一.概要
1.予期効果
ハイパーリンクを設定する時、リンク先はパラメーターが含まれているテンプレートです。ハイパーリンクをクリックすると、現在のセルの内容がパラメータ値として次の帳票のパラメータに渡されることが望まれます。下図の通りです:
2.実現方法
Web帳票またはJavaScriptスクリプトを使用して、パラメーターのあるテンプレートへのハイパーリンクを実現します。
二.例一:web帳票
1.子帳票
一般帳票を作成し、%FR_HOME%\webapps\webroot\WEB-INF\reportlets\doc\SpecialSubject\HyplinkReport\子帳票.cpt として保存します。
1.1.データセットを新規作成する
データセットds1:SELECT * FROM [販売量] where 1=1 ${if(len(area) == 0,"","and 地域 = '" + area + "'")}を追加します。
areaは、カスタムパラメータの名前、つまり、対応する領域のフィルタ名(ウィジェット名)です。ウィジェット値が空白かを判断します。空の場合は、既定ですべて読み込みます。
下図の通りです:
1.2.帳票の設計
1.設計された帳票画面は下図の通りです:
2.セルC2を選択して、セル要素-基本を選び、データを集計-合計と設定します。下図の通りです:
2.親帳票
一般帳票を作成し、%FR_HOME%\webapps\webroot\WEB-INF\reportlets\doc\SpecialSubject\HyplinkReport\親帳票.cpt として保存します
2.1.データセットを新規作成する
データセットds1:SELECT * FROM 销量を追加します。
下図の通りです:
2.2.帳票のデザイン
1.帳票は下図の通りです:
2.セルC2を選択して、セル要素-基本を選び、データを集計-合計と設定します。下図の通りです:
3.ハイパーリンクを設定してパラメータを渡す
親帳票.cptを開き、セルA2を選択し、ハイパーリンクをクリックして、web帳票を追加します。
web帳票の場合、/doc/SpecialSubject/HyplinkReport/子帳票.cptにより新しいウィンドウで開き、パラメータarea=$$$を設定します。
パラメーターarea=$$$を設定する目的:プレビュー画面における展開セルのデータをクリックすると、このデータはパラメータareaとしてサブテンプレートに渡されます。設定画面は下図の通りです:
4.プレビュー
帳票を保存し、改ページプレビューをクリックします。関東をクリックしてサブテンプレートにジャンプすると、サブテンプレートには関東のデータのみが表示されます。下図の通りです:
(モバイル端末もサポートしています)
三.例二:JavaScriptスクリプト
1.テンプレートの設定
1.親帳票は、本マニュアルの2.1と同様に設定し、%FR_HOME%\webapps\webroot\WEB-INF\reportlets\doc\SpecialSubject\HyplinkReport\子帳票.cptとして保存します。
2.子帳票は、本マニュアルの2.2と同様に設定し、
%FR_HOME%\webapps\webroot\WEB-INF\reportlets\doc\SpecialSubject\HyplinkReport\親帳票.cptとして保存します。
2.ハイパーリンクを設定してパラメータを渡す
親帳票.cptを開き、セルA2を選択し、ハイパーリンクをクリックして、JavaScriptスクリプトを追加します。
パラメータA=A2を設定し、JavaScriptコードを添加します。下図の通りです。
JavaScriptコードは次のとおりです。
window.open("${servletURL}?viewlet=doc/SpecialSubject/HyplinkReport/子帳票.cpt&op=view&area="+A);
3.プレビュー
テンプレートを保存し、改ページプレビューをクリックします。関東をクリックしてサブテンプレートにジャンプすると、サブテンプレートには関東のデータのみが表示されます。下図の通りです:
注:モバイル端末に対応できません。