一.概要
1. 応用シーン
帳票を作成する前に、FineReportでデータベースへの接続を確立し、FineReportがデータベースのデータを取得できるようにする必要があります。
2. 機能概要
FineReportには2つのデータ接続方法があります。
l FineReportポータルでデータ接続を確立します。「サーバ> FineReportポータル」を選択し、FineReportポータルを開き、データ接続を確立します。
注1:デザイナではなく、FineReportポータルで新しいデータ接続を作成することが推奨されます。
注2:FineReport は、JDBC、JNDI、SAP、XMLA、FineBIの5つの方法でデータベースに接続できます。データ接続はプロジェクトに保存され、ユーザーがデータベースにアクセスする必要がある操作を実行すrとアクティブになります。
注3:XMLA と FineBIは多次元データベースに接続されており、そのうちFineBIはFineRuanの別のBI製品に接続されたデータベースです。
l デザイナで接続を確立します。
二.JDBC接続とJNDI接続の比較
JDBC接続データベース | JNDI接続データベース | |
---|---|---|
定義 | JDBC(JavaDataBaseConnectivity)は、SQL文を実行するためのJavaAPIで、複数の関係データベースへの統合アクセスを提供する。 | JNDI(JavaNamingandDirectoryInterface)はアプリケーション設計のAPIであり、開発者に様々な命名とディレクトリサービスを検索およびアクセスするための汎用的で統一されたインタフェースを提供する。JDBCのように、抽象層に構築されている。 |
接続方法の違い | JDBCは物理データベースに直接接続し、データベースに接続するのは速いが、プログラムで使用すると複雑になる。接続するたびに一定のコードが必要で、データベースとの接続は手動で閉じる必要がある。 | JNDIを使用してあるデータソースを接続し、このデータソースに接続するデータべースは全てアプリケーションサーバー側で定義された。 |
メリット | 帳票サーバが設定された後、データベースの関連パラメータが変更された場合、設定ファイルのJDBCパラメータを再修正すればいい。データソースの名前が変わらなければ、データ接続を修正する必要はない。 JDBCは帳票とデータベースの間の緊密な結合を回避し、プロジェクトとサーバの接続プールを共有し、接続速度が比較的に速いため、アプリケーションがより設定しやすく、配置しやすくなる。 | JNDIを使用すると、テータベースのパックエンド、ドライパ、URL、ユーザー名、接続プールなどの设定と管理をJ2EEコンテナに委ねることができる。その後、これらの设定と管理を参照することで利用できる。 |
三.FineReport に適するデータベース
JDBC 接続データーベース(公式) | Oracleデータベースへの接続を例に、JDBCでデータベースに接続する操作手順を紹介する | |
JNDI 接続データーベース(公式) | JNDIによってデータ接続を定義する | |
公式プラグイン | XMLA データ接続 | XMLAデータ接続によって多次元データベースへに接続する |
SAP データ接続 | FineReportはSAPデータ接続機能をプラグインにし、SAPデータ接続タイプを追加し、SAPデータセットタイプを追加する | |
SAP BW データ接続 | 新しいSAP BW多次元データセットはBW CubeとBW Queryを接続するためのもので、従来の多次元データセットから分離してプラグインを作成した | |
多次元データベースプラグイン | 多次元データセットに接続する | |
JSON データ接続 | プラグインでJSON形式のデータを帳票で使用できるデータテーブルに変換する | |
MongDB データ接続 | プラグインをインストールすることでMongoDBデータベースに接続できる | |
第三者プラグイン | Redis データ接続 | Redisキャッシュデータベースもプラグインで接続できる |
Elasticsearchデータセットプラグイン | ElasticSearchの検索結果をFineReportで表示する | |
InfluxDBデータセットプラグイン | InfluxDB データベースに接続する | |
新しいSSASプラグイン | SSAS データベースに接続する |