リモート設計

  • 作成者:ayuan0625
  • 編集回数:44次
  • 最終更新:FRInternational 于 2021-12-03
  • 一.概要

    1. 一般では、FineReport帳票プロジェクトはリモートサーバーにディプロイしています。プロジェクト内の帳票やダウンロードを編集したい場合は、リモートサーバーの作業ディクトリーのもとで行う必要があります。

    2. 編集が完成した後、帳票やダウンロードの変更は直接にリモートサーバーの作業ディクトリーに保存され、リモートサーバーのFineReport帳票プロジェクトに有効です。

    3. リモート設計は三つの部分に分けられています。

      • 第一に、帳票プロジェクト管理員は予めリモート設計権限を設定しておきます。

      • 第二に、一般ユーザーはローカルデザイナーでリモートサーバーの作業ディクトリーに接続します。

      • 第三に、一般ユーザーはそれぞれの権限のあるテンプレートを編集します。

    4. リモート設計は階層権限をサポートできません。ローカルデザイナー及びプラグインのJARファイルはリモートサーバーのJARファイルとの一致性を保つ必要があります。

    20180621103320_6617.png


    二.リモート設計設定

    1.管理員アカウントでリモートサーバーに接続

    1.ローカルFineReportデザイナーで、[ファイル]-[作業ディレクトリ切り替え]-[その他]をクリックします。

    2.bUw0DnFWTbkBnIIc__thumbnail.pngをクリックして[リモートサーバ]接続を追加します。

    3.下図のように、作業ディレクトリ設定パネルにリモートサーバの情報を入力します。ホスト名/IP、ポート、Webアプリケーション、Servletといった情報を入力すれば、自動的にホストの位置が生成されます。逆にホスト位置を入力すれば、上記の情報が生成されます。

    例:localhost:8080/webroot/decision

    4.リモートサーバの情報の入力が完成した後、リモートサーバのFineReportポータルにログインする場合と同じように、ユーザIDとパスワードを入力します。

    image2021-6-16 9_43_59.png

    5.[接続テスト]をクリックします。以下のヒント画面が表示されると、リモートサーバ接続設定が完成です。

    image2021-6-15 9_38_27.png

    6.リモートサーバ接続設定が完成した後、デザイナーウインドウの左上にリモートサーバポータルの管理員アカウント及び「リモート環境」が表示されます。

    image2021-6-15 10_8_6.png

    7.管理員アカウントでリモートサーバーに接続した後、[サーバ]-[リモート設計権限管理]で一般ユーザにリモート設計権限を付与することができます。

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    2.一般ユーザアカウントでリモートサーバーに接続

    注意:一般ユーザアカウントでリモートサーバーに接続するには、管理員が一度リモートサーバーにアクセスして、リモート権限を付与する必要があります。権限を付与しなかった場合:以下のようなヒントが表示されます。

    リモート設計の権限を持っていない、管理者に連絡してください。

    1.ローカルFineReportデザイナーで、[ファイル]-[作業ディレクトリ切り替え]-[その他]をクリックします。

    2.リモートサーバを選択します。

    3.ユーザIDとパスワードを入力します。

    image2021-6-16 10_9_6.png

    4.[接続テスト]をクリックします。以下のヒント画面が表示されると、リモートサーバ接続設定が完成です。

    image2021-6-16 9_37_28.png

    5.同じように、リモートサーバ接続設定が完成した後、デザイナーウインドウの左上にリモートサーバーの一般ユーザのアカウント及び「リモート環境」が表示されます。

    image2021-6-16 10_39_36.png

    三.リモート設計‐テンプレート権限管理

    1.概要

    1.リモート設計テンプレート権限とは、リモートデザインを行う際に、異なったユーザが異なったテンプレート及びテンプレートが所属するフォルダーに対して、追加、編集、削除、名前変更といった権限このことを指します。

    2.サブフォルダー作成、フォルダー/テンプレート名前の変更、フォルダー/テンプレート削除といった操作は権限のあるフォルダーの中で行うのみです。テンプレートを新規作成したい場合は権限のある非ルートディレクトリにのみ保存できます。

    3.複数のユーザーが同時に同じフォルダー権限を持っている場合、データの一貫性を維持するために、同時アクセス制限がかけられています。実例:ユーザーAとユーザーBが同時にリモートサーバのディレクトリに接続しています。Aがテンプレート実例.cptを削除しました。この時、Bの作業ディレクトリは変化しません。Bが実例.cptをオープンする場合は、「実例.cptが削除されました、オープンできません。」とヒントします。

    4.現在、「ユーザ」と「役割」の2つの次元から、一般ユーザのリモート設計のテンプレート権限を設定できるのはスーパー管理者のみです。

    image2021-6-16 11_11_7.png

    2.操作手順

    2.1.管理員アカウントでリモートサーバに接続

    1.ローカルFineReportデザイナーで、[ファイル]-[作業ディレクトリ切り替え]-[その他]をクリックします。

    2.image2021-6-16 11_12_8.pngをクリックして[リモートサーバ]接続を追加します。

    3.下図のように、作業ディレクトリ設定パネルにリモートサーバの情報を入力します。ホスト名/IP、ポート、Webアプリケーション、Servletといった情報を入力すれば、自動的にホストの位置が生成されます。逆にホスト位置を入力すれば、上記の情報が生成されます。

    例:localhost:8080/webroot/decision

    4.リモートサーバの情報の入力が完成した後、リモートサーバのFineReportポータルにログインする場合と同じように、ユーザIDとパスワードを入力します。

    image2021-6-16 11_12_28.png

    2.2.ユーザテンプレート権限を設定

    1.[サーバ]‐[リモート設計権限管理]をクリックして、リモート設計権限管理パネルが表示されます。

    2.[ユーザー]タグをクリックしま。image2021-6-21 9_25_29.pngをクリックして、リモート設計ユーザーを追加します。

    3.下図のように、追加したいユーザの前にチェックを入れ、[確定]をクリックします。

    4.検索ボックスにユーザ名を入力し、ポータルユーザを検索できます。

    image2021-6-21 9_40_44.png

    5.リモート設計権限管理パネルでは、各ユーザーがアクセスできるテンプレートを設定できます。

    image2021-6-21 9_54_24.png

    6.アカウント「demo」でログインし、リモート作業ディレクトリにアクセスすると、アクセスできるテンプレートは許可付与済みのテンプレートのみです。

    image2021-6-21 9_52_8.png

    2.3.ユーザテンプレート権限を設定

    1.部署権限だけ設定すると、一般のリモート設計権限管理のニーズに満足できず、ユーザに不便なので、リモート設定では、役割権限の概念が導入されています。 ポータル管理員は特定の役割にリモート設定権限を付与できます。

    2.ポータル管理員のアカウントで管理ポータルにログインし、役割権限を確認します。詳細な内容は役割を参照してください。ここでは詳しく紹介しません。

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    3.デザイナで[サーバ]‐[リモート設計権限管理]をクリックして、リモート設計権限管理パネルが表示されます。[役割]タグをクリックします。役割「demo」にテンプレートリモート設定の権限を付与します。

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    4.役割「demo」のアカウントでログインし、リモート作業ディレクトリにアクセスすると、アクセスできるテンプレートは許可付与済みのテンプレートのみです。

    image2021-6-21 10_18_24.png

    四.リモート設計データ接続権限管理

    1.概要

    1.リモートデータ接続権限は、リモート設計の時、異なったユーザがFineReportプロジェクト内の各データ接続に異なった権限を持つということを意味します。

    2.一般ユーザーがリモートでテンプレートを設計し、データ接続に関係する操作を行う時、自分が持つ権限内で行うしかできません。例えば、データベースクエリ、ストアドプロシージャ、データ辞書など。

    注意:プログラムデータセット、ファイルデータセット、ビルトインデータセット、サーバデータセットはリモート設計データ接続管理をサポートできません。すべてのポータルユーザがプレビュー、使用、アクセスできます。

    2.操作手順

    2.1.データ接続制御を有効にする

    1.ポータル管理員のアカウントでポータルにログインします。

    2.[システム]‐[権限管理]‐[グローバル設定]‐[データ接続制御]を有効にします。

    image2021-6-21 10_44_10.png

    2.2.データ接続権限を付与

    1.データ接続制御を有効にした後、[権限管理]‐[データ接続]‐[グローバル設定]で、役割「demo」にFRDemoJPの使用権限を付与します。

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    2.ユーザがデータ接続を編集したい場合、ポータル管理員が[システム]‐[権限管理]‐[グローバル設定]で、設定済みのデータ接続の編集をユーザに付与します。

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    2.3.データ接続権限を確認

    1.役割「demo」のアカウントでログインし、リモート作業ディレクトリにアクセスします。

    2.下図のように、demoにはFRDemoJPの使用権しか持っていません。

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    3.管理員の場合、FRDemo、FRDemoJP両方の使用権を持っています。

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    五.リモートサーバテンプレートをエクスポート

    1.応用シチュエーション

    外部からのアクセスが禁止された場合、外部開発者がリモートサーバに直接アクセスできません。テンプレートを開発、分析する場合は、ビルドインデータの形式でテンプレートをエクスポートできます。

    2.操作手順

    [ファイル]‐[エクスポート]‐[テンプレート(ビルドインデータ)]をクリックして、テンプレートをエクスポートします。

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