一.AND
AND(logical1,logical2,…)
すべてのパラメータの値がTRUEの場合にTRUEを返します。いずれかのパラメータの値がFALSEの場合、FALSEを返します。Logical1,logical2,…:TRUEまたはFALSEを判定する必要がある1~30個の条件値。
注:パラメータは論理値、或いは論理値を含む配列、または参照である必要があります。配列または参照の中にテキストまたは空白セルが含まれている場合、その値が無視されます。指定されたセル範囲に論理値がない場合、AND関数は*NAME?というエラーメッセージを返します。
例:
AND(1+7=8,5+7=12)はTRUEです。
AND(1+7=8,5+7=11)はFALSEです。
セルA1からA4の値がそれぞれTRUE、TRUE、FALSE、TRUEの場合、次のようになります。
AND(A1:A4)はFALSEです。
セルA5の値が0~50の場合、次のようになります。
AND(A5<50)はTRUEです。
二.BITNOT
BITNOT(int)
一つの10進数整数を2進数表現に変換して、ビットを反転します。
int:変換する必要がある10進数。
例:
BITNOT(3)は-4です。
BITNOT(12)は-13です。
三.BITOPERATIOIN
BITOPERATIOIN(int,int,op)
ビット演算。2つの整数をopに基づいてビット演算した結果を返します。
int:10進数整数。
op:ビット演算子、"&"(論理積)、"|"(論理和)、"^"(排他的論理和)、"<<"(左シフト)と">>"(右シフト)をサポートしています。
例:
BITOPERATION(4,2,"&")は4 かつ 2の論理積演算を行うと、0となる結果を示します。
BITOPERATION(4,2,"|")は4 または 2の論理和演算を行うと、6となる結果を示します。
BITOPERATION(4,2,"^")は4 XOR 2の排他的論理和演算を行うと、6となる結果を示す。
BITOPERATION(4,2,"<<")は4を左へ2ビットシフトすると、16となる結果を示します。
BITOPERATION(4,2,">>")は4を右へ2ビットシフトすると、1となる結果を示します。
BITOPERATION(4,2,"^~")は4 XNOR 2を行うと、-7となる結果を示します。
四.IF
1.概要
文法 | IF(boolean,number1/string1,number2/string2) | IF関数、booleanがtrueの場合は2番目のパラメータを返し、falseの場合は3番目のパラメータを返します。 |
---|---|---|
パラメータ1 | boolean | 判断に使用するブール値、true或いはfalse |
パラメータ2 | number1/string1 | 1番目のパラメータ、booleanがtureの場合、この値を返します。 |
パラメータ3 | number2/string2 | 2番目のパラメータ、booleanがfalseの場合、この値を返します。 |
2.注意事項
式では、0で始まる文字列が一致するかどうかを判断する時、例えばif("003"="03",一致,不一致)の場合は、一致を返します。完全に文字に基づいて一致するかどうかを判断したい場合は、EXACTで判断することができます。例:if(exact("003","03"),一致,不一致)。
3.例
数式 | 結果 |
---|---|
IF(true,2,8) | 2 |
IF(false,"first","second") | second |
IF(true,"first",7) | first |
五.OR
OR(logical1,logical2,…)
すべてのパラメータの値がFALSEの場合、FALSEを返します。いずれかのパラメータの値がTRUEの場合、TRUEを返します。
Logical1,logical2,…:TRUEまたはFALSEを判断する必要がある1~30個の条件値です。
備考:
パラメータは論理値か、論理値を含む配列または参照でなければなりません。
配列または参照にテキスト・空白セルが含まれている場合、その値を無視します。
指定したセル範囲内に論理値がない場合、AND関数は*NAME?というエラーメッセージを返します。
例:
OR(1+7=9,5+7=11)はFALSEです。
OR(1+7=8,5+7=11)はTRUEです。
六.REVERSE
REVERSE(value)
valueとは逆の論理値を返します。
例:
REVERSE(true)はfalseです。
七.switch
switch(式,値1,結果1,値2,結果2,...)
式の結果が値1の場合、関数全体が結果1を返します
式の結果が値2の場合、関数全体が結果2を返します
式の結果が値3の場合、関数全体が結果3を返します
など