一.概要
樹形図は、ノード間の上下関係、例えば組織、部門の構造の表現に適しています。構造のほか、各ノードの数値も表示できます。
樹形図は、上下関係のあるものを簡単で分かりやすく表現できます。しかし、大規模のデータの表示には不向きです。
樹形図には三種類のサブスタイルがあります。それぞれ縦方向樹形図、横方向樹形図、発散型樹形図です。
二.操作手順
1.データの準備
1.ファイルデータソース[Dept annual leave]を新規作成します。データソースの構造は、ツリーデータセットをご参考ください。下の画像の通り、Excelファイルを選びます。
2.データをプレビューします。
2.チャートの挿入
本マニュアルでは、フローティングチャート-発散型樹形図について説明します。その他の樹形図は、操作方法が発散型樹形図と同じです。フローティングチャートの挿入をご確認ください。
3.データのバインド
1.以下のように、データをバインドします。
右側のパネルの[セル要素]をクリックし、[データ]をクリックします。
[データソース]は[データセットのデータ]にし、[データセット]は[Dept annual leave]にします。
[ノード名]:樹形図の各ノードの名前です。ここでは、[Dept]にします。
[id]:各ノードのIDです。こごては、[ID]にします。
[parent id]:各ノードの上位ノードのIDです。こごては、[PID]にします。
Value:各ノードの数値です。[Annual Leave]を選びます。
集計タイプ:データを集計する方式です。ここでは、[None]にします。
4.スタイルの設定
1.汎用スタイル
チャートをクリックして、右側のパネルで[スタイル]をクリックします。チャートには様々なタイプがありますが、大部分のスタイル設定項目は通用しています。詳しくは、「チャートスタイル」をご確認ください。本マニュアルでは、以下のように設定しています。
ラベルを設定します。
[ラベル]をクリックします
[ラベル]の表示を有効にします。
テキストは、[ノード名]と[値]に設定します。
[重複調整]を[有効]にします。
2.特殊なスタイル
樹形図の[スタイル]-[系列]設定は、基本スタイルとやや違っています。本マニュアルでは主に特殊なスタイルについて紹介します。
配色計画:既定配色から新特性配色、配色カスタマイズまで、合わせて12種類の選択を提供しています。
関連線:色、幅、不透明度のカスタマイズができます。
ノード:ノード半径、枠の幅、枠線の色、不透明度、画像塗りつぶしを設定できます。
5.特殊効果の設定
特殊効果に関する汎用の詳しい設定方法について、「チャートの特殊効果」をご確認ください。
6.効果をプレビューする
保存して樹形図をプレビューします。効果は、下の画像の通りです。