一.概要
デザイナ側でExcelにエクスポートする場合でも、ブラウザ側でExcelにエクスポートする場合でも、標準、改ページ、1ページ1シートから選択できます。
本マニュアルでは、上記の3つのエクスポート方法の違いを簡単に説明します。
二.Excelのエクスポート方法
1.改ページ
改ページでクスポートする時、帳票テンプレートが改ページを設定されている場合、ここで改ページでエクスポートされ、重複するタイトルが保持されます。
2.標準
標準出力の場合、帳票テンプレートが改ページを設定されていても、ここでは改ページで表示されず、重複するタイトルは1回だけ表示されます。
3.1ページ1シート
1ページ1シートでエクスポートする場合、各ページは単独のsheetとしてExcelに保存されます。
注1:グリッド型エンジンが有効にすると、Excelに一ページ一シートでエクスポートすることができなくなります。
注2:Excelのsheet名は長すぎないようにしてください。Excelにエクスポートする必要がある場合は、シート名をできるだけ簡素化するようにしてください。
三.ツールバーの設定
ユーザーは、必要に応じて帳票ツールバーをカスタマイズし、必要となるエクスポート方法のボタンを追加できます。具体的な操作について改ページプレビュー設定をご参照ください。
四.注意事項
1.エクスポートされた内容がプレビューと一致していない
問題の説明:Excelにエクスポートした後の印刷プレビューのヘッダー位置が、テンプレートの印刷プレビューのヘッダー位置と完全に一致していません。
原因解析:テンプレートページに設定されている上下の余白が、Excelページの上下の余白と一致していません。
解決策:メニューのテンプレート-ページ設定-ページをクリックすると、上部マージンを12.7mmと設定します。下図の通りです:
2.エクスポートされたデータが15桁を超える場合、0として表示される
問題の説明:セルデータが15桁を超えると、エクスポートされたExcelでは、次の図に示すように、最初の15桁のみが正常に表示され、15桁以降は0として表示されます。
原因の解析:Excel自身のロジックによりこの問題が発生しました。最初の15桁のみ識別でき、15桁以降は0として表示されます。