1.説明
企業ユーザは開発コストを軽減するため、FineReportで帳票を開発して、OAなどシステムのWEB画面で表示する場合があります。
FineReportで開発された各帳票またはダッシュボードはURLでアクセスできます。だからWEB画面中にiframeに基づいて帳票・ダッシュボードを表示できます。
今回は簡単なサンプルでFineReport帳票をWEB画面に統合する方法を紹介します。
2.操作手順
2.1 ブラウザでテンプレートをプレビュー
1) ブラウザの中に下記のなURLで画面を表示できます。
URLのフォーマットは：IP:ポート/webroot/decision/view/form?viewlet=テンプレートパス(reportletsに対するパス)
2) ドメインでアクセスする場合、IP:PORTをドメインに変更します。例：http://fr-demo.value-ict.co.jp/webroot/decision/view/form?viewlet=demo/analytics/financial/transfer.frm
2.2 ログイン認証
セキュリティの関係上、新バージョンの FineReport では、外部からアクセスする場合はログインしなければならない仕組みになっています。
2.3 WEB画面中に帳票を表示
1) iframeを新規作成し、帳票・ダッシュボードのパスをiframeのsrc属性に設定する
2) 下記のHTMLソースコードを参照
<!DOCTYPE html>
<html lang="en">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Smart City Dashboard</title>
<style>
.nav_content{
width: 100%;
height: 50px;
line-height: 50px;
text-align: center;
background: linear-gradient(-45deg,#005dec,#002d72);
}
.nav_content h1{
font-size: 30px;
color: white;
}
</style>
</head>
<body>
<section class="nav">
<div class="nav_content">
<h1> TEST </h1>
</div>
</section>
<section>
<iframe src="http://localhost:8075/webroot/decision/view/form?viewlet=demo/analytics/financial/transfer.frm" frameborder="0" style="width: 100%; height: 800px;">
</iframe>
</section>
</body>
</html>
2.4 効果を確認
HTMLファイルとして保存しブラウザで確認する
効果
3.その他
クロスドメインエラー ※帳票・ダッシュボードが表示できなくなる場合
管理者アカウントで「システム⇒セキュリティ管理⇒Security Headers」を閉じれば表示できます。