書き込みの一時保存

  • 作成者:ayuan0625
  • 編集回数:22次
  • 最終更新:FRInternational 于 2021-12-22
  • 一.概要

    1.応用シーン

    書き込み一時保存は、書き込んだ内容を保存し、退出後またはページ更新後、再度アクセスした際に、それまでに記入したデータを表示させることを可能にする機能です。

    次の図に示すように、ページが更新された後も、前に入力されたデータが保持されています。

     

    2.機能の働き方

    · 手動一時保存と自動一時保存という2つの方法が含まれています。

    · 一時保存データはポータル用のデータベースに保存されます。クリア機能の利用後、或いは書き込んだ後、一時保存データは削除されます。

    · ログインしているユーザーによって一時保存データを保存します。

    · 画像及びファイルウイジェット経由でアップロードされたファイルの一時保存はサポートされていません。モバイル端末は本機能をサポートしていません。チャート付きのテンプレートの一時保存はサポートされていません。

    · 異なるクエリパラメータによるページデータの一時保存をサポートしていません。


    二.一時保存方式

    1.手動一時保存

    手動一時保存とは、書き込みツールバーに一時保存ボタンを追加し、そのボタンをクリックすると記入済みのページデータが保存されるということです。

    ボタンの追加方法:デザイナのメニューバーでテンプレート-テンプレート Web 属性をクリックし、開かれた編集画面で書き込み画面設定-テンプレート個別設定を選択し、一時保存ボタンを選択して上部ツールバーに追加すれば設定完了です。

     

     

    書き込みプレビューすると、手動一時保存の関連操作は下図のように表示されます。

     

    2.自動一時保存

    自動一時保存とは、ユーザがページにデータを記入すると、システムが直ちにそのデータを保存することを指します。

    設定方法:デザイナのメニューバーでテンプレート-テンプレートWeb属性をクリックし、開かれた編集画面で書き込み画面設定-テンプレート個別設定を選択し、自動一時保存を選択すれば設定完了です。

     

    書き込みプレビューすると、自動一時保存の効果は次の図のようになります。

     

    三.一時保存を表示

    一時保存データは、FineDB データベースPUBLIC.FINE_WRITE_STASHテーブルに保存されます。

    1.新しいデータ接続の作成

    下図のように、デザイナのメニューバーでサーバー-データ接続定義をクリックし、JDBCデータ接続を新規作成します。

     

    接続の設定は次の表のとおりです。

    属性

    データベース

    others

    ドライバ

    com.fr.third.org.hsqldb.jdbcDriver

    URL

    jdbc:hsqldb:file://${ENV_HOME}/embed/finedb/db

    ユーザー名

    sa

    パスワード

    パスワード不要

    注:表内のURLはWindows/Linux/Macで共通です。

    2.一時保存データを表示

    クエリデータセットを新規作成し、データベースはFineDBを選択し、SQL文は次のとおりです。SELECT * FROM PUBLIC.FINE_WRITE_STASH

     

    下図のように、PUBLIC.FINE_WRITE_STASHテーブルにあるすべてのデータは一時保存データです。

     

    このテーブルのフィールドに関する説明は下記の表のように示します。

    フィールド

    説明

    ID

    主キー

    DATA

    一時保存のデータ、CSV形式での保存、セル+コンテンツ

    REPORTPATH

    帳票パス(プラットフォームパスではなく、物理パスです)

    USERNAME

    ユーザー名

     

    四.一時保存を全部クリア

    書き込みのツールバーにクリアボタンを追加します。追加後、そのボタンをクリックすることで一時保存のデータを手動で全部クリアすることができます。

    同ボタンの追加方法:デザイナのメニューバーでテンプレート-テンプレート Web 属性をクリックし、開かれた編集画面で書き込み画面設定-テンプレート個別設定を選択し、クリアボタンを選択して上部ツールバーに追加すれば設定完了です。

     

    書き込みプレビューすると、手動でのクリア操作は下図のように表示されます。

     

     

    五.注意事項

    1.一時保存権限に関する質問

    問題説明

    プラットフォームで模板认证が起動されていない場合、ユーザーはログインせずにURLを入力するだけで書き込みテンプレートに直接アクセスできます。この場合、データを一時保存すると、データベーステーブルPUBLIC.FINE_WRITE_STASHのusernameフィールドが空となります。次の図に示すように、異なるユーザーによって一時保存されたデータは、相互に共有・表示されます。

    解決策

    上述の問題を回避するため、管理ポータルでテンプレート管理を有効にし、テンプレートの表示・操作はログインしてから可能になるということを強制する必要があります。テンプレート管理を有効にする方法は、模板认证をご参照ください。

    2.一時保存無効問題

    問題説明

    書き込みテンプレートの一列目が空白列であり、かつ展開しないと設定されている場合、書き込みの一時保存は無効になります。

    解決策

    1.方法1:空白列を削除します。

    2.方法2:空白列にセル展開を設定します。

     


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