キャッシュ管理

  • 作成者:ayuan0625
  • 編集回数:10次
  • 最終更新:ayuan0625 于 2021-09-22
  • 一.概要

    1. キャッシュを設定すると、一部データがあらかじめダウンロード・保存されます。毎回データベースとプラットフォームからデータを伝送する必要がなくなるので、アクセスも速くなります。

    2.  FineReportキャッシュ設定では、データセットのキャッシュ管理とテンプレートキャッシュを設定でき、様々なニーズをサポートできます。

    二.データセットキャッシュ

    1.データセットキャッシュ紹介

    1.大容量の帳票は、毎回のデータセット読み込みにデータセットからデータを読み込まなければなりません。帳票サーバ・データベースサーバ両方に負担がかかります。

    2.データセットキャッシュを設定することで、FineReportがデータセットクエリーの結果をあらかじめキャッシュすることで、二回目からは直接的にキャッシュを読み込みます。こうして、利用の効率を高めることができます。

    3.データセットのキャッシュには、RAMでのキャッシュとディスクでのキャッシュと、二種類の方法があります。キャッシュの保存先によって、様々な違いがあります。

    2.RAMでのキャッシュ

    1.データセットクエリーを追加し、既定データセットFRDemoを使います。データセットクエリーのウィンドウの右上にある[共有データセット]をオンにして、[すべてのレコードはメモリーに保存される]を選びます。

    2.設定後の効果:クエリーを実行すると、すべてのデータがRAMにキャッシュされます。二回目からのクエリーはメモリーからデータが読み込まれます。

    3.適用シーン:メモリーの容量はそれほど大きくはないが速度が速いので、データ量が小さく使用頻度が高いテーブルに適しています。

    3.ディスクでのキャッシュ

    1.データセットクエリーを追加し、既定データセットFRDemoを使います。データセットクエリーのウィンドウの右上にある[共有データセット]をオンにして、[ディスクキャッシュ保存条件:記録数]を選びます。

    2.記録数を設定する:既定では0となっています。つまりすべてのデータがディスクに保存されます。1000と設定すると、1000行以内のデータは保存されないが、1000行を超えた部分のデータはディスクに保存されます。

    3.ディスクに保存する設定している時、キャッシュファイルはサーバのディスクに保存されます。既定ではC:\Users\ユーザ名\.FineReport100\cache(Windowsの場合)となっています。

    4.効果:大きいテーブルはディスクに保存され、メモリ不足を避けることができます。適用シーン:データ量が大きい帳票を処理する時。データ量が数万に上る時、メモリでのキャッシュと共に利用することで、効率が高くなります。

    4.データセットをシェア

    1.共有データセット最大個数:キャッシュコンテナで保存できるデータセットの個数。データセットの数が設定値を上回った場合、以下の規則でどれを保留するか自動で判断します。

    2.キャッシュ設定

    • LRU:長く使われていないキャッシュを削除する

    • LFU:使用回数が少ないキャッシュを削除する

    • FIFO:最初に保存されたキャッシュを削除する

    3.最大アイドル時間:最大アイドル時間を超えても使われていないキャッシュを削除する。

    4.最大ライフ時間:最大ライフ時間を超えると、キャッシュを削除する。

    三.テンプレートキャッシュ

    1.テンプレートキャッシュ属性設定

    1.いつでも再読み込み:.cpt又は.frmファイルをメモリにキャッシュするか、という意味です。

    2.既定ではオンにしており、毎回ディスクから再読み込みします。オフにすると、ディスクにおけるファイルが変わらない限り、メモリから読み込みます。


    Attachment List


    Theme: FineReport 管理ポータル
    既に最初
    既に最後
    • Helpful
    • Not helpful
    • Only read