一.概要
FineReportは二つのデータ接続方法を提供しています。
方法一:FineReportポータルで接続を設定します。
方法二:デザイナで接続を設定します。本マニュアルでは、主に方法二について紹介します。
二. JDBC データ接続
1.データベースタイプがプルダウンボックスに含まれる場合
本章はMySQLデータベースを例にJDBCのデータ接続設定の方法について紹介します。
1.FineReportデザイナでサーバ-データ接続定義を選び、左上の「
」ボタンをクリックしてデータベースを新規作成します。次の図のように、接続方法はJDBCを選んでください。

2. データベースタイプのプルダウンボックスから「MySQL」を選んだ後、ドライバとURLなどが自動でロードされます。次の画像の通りです。

3.実際のデータベースアドレスに基づいてホスト、ポート、データベース名称を記入した後、それに対応したURLが自動で作成されます。同じように、URLを入力した後、上記の情報が自動で記入されます。最後に、ユーザ名とパスワードの入力をお済ませください。次の画像の通りです。

それぞれの設定項目に関する説明は次の通りです。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| データ接続名 | 左側のデータ接続名をダブルクリックしてデータ接続の名称を編集できます。 |
| 接続プール属性 | 一般的にはデフォルト設定を使用します。 |
| コード | 一般的にはデフォルト設定を使用します。コーディングをご参照ください。 |
4. 次の図のように、左上の接続テストをクリックすると、接続成功画面が表示されます。確定をクリックしてください。

注:接続テストにおける接続成功は、これからデータベースから正確にデータを取得できることを意味しません。あくまでもネットの接続へのテストです。
2.データベースタイプがプルダウンボックスに含まれない場合
接続しようとするデータベースがプルダウンボックスに含まれない場合、othersを選びます。本章はApache Impalaのデータ接続を例に説明します。
1.まず、ドライバをダウンロードします。
2.FineReportデザイナでサーバ-データ接続定義を選び、左上の「
」ボタンをクリックしてデータベースを新規作成します。次の図のように、接続方法はJDBCを選んでください。

3.次の画像のように、データベースタイプはOthersを選んでください。

4.次の画像のように、ドライバとURLを入力します。

注1:事例ではユーザ名とパスワードが設定されていないデータベースに接続するため、それを入力する必要がありません。
注2:それぞれの設定項目に関する詳しい説明は次の通りです。
| 設定項目 | 説明 |
|---|---|
| データ接続名 | 左側のデータ接続名をダブルクリックしてデータ接続の名称を編集できます。 |
| 接続プール属性 | 一般的にはデフォルト設定を使用します。 |
| コード | 一般的にはデフォルト設定を使用します。コーディングをご参照ください。 |
5. 次の画像のように、左上の接続テストをクリックし、Apache Impalaデータベースへの接続が成功したと意味する接続成功画面が表示されます。確定をクリックしてください。

3.その他の場合
Oracleクラスタデータベースへの接続:
クラスタ編集済みのOracleデータベースをご利用の場合、データ接続を設定する際、下記の書式に従ってURLを入力する必要があります。
jdbc:oracle:thin:@(description=(address_list= (address=(host=192.168.10.1) (protocol=tcp)(port=1521))(address=(host=192.168.10.2)(protocol=tcp) (port=1521))(load_balance=yes)(failover=yes))(connect_data=(service_name= orcl)))