帳票エンジンAPI の構造及び動作原理を理解することで、ユーザーはclassを定義し、classファイルをコンパイルして特定なバックグラウンド効果を実現できます。
3.プラグイン開発
ユーザーの様々なのニーズに対応し、ユーザーの使用習慣などを尊重するため、FineReport デザイナの一部の機能はプラグインをインストールすることで実現できます。プラグイン開発者をサポートするプラグイン開発ドキュメントを提供しています。プラグインのダウンロードは営業担当者にお問い合わせください。
https://www.value-ict.co.jp/jp/contact/
4.WebAPIによる開発
FineReportが提供するWebAPIを利用して、Httpリクエストを通して機能開発を実現できます。簡単に言うと、RestAPIがHttpプロトコールに基づいて、URLの形でリクエストし、パックエンドの応答を獲得するということです。