一.互換性编辑
1.11.0.6 及び以上のバージョンで、スーパー管理者はデータ移行の権限をサブ管理者に配分できます。
この機能は11.0.8バージョンでは使用できなくなっており、次のバージョンから復旧される予定です。
2.11.0.7 及び以上のバージョンで、FRM の新たな並列計算ロジックが古い FineReport 10.0 の遅延読み込み(Lazy Load)のロジックを取って代わっています。古い FineReport 10.0 で遅延読み込みが有効化している帳票は、手動で「並列計算」を有効化する必要があります。
二.概要编辑
1.FineReport
1. 最適化:データ接続 Kerberos 認証に ブラウザから keytab キーパスと krb5.conf ファイルをアップロードできるようになりました。従来の手順と比べ、誤入力の可能性が小さくなりました。
2. 最適化:帳票を編集している時、データ接続に権限がない場合、リマインドが表示されます。帳票を編集できない時の原因究明に役立ちます。
3. 最適化:データテーブル検索バーがパネルの上部に移動され、ユーザー体験がよりよくなります。
4. 最適化:関数の使用範囲が最適化されました。セルで階層座標関数を使用しており、チャートがセルを引用している際は、セルからデータを取得できるようになりました。
5. 最適化:プルダウンツリーウィジェットとビューツリーウィジェットを最適化しました。非同期ロードロジックが統一され、既定値の設定方法が最適化されました。
6. 最適化:デザイナ内のバージョンアップログの表示内容を最適化し、FineReport の新機能がより分かりやすくなりました。
7. 新機能:JS API に複数のダッシュボードのインターフェースが新規追加されました。例えばセルスタイルの変更、セルヒントの追加などが挙げられます。
8.新機能:起動ページ設定の機能が追加されました。デザイナを起動した後で入るディレクトリを設定でき、ディレクトリを切り替える時間コストを解消しました。
9.最適化:帳票管理パネルを最適化しました。テンプレート/フォルダを手軽に検索、移動、定位する機能が追加され、テンプレートファイルを管理する負担が軽減されます。
2.ポータル
1. 最適化:FineBI と FineReport との連携ツールが、FineDataLink との連携も新しくサポートできるようになりました。
2. 最適化:JAR ファイルのアップグレード後に新バージョンで組み込み機能となったプラグインは、互換性向上のためにヒントが表示されます。
3. 最適化:FineReport&FineBI が集成デプロイされているが登録期限が一致していない場合、管理者の誤解を招かないように、期限は分別して表示されます。
4.新機能:データポータルプラグインが追加され、ポータル看板で簡単にお気に入りの帳票、システムのメッセージ、帳票のオンライン・オフライン状態を確認できます。
5.最適化:再登録する時、自動で新旧のlicファイルの変化を確認します。再登録によって機能が使えなくなるリスクが軽減されます。
三.詳細编辑
1. 帳票
1.1.データ接続 Kerberos 認証最適化
Kerberos がデータ接続認証方式として選ばれている場合、接続テストせずに接続すると異常が発生してユーザ体験を悪化することがあります。
11.0.7 以前のバージョンで、ユーザは手動で Kerberos 認証関係の principal と keytab キーパスを入力しなければならないので、時に誤入力が起こります。
11.0.7 以降のバージョンで、ユーザは直接で keytab パスキーと krb5.conf ファイルをアップロードでき、手動で入力する必要がなくなり、異常が起こる可能性が低くなりました。
1.2.データ接続権限コントロール最適化
ユーザがデータ接続Aの使用権限を持っていないものの、データ接続Aを使用しているテンプレートBを開きました。テンプレートBの編集権限を持っている場合、テンプレートを開くとデータ接続編集のパネルですべてのデータを閲覧できます。
11.0.7 及び以上のバージョンでこの問題が解決されました。データ接続の編集パネルを開くと、このデータ接続の権限がない、管理者に連絡してくださいのエラーメッセージが表示されます。
1.3.データセット使用画面最適化
データテーブル検索バーの位置がウィンドウの上部に移動され、当該バーでデータテーブルを検索できるようになりました。下の画像の通りです。
1.4.階層座標関数のサポート範囲の拡大
階層座標関数ACCSUM、SUMIFS、COUNTIFSの使用範囲を最適化しました。
11.0.7 以前のバージョンで、セルに階層座標関数が使用されている場合、チャートはセルを引用しても数値を取得できません。
11.0.7 及び以上のバージョンで、セルに階層座標関数をしようしている時、チャートはセルの数値を取得できます。
1.5.プルダウンツリーウィジェット最適化
プルダウンツリーとビューツリーのウィジェットを最適化しました。
1.書き込みウィジェット非同期ロードがツリーノードを展開(非同期)へと名前を変えました。既定値を設定した後、非同期ロードのロジックが統一されます。
2.「戻り値タイプ」の設定項目を追加しました。
3.既定値の設定方法を最適化し、全パスを入力しなくても既定値を設定できます。
1.6.バージョンアップログの表示内容の最適化
FineReport の更新情報を分かりやすくするため、デザイナの更新ログの表示内容を最適化しました。
1.最新jarバージョンの右にボタンが追加され、クリックすると更新履歴を確認できます。
2.パネルの下にバージョン番号が追加されました。
3.バージョンアップのボタンの位置を調整しました。新しいバージョンが見つからなかった場合はバージョンアップボタンを表示しません。
1.7.JS API 新ダッシュボードインターフェース
JS API に新しくダッシュボードの実用なインターフェースを追加しました。帳票ブロックのセルスタイルの変更、帳票ブロックのセルのヒントなどは、dom ではなく JS インターフェースでより簡単に設定できます。
1.8.デザイナ起動ページ最適化
応用シーン:デザイナを起動すると、自動的に前回で開いたディレクトリとテンプレートが開かれます。だが、新しいディレクトリとテンプレートに切り替えるには時間が掛かります。
新機能:起動ページでは、前回のディレクトリに入るか、新しいディレクトリに入るか、カスタムで選択できます。
1.9.帳票管理パネルの最適化
1.テンプレート検索機能の追加
応用シーン:FineReport システムに様々なテンプレートが保存されており、フォルダ階層も複雑な場合、使いたいテンプレートを探すには手間がかかります。
新機能:帳票管理パネルでテンプレート検索機能を追加し、テンプレート/フォルダ名で検索できます。
2.テンプレート移動機能
応用シーン:テンプレートを開発する際は、よくサーバーのテンプレートフォルダを調整しますが、サーバーにログインして調整するには手間がかかります。
新機能:帳票の管理パネルでテンプレート/フォルダの目次階層を調整できます。テンプレートとフォルダを右クリックで選択して移動できます。
3.快速定位機能
応用シーン:開いたテンプレートの位置を探す場合、目次階層順でフォルダを開かなければなりません。
新機能:ディレクトリツリーにおけるファイルの位置を探す機能を追加しました。
4.テンプレートリネームの最適化
旧バージョン:リネームした後、自動で目次ツリーの再読み込みが行われます。リネームが成功したか確認できず、もう一度フォルダを開くには手間が掛かります。
新バージョン:リネームした後、自動で目次ツリーの再読み込みが行われるが、開いたフォルダは閉じられません。
5.フォルダを新規作成/リネームする時のヒントの最適化
旧バージョン:フォルダを新規作成/リネームする際、/:*?"<>|などの記号が含まれている場合、自動で空白になります。ヒントがないため、なぜフォルダ名が空白になったか分かりません。
新バージョン:フォルダを新規作成/リネームする際に特殊文字が含まれている場合、「現在名称は/:*?"<>|などを入力不可」のエラーメッセージが表示されます。
6.新規フォルダロジック最適化
旧バージョン:フォルダを選択して新規フォルダを作成すると、同階層でフォルダが作成されます。新バージョン:フォルダを選択して新規フォルダを作成すると、選択されたのフォルダ中にフォルダを作成します。
2.ポータル
2.1.連携ツール
FineBI、FineReport、FineDataLink を分けてデプロイする場合、違った入口からポータルにログインする必要があります。
連携ツールを設定することで、FineReport、FineBI、FineDataLinkの連携が可能になります。
2.2.プラグインが組み込み機能になった際のメッセージ
新バージョンで組み込み機能となったプラグインは、JAR ファイルをアップグレードした後、ヒントメッセージが表示されます。
古いプロジェクトで実装しているプラグインAが組み込み機能になった場合、JAR ファイルをアップグレードした後にヒントメッセージを表示します。
すでに組み込み機能となっているプラグインを手動でインストールする前に、ヒントメッセージを表示します。
2.3.登録期限表示ロジックの最適化
FineReport&FineBI の集成デプロイでは、FineReport と FineBI の登録期限が違う場合、次の画像のように分別して表示します。
2.4.データポータル
データポータルとは、データ検索のための統一クエリ入り口のことです。
ポータル看板で簡単にお気に入りの帳票、システムのメッセージ、帳票のオンライン・オフライン状態などを確認できます。
データポータルを活用することで、データを探す効率が上がり、管理者と使用者との連絡コストが軽減されます。
データポータルプラグインは、主に以下の4つの問題を解決できます。
問題 | 説明 |
---|---|
ポータルの通知メッセージがどこにあるか分からない | システムにおける帳票のオンライン、オフライン、変更などは、メールなどで伝達すると効率が低い 通知が様々な画面に散在しており、古い情報を見つかることが難しい |
帳票を探すのに時間がかかる | 多数の帳票が目次、お気に入り、シェアなどに散在しているため、あまり使わない帳票を探すには時間と手間が掛かる 帳票の目次階層が深く、よく使う帳票に入るのに時間と手間が掛かる |
データアプリのサイロ化 | 中核的データ指標が散在しているため、様々なディレクトリから複数の帳票を開かなければならない 業務システムの複雑化が進み、システムごとにデータを収集するのは効率が悪い |
カスタム開発が難しい | 帳票をメインページに設定すれば、データポータルに要求されるスタイルと機能を実現するのが難しい プログラムコードで開発のは敷居が高く時間が掛かる |
2.5.再登録の最適化
応用シーン:有効期限が短いプロジェクトLicファイルを使用している場合、頻繁に再登録しなければなりません。重要な機能が欠けているLicファイルでは、完成された帳票が使用できなくなります。
最適化:再登録する時、新しいlicファイルと古いのと比較します。変動がある場合はヒントメッセージを表示します。